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 2002年2月28日(木) 
 「スティッキー・フィンガーズ」(ローリング・ストーンズ)を聴きながら出勤。この頃のミックの声はいい。久々に聴いて感動。
 10時まで残業するも成果あがらず。いやになるね。
 帰りも「スティッキー・フィンガーズ」。「アイ・ガット・ザ・ブルース」がしみますなあ。

 2002年2月27日(水) 
 朝、「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)。「シスター・レイ」はいつ聴いても凄まじい。これはもうインプロヴィゼーションなんてもんじゃなく、凶暴な音の塊のぶつけあいである。
 帰りは「サーカス」(キング・クリムゾン)のディスク1。これもけっこう凶暴な音。
 ザッパの紙ジャケシリーズ、第3弾&第4弾が出るらしい…。計12タイトル。「黙ってギターを弾いてくれ」は3枚組だ…。また買わなきゃならんのか…。金が金が(泣)。

 2002年2月26日(火) 
 いまだブライアン・コンサートの余韻は続いている。「ペット・サウンズ」を聴きながら出勤。
 シグマリオンは再入院。しばらくまた代替機生活だ。
 「シング・イット・アゲイン,ロッド」(ロッド・スチュアート)を聴きながら帰る。マーキュリー時代のベスト・アルバム。この頃のロッドは今聴いてもいいなあ。

 2002年2月25日(月) 
 今日は一日休みをとった。夜、名古屋でブライアン・ウイルソンのコンサートがあるのだ。待ちに待ったライヴである。去年の9月に来日するはずだったのに、例のテロ事件のおかげで今日まで延期になっていたのだ。
 既に東京公演を見た後輩のけーむら君からは、「泣きました、感動しました。」というメールが届いている。期待は高まるばかり。
 午後、用があったので少し早めに名古屋に出る。用を済ませた後、普段あまりいかない名駅周辺のCDショップをいくつか回る。生活創庫のHMVでは、ドゥルッティ・コラム「アナザー・セッティング」「Domo Arigato」を発見。こんなに簡単に手に入れていいのか…と思いつつ、「CDは見たときに買え」という鉄則に従って購入。これで買おうと思っていたタイトルはとりあえず揃ってしまった。
 そのほか、セントラル・タワーズの新星堂でも「ブロンズベリー・テープス」(ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ)を発見、これまた購入する。キング・クリムゾンの母体となったバンドの未発表テイク集である。
 ブライアンのライヴは午後7時スタート。会場は、愛知県芸術劇場大ホール。期待した以上の素晴らしい歌、素晴らしい演奏であった。70年代の曲も多く歌ってくれたし、噂の「ペット・サウンズ」全曲演奏にも感激した。けーむら君ではないが、見ながら何度も涙がじわーっと…。待った甲斐があったというものだ。詳しいライヴ・レポートは別にページを作って書くことにします。

 2002年2月24日(日) 
 朝、「ウィズアウト・マーシー」
 午後、妻を乗せて瑞浪まで用を済ませにゆく。行き帰りに聴いたのは、「コバルト・アワー」(荒井由美)「グレイテスト・ヒッツ」(ジャクソン5)「ヘンデル:フルート協奏曲集」(ペーター・ルーカス・グラーフ)
 用を済ませた帰りに、エイデンでビデオデッキを購入。居間のTVでビデオを見るためのもの。2台目なので、とりあえず基本機能があればいいやと思い、フナイの8980円ハイファイビデオにする。
 帰宅してからセッティング。同軸ケーブルの関係でちょっと苦労したが、無事設置完了。安い割に画質もきれいだし、Gコード予約もできるし、けっこういろいろな機能もついてるし、なかなかいいんではないでしょうか。

 2002年2月23日(土) 
 朝、モー娘。のニューシングル「そうだ!We're ALIVE」を聴く。今度はファンクですか。ダンス☆マンのアレンジはいつもながら見事。が、 「努力」とか「未来」とか「前進」とかいう言葉の、なんのひねりもない使い方にはうんざり。カップリングの「モーニングコーヒー」2002Versionがやっつけ仕事っぽいのも気に入らん。
 あとから気付いたのだが、この曲、サビがピーター・ウルフ「ライツ・アウト」にそっくりである。これが元ネタ?ずいぶん渋いな。
 昨日バッテリー交換したシグマリオン、まだおかしい。最初は充電ランプが点くのだが、すぐに満タン表示に変わってそれ以上充電されない。やっぱり本体の方がいかれてるのかなあ。またDoCoMoに持ってかなきゃならんのか。
 午後、妻と一緒に大須へ。先週とまったく同じパターン。ドゥルッティ・コラム熱がぶりかえした僕は、タワーレコードで「ザ・リターン・オブ・ザ・ドゥルッティ・コラム」「ウィズアウト・マーシー」を購入し、ついでにバナナレコードの新入荷コーナーで発見した「ピンク・ムーン」(ニック・ドレイク)「レクイア」(ジョン・フェイヒイ)も買う。
 大須への行き帰りに聴いたのは、「A&Mソングス・オブ・バート・バカラック」「ワンス・ア・フール…」(高橋幸宏)「バラード」(ジョン・コルトレーン)「ジャズ・サンバ」(スタン・ゲッツ&チャーリー・バード)
 帰宅してからドゥルッティ・コラムの2枚を聴く。
 「ザ・リターン・オブ〜」は1980年リリースのファースト。非常に簡素な作りで、ごつごつしている。そこがまたいいのだが。このアルバム、イギリスでのファースト・プレスは、サンドペーパーで作られたジャケットに収められていた。他のレコードを傷つけてやる、というパンク的意思表明。
 84年の「ウィズアウト・マーシー」はかなり洗練された音。坂本龍一やマイク・オールドフィールドを連想したりする。が、根っこにあるものはファースト以来変わらない。曲の隅々まで記憶していたのには自分でも驚いた。さて、あとは「アナザー・セッティング」「Domo Arigato」を手にいれなきゃ。 

