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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2006年3月9日(木) Don't take your time
 「東京(仮)」のこのエントリ読んで記憶をたぐっていた。
 
 ピクシーズをリアルタイムでおしゃれ音楽として聴いてた人はいないと思う。だって4ADだよ4AD。ゴスかと思って聴いてた人はいたかもしれないけど。
 だいたいインディポップ自体に明るくさわやかなイメージはなかった。もっとアンダーグラウンドな臭いがしてた。
  なんつーか「チープなエゴ垂れ流しの音楽がほとんど」「人を楽しませるより自分が楽しいだけ」みたいな偏見を持ってたな、僕は。で、いまだにその先入観から抜け出せなかったりする。
 
  「カート・ベッチャーやロジャー・ニコルズであるにしろ、それが小西たちの世代が古レコードの海からサルベージしてきたものだという事実は否定しようがない」 ってのもなあ……なんでそんなに簡単に断定できるのかよくわかんない。

 とりあえず自分のサイトでは、極小な私的経験と思いこみだけを元にした勝手な歴史観(らしきもの)を書き散らかすのだけはやめようと思った。もともとそんな器じゃありませんが。

        
◆ビートルズ・ファン必須の観光スポット、リヴァプールの公式ガイド地図から消滅!?(UK Today)
 「他の地図で見られるからいいじゃないですか」って言い訳が素敵。

◆「ミック・ジャガーかスティーヴン・タイラーか」ゲーム(ネタ元:子供騙しの猿仕事日記)
 今日も続くよストーンズネタ。唇のアップで二人を見分けるというこのゲーム、やってみたら結果は「Dumb Genius」でした。バカにされてんな…。

◆Brian Enoの次なる提案(HMV Japan)
 「ランダムに変化する映像のバックで流れるアンビエントなサウンドも、幾つかの音のレイヤーを生成的に配合。これにより同じサウンドが2度流れることはありません」
  ちょっと興味ある。

◆P2Pを使わないオンライン音楽交換サービス(ITmedia News)

 what's my scene?経由。
 「ユーザー同士が手持ちのCDを1ドルで交換できる新サービス」だって。雑誌の「売ります買います」コーナーみたいなもんですか。

◆CBS60'sサーフィン&ホット・ロッド・シリーズ紙ジャケ第一弾!(HIGH HOPES管理人のひとりごと)
 ブルース&テリーはむりやり紙ジャケ化。

◆「スマイル」DVDが「Music DVD Award」で1位に(Billboard.com)
 その他の受賞はトーキング・ヘッズ「Brick」(ベストデュアルディスク)、ポール・マッカートニー「In Red Square」(ベストTVコンサート)、ボブ・ディラン「No Direction Home」(ベスト音楽ドキュメンタリー)。デュアルディスクの賞なんてのがあるのか。

 2006年3月8日(水) Let's see action
 掲示板で教えてもらったんだけど、ピート・タウンゼントの公式サイトで今回リリースされた紙ジャケCDが紹介されてるんすね。しかも紹介だけでなくeelpie.comで販売もされてます
 紹介文によると今回新規リマスターされたのは最初の3枚のみらしい。えー!「チャイニーズ・アイズ」にもRemastered by Jon Astleyってクレジットが書いてあったんだけどな…。

 
◆SOFT MACHINE伝説の"ビート・クラブ"の映像が遂にDVD化! 当社特典付!! (ディスクユニオン)
 紙ジャケがおまけにつく、と。

◆ムーンライダーズ、新宿LOFT30周年イベントに出演!(リッスンジャパン)
 シネマとポータブルロック再結成かよ、すげー、と思ったら、1ヶ月前に告知されてた。とっくに。

◆ロッド・スチュワート、ショウのキャンセルで3億円 (BARKS)
 まあ前払いで2億3千万円受け取ったのに返してないらしいから。

◆レコード・コレクターズ増刊 ザ・ロ−リング・スト−ンズCDガイド 2006(ディスクユニオン)
 今日もストーンズネタ、ありました。2003年に発売されたものの増補版。