 2002年2月22日(金) 
 「ウェイ・トゥ・ブルー 〜ベスト・オブ・ニック・ドレイク」を聴きながら出勤。アルバム3枚だけを残して命を絶ったイギリスのフォークシンガー。極端なまでに自省的で、はかなく美しい音楽。
 きのう修理から戻ってきたばかりのシグマリオンの調子がまたおかしい。メインバッテリーに充電できないのだ。仕方なく仕事の後、再びDoCoMoに持ってゆく。調べてもらうと、バッテリー自体がおかしいとのこと。うーん、まだ寿命がくるのは早いんだがなあ。DoCoMoの方でもおかしいと思ったらしく、無償でバッテリーを交換してくれた。
 そのあと「MAP」に寄ってCDを購入。買ったのは「ジェラルドの汚れなき世界」(ジェスロ・タル。紙ジャケ)モー娘。ニューシングル
 「HI グレーテスト・ヒッツ」を聴きながら帰宅。アル・グリーンやアン・ピーブルズはもちろんいいが、オーティス・クレイやクワイエット・エレガンスもナイス。 

 2002年2月21日(木) 
 通勤は「ベスト・オブ・スパークス」を聴きながら。12月に紙ジャケCDが出たのだが、買おうかどうか迷っている。(いま金がないので…)
 でも久々に聴いたらかなり楽しかったんで、やっぱり「キモノ・マイ・ハウス」「恋の自己顕示」は買っておこうかなあ。
 シグマリオンが修理から戻ってきた。思った通りカードスロット部分がいかれていたそうだ。保証期間内なので無償修理。
 夜10時近くまで残業して疲れる。「アドア」(スマッシング・パンプキンズ)を聴きながら帰宅。スマパンはこれさえあればいいと個人的には思っている。
 家に帰ってからNHK「トップランナー」を見る。カヒミ・カリイが出演していたので。
 激しい気分の浮き沈みが、音楽を演奏することでフラットになるという発言が興味深かった。貴重なアコースティック・ライヴも見られてよかったす。

 2002年2月20日(水) 
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドサードアルバムを聴きながら出勤。有名なバナナジャケットのファーストや、超ヘヴィーなセカンドよりも、静けさをたたえたこのアルバムの方が僕は好きだ。
 「もし君がドアを閉めれば/夜は永遠に続くだろう/太陽を閉め出すんだ/ハローなんて言っちゃいけない」(「アフターアワーズ」)
 帰りは、チープ・トリックファースト・アルバム。今聴いてもハード。スマッシング・パンプキンズをはじめとするオルタナ・バンドが彼らをリスペクトするのも理解できる。

 2002年2月19日(火) 
 朝はロバート・ワイアット「ロック・ボトム」。混沌の中に垣間見える気高さとリリシズムがいい。
 仕事は遅々として進まず。9時過ぎまで残業。
 帰りは「THE BOY WITH THE ARAB STRAP」(ベル&セバスチャン)。「彼は24歳で心臓発作を起こした/輝かしいキャリアになるはずだったのに」と歌い出されるこのアルバム一枚で、彼らは90年代で最も重要なバンドとなった。少なくとも僕にとっては。
 アコースティック・サウンドにのって頼りなげに歌われる失望や憂鬱や倦怠は、なぜだかとても美しく、聴くものの心を不思議と安らかにしてくれる。
 「ぼくは夏を無為に過ごした/あっという間に時が過ぎた/でも夏を無駄にしたのに/どうしてこんなに晴れ晴れとした気持ちなんだろう」
 家に帰ると「ニュースステーション」で、ジョージ・ハリスンの映像を流していた。「各国で一度だけ放送することが許された貴重な映像です」なんて渡辺真理がおおげさなこと言ってたけど、バングラデシュ・コンサートの映像じゃん。どこがいったい貴重なの?