◆ピンク・レディー豪華BOXセット詳細決定!(OngakuDB.com)
 「詳細決定!」っていいながら記事のなかみ見ると「*急遽発売延期・未定になりました。ご了承ください」って書いてあるんだよね……わけわかんね。

◆アイヴァー・カトラー死去(Glasgow Evening Times)
 83歳。カトラーで思い出すのはやっぱロバート・ワイアット「ロック・ボトム」への参加ですか。あ、映画「マジカル・ミステリー・ツアー」にも出てたんだっけ。R .I .P.

 2006年3月7日(火) Everybody knows this is nowhere
 きのう紹介したナタリー・ポートマンのギャングスタ・ラップ、あっという間に削除されてしまったそうで。ラプターさんお怒りです。nastygramっていうのかこういうの。

 
◆M・スウィートとS・ホフスのデビュー作、全曲試聴が開始(CDJournal.com)
 あーマシュースウィートだなー、あースザンナホフスだなーって感じ。ちょっと想定の範囲内すぎるかな?

◆映画「ストーンド」のトリビュートCD発売(OngakuDB.com)
 ストーンズネタ、尽きませんね。

◆ザ・ピーナッツ@エド・サリヴァン・ショー動画(GyaO)
 幻の洋楽研究会TOP四拾経由。僕のPC環境ではうまく見れないす。うう。

◆ソニック・ユースの新作は70年代ぽい?(RollingStone.com)
 ブルー・オイスター・カルトみたいだとかサーストンは言ってますけどほんとでしょうか。あとTVドラマ「フレンズ」の主題歌みたいな曲もあるとか。ちなみにアルバムタイトルはまだ決まっていないようです。

◆ニュー・オーダー、ワールド・カップを征す(BBC NEWS)
 「World In Motion」がベスト・ワールドカップ・ソングに選ばれたそうです。あれそんなにいい曲かなあ。

◆ザ・フーがヘッドライナーをつとめるロックフェスのチケット、完売(NME.COM)
 アイルランドで7月に開催されるロックフェスのチケットが発売12時間で売り切れたとのニュース。フェスは二日間開催されて、一日目のトリがザ・フーで二日目がレッチリ。そのほかストロークスやらアークティック・モンキーズやらJBやらカイザー・チーフスやらフランツやらウェラー親父とかが出るらしい。見たいわなこれは。

 2006年3月6日(月) Move over
 松浦亜弥が歌う「ジャニスの祈り」、かっこええね。フルで聴いてみたい。

  
◆ビートルズ「The Capitol Albums VOL.2 」リリース(HMV Japan)
 紙ジャケ掲示板3で知った。発売日は4/11だって。げげげ。ほんとですか。amazonにも情報出てますね。てことは本気と思っていいんだろうな。しかしあいかわらずアップルはぎりぎりまで情報流さんなー。
 
◆ロック名盤32選(按図索駿)
 「小心者の杖日記」経由。「おいでよどうぶつの森」のお絵かき機能を使って32×32ドットで描くロック名盤。
 ひとめでなんのアルバムかわかっちゃうのが素晴らしい。感服いたしました。

◆ナタリー・ポートマンのブチ切れギャングスタラップ!(海外ボツ!NEWS)
 ついつい笑ってしまった。ピー音出まくりで、それをまたギャグにしてしまうのはさすがサタデイ・ナイト・ライヴ。

◆コートニー・ラヴ、2ndソロはボブ・ディラン!?(BARKS)
 ディランのカヴァーアルバム出すのかよ!って早とちりしてしまったがな。ちっ。

◆あのアーティスト/バンド名、何て読むの?(CDJournal.com)
 「口口口」(※クチロロって読むらしい)って名前をWeb上で見るたびに、文字化けしてるんだと思ってたよ、マジで。