 2002年2月18日(月) 
 「LC」を聴きながら出勤。昨日聴いたときとは少し印象が変化。
 残業するつもりだったが、雪になるらしいので早めに帰ることにする。
 「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」(ザ・バンド)を聴きながら帰宅。リチャード・マニュエルもリック・ダンコも、もうこの世にはいないんだなあ…。 

 2002年2月17日(日) 
 一日家で休息。午後には雨が降りだした。
 昨日買った「LC」(ドゥルッティ・コラム)を聴く。大学時代、MTVに登場するようなメジャー・アーティストを聴く一方で、イギリスのインディー・アーティストも追っかけていた。ドゥルッティ・コラムはその中でも特に好きなアーティストで、アルバムがリリースされるたびに必ず買っていたような記憶がある。
 十数年ぶりに聴いたこのアルバムは、当時の感覚や記憶、自分の置かれていた状況というものを瞬時によみがえらせた。あまりに鮮烈にフラッシュバックしたので、少し気分が悪くなったくらいだ。当時、それだけ切実にこの音楽を聴いていたのだろう。そんなことすっかり忘れていたよ。
 この静謐な音楽の裏側にはパンク・ロックの喧噪がしまいこまれている。今、こういった音を奏でるアーティストはいるのだろうか。
 ドゥルッティ・コラムのおかげで今日は他の音楽を聴く気になれなかった。寝る前にようやく「1969ライヴ」(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)を聴いただけ。

 2002年2月16日(土) 
 朝、「暗黒への曳航」(カンサス)のリマスター盤を聴く。アーシーなアメリカン・ロックとヨーロッパ的叙情をもつプログレッシヴ・ロック、どう考えても相性の悪そうな二つを奇跡的に融合させてしまったアルバムである。
 続けて「ディグ」「ウォーキン」(マイルス・デイヴィス)の紙ジャケ盤。「ディグ」はタイトル曲が熱く、「ウォーキン」は頭からしっぽの先まですべてがカッコいい。
 午後、妻と大須へでかける。行き帰りに「モーツァルト:フルート協奏曲集」(ジェームズ・ゴールウェイ)「ザ・ベスト・オブ・ロバータ・フラック」「トリオ’64」(ビル・エヴァンス)を聴く。
 大須では、遅めの昼食をとった後にそれぞれ別行動。僕はパルコの「タワーレコード」へ。いろいろ迷った末に「ヴィンテージ・ヴァイオレンス」(ジョン・ケイル)「LC」(ドゥルッティ・コラム)「地獄のロックライダー」(ミートローフ。リマスター盤)を買った。
 家に帰ってから今日買った「地獄のロックライダー」リマスター盤を聴く。中学生のときにLPを買って以来の愛聴盤。プロデュースはトッド・ラングレン、バックはEストリートバンドとユートピアの混成、という豪華なアルバムだ。ジム・スタインマンが書いた曲はどれもミュージカル色が濃く、かなり大仰なところもあるので好き嫌いが分かれるだろうが、僕は十代の時にこの音を刷り込まれてしまっているので…。なにはともあれ、やっとまともな音質のCDを手に入れることができて嬉しい。 

 2002年2月15日(金) 
 「フレイミング・パイ」(ポール・マッカートニー)を聴きながら出勤。90年以降の彼のアルバム中では一番これが好きだ。曲も演奏もいい。そういえばこのアルバムは当時、「ビートルズ・アンソロジー」の余波で、レコード会社からリリースをいったん拒否されたのだった。「ビートルズがリバイバルして売れているときに、あんたのアルバムは不要」という理由。ポールですらこうなんだから、ショウビズの世界というのはきびしい。
 今日も残業するつもりだったが、ガス欠状態に陥ってしまったのでとりやめ。「フィルモア・コンサート」(オールマン・ブラザース・バンド)のディスク2を聴きながら帰宅。
 夕食後、「ディグ」の紙ジャケ盤を聴き始めるが、疲れていたのかあっという間に眠ってしまった。

 2002年2月14日(木) 
 朝の通勤時に「妖精交響曲」(トム・ニューマン)。マイク・オールドフィールドの初期作品を連想させるサウンドだが、もっとトラッド寄り。古楽を思わせる部分もある。「チューブラ・ベルズ」や「オマドーン」が好きな人は聴いて損はしないでしょう。
 9時まで残業。やっと土台ができた。これからまだ上ものを作らなきゃならない。
 帰りは「ベスト・オブ・マディー・ウォーターズ」。ブルースはあまり詳しくない。これとロバート・ジョンソンをときどき聴くくらい。ストーンズの師匠筋だしね。
 妻からバレンタイン・プレゼントにマイルス・デイヴィス「ディグ」「ウォーキン」の紙ジャケCDをもらう。
 マイルスの紙ジャケCDはだいぶコレクトしたけど、集め始めた時期が遅かったこともあって、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」や「マイルス・アヘッド」、「オン・ザ・コーナー」あたりの人気アルバムが入手できていない。中古屋でこつこつと探すしかないのかなあ。

 2002年2月13日(水) 
 「抱擁の歌」(メロウ・キャンドル)を聴きながら出勤。昨日聴いたチューダー・ロッジと並びブリティッシュ・プログレ・フォークの名盤といわれるアルバムだが、個人的な好みからいうと僕はチューダー・ロッジの方が好き。メロウ・キャンドルの方は、初めて聴いた時の印象が、あまりに予想通りすぎたというのもあるかもしれない。
 帰りは「24カラット」(ディープ・パープル)。久しぶりに「サウンドハンター」に寄