◆ビル・ワイマン曰く「ジャンピン・ジャック・フラッシュは俺が書いた曲」(UNDERCOVER)
「今じゃミックとキースは認めようともしないけどさ、昔キースはこういってたんだ。『”ジャンピン・ジャック・フラッシュ”はビルの曲だよ」って。俺が作曲クレジットしてもらうべき曲はたくさんあるんだ。その最大のものが”ジャンピン・ジャック・フラッシュ”なんだ。」 (大意) 
 いまさらそんなこと言っても、ジジイの繰り言としか思ってもらえないっすよ…。

◆ベックがニック・ドレイクをカヴァー(NME.COM)
 ジェフ・ベックじゃありませんので念のため。

 2006年3月5日(日) Pure & easy
  
 2月にザ・フーのオリジナル・メンバー4人のうち3人のソロアルバムが紙ジャケ化されました。
 一気に出すなよちくしょー、と泣きながら購入。しかしピート・タウンゼント作品は11タイトルも出たのでさすがに全買いはできず、特に好きなアルバム4枚をとりあえず入手しました。いずれ全部買うつもりではありますが。
 ザ・フーのアルバムはともかく、ピートのソロアルバムまで追っている人はそれほど多くないと思うので、僕の買った4タイトルを簡単に紹介しておきます。

 「フー・ケイム・ファースト」は1972年リリースの初ソロアルバム。かつて日本でリリースされたときには「現人神」というすごいタイトルがついていました。
 初ソロとはいいつつも、中味はピートが師事していたミハー・ババ導師のためのチャリティアルバムに収録された4曲を中心に、幻のプロジェクト「ライフハウス」用に書かれた曲のデモ・ヴァージョンなどで構成されている変則的な作品集です。そういう意味ではザ・フー作品を補完するものでもあるので、ザ・フーしか聴いていない人にもとっつきやすいアルバムといえるかもしれません。
 ただし、演奏自体にはピート作品が本来持っている内省的な部分がレアに現れているので、とまどってしまう人もいるかも。

 「ラフ・ミックス」(1977)はスモール・フェイシズ(&フェイシズ)のメンバーだったロニー・レインとの双頭アルバム。
 二人がそれぞれの作品を持ち寄り、ゲストを迎えて一緒に演奏するというかたちで制作されています。ゲストはチャーリー・ワッツ、エリック・クラプトン、メル・コリンズ、ボズ・バレル、イアン・スチュアート、そしてジョン・エントウィッスルと豪華。でも音楽自体は気負いのない淡々としたものです。ピートとロニー、二人の曲の持つ色合いはもともとかなり違うのでアルバムとしての整合性には欠けるところもあるのですが、空気感と楽曲の良さでつい何度も聴き返したくなる作品集です。小さなカード(煙草かなんかのおまけ?)を並べたジャケット・デザインも良いなあ。

 「エンプティ・グラス」は1980年リリース。初の本格的なソロ・アルバムといっていいでしょう。クリス・トーマスをプロデューサーに迎え、非常に気合いの入った作品になっています。全米アルバム・チャート5位(全英では11位)、しかもシングルカットされた「レット・マイ・ラヴ・オープン・ザ・ドア」もシングル・チャートのトップ10に入り、商業的にも成功したアルバムです。
 僕がピートのソロをリアルタイムで聴いたのはこのアルバムが最初だったのですが、ほんとに繰り返し繰り返し聴いたので、もうすでに自分の血肉になってしまっています。今でもいちばん好きなアルバムですね。彼自身が持つ内省的な部分とポップな部分のバランスがうまくとれているところが優れていると思います。
 
 「チャイニーズ・アイズ」(1982)も好きなアルバム。前作よりも内省度は高くなっていますが、「ストップ・ハーティング・ピープル」や「ザ・シー・リフュージズ・ノー・リヴァー」「退屈なカリフォルニア」など楽曲は粒ぞろい。ここにはザ・フーとはまた違った「自分自身の音楽」を完成させたピートがいます。
 ただ、当時は新鮮に聞こえたエレクトロ・アレンジは今の耳には少し古くさく聞こえてしまうかも。
 それはそうと「優れたカウボーイはみな中国人の目を持っている」というアルバムタイトルはどういう意味なんでしょう。いまだによくわかりません。

 今回の再発、紙ジャケとしての出来もなかなかです。ジャケの質感や内袋&付属ポスターの再現も見事ですし、ジョン・アストリーによるリマスターもナチュラルでいい感じでした。買って損はしませんよ。

 2006年3月3日(金) Around and Around
 ジャック・ワイルド死す「小さな恋のメロディ」で、マーク・レスターの親友トムを演じて強い印象を残した人。R .I .P.

  
◆ローリング・ストーンズ紙ジャケ・コレクション詳細
 やっとオフィシャルサイトに詳細情報が。A式、E式、コーティングの有無、と細かいところにこだわってますね。

◆カート・コバーンの死を検証するドキュメントDVD(BARKS)
 もうすぐまた4月がやってくる。そしてカートは再び商売のネタにされる。

◆ロバート・フリップ紙ジャケット発売延期のお知らせ (ディスクユニオン
 発売無期延期だってよ……ちっ。
 ※(3/10追記)CDJournal.comの情報によれば、発売日が4/21に再設定されたようです。

◆BEAT CRUSADERSのヒダカ&カトウの新バンド、GALLOWがファースト・アルバム『PARKEST!』発表
  (bounce.com)

 〈パンクやハードコアを通過した“21世紀の歌モノ”〉。ちょっと楽しみ。

◆矢野顕子、『はじめてのやのあきこ』(HMV Japan)
 セルフ・カヴァー・アルバム。ゲストが井上陽水、忌野清志郎、上原ひろみ、小田和正、槙原敬之、YUKI、岸田繁。振れ幅の大きいメンツ。

◆モンティ・パイソン・レアリティーズ(HMV Japan)
 マニアのみなさんは狂喜乱舞ですか?

◆ゲイリー・グリッター、ベトナムで禁固3年(BBC NEWS)
 11歳と12歳のベトナム人少女に性的虐待を与えたことを理由としての判決。本人はあくまで無罪だと言い張っているらしいが。それにしても元ロック・スターとは思えないルックスになってるな。
 ※(3/4追記) 日本語記事もありました。こちら

 2006年3月2日(木) Let's spend the night together
 
◆中国に配慮し曲選択に「自己規制」か、ストーンズ公演(CNN.co.jp)
 まあスーパーボウルでだって検閲許可してますから。
 ちなみにこの記事によれば、対象となる曲は「ブラウン・シュガー」のほかに「夜をぶっとばせ」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ビースト・オブ・バーデン」だそうです。

◆中森明菜、生産限定・紙ジャケBOX!(HMV Japan)
 これはかなりすごいね。松田聖子もオリジナルアルバムを紙ジャケ化してくれないかなー。

◆Prince「3121」、特典が凄い!(HMV Japan)
 「プリンス邸でのシークレット・ライヴ入場券」があたるらしいんだけど…アメリカまでは自費で行かにゃならんですか。

◆ブライアン・オーガーの諸作品が紙ジャケに!(CDJournal.com)
 数が多すぎてどれ聴いたらいいかわかりません。

◆高橋幸宏、7年ぶりのソロ作!iTunes限定で先行リミックスEPも発売(CDJournal.com)
 ソロ7年ぶりかあ。恒例のカヴァー・ヴァージョンはイーノ&ケイルだって。渋すぎ。

◆Gyaoで、モーニング娘。「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜(Dance Shot Ver.)」放送中
 天上の飛鳥経由。
 これまた微妙な曲ですね。Dance Shot Verてのも限定のありがたみ全然なし。Yahoo!動画の方がまだいいや。

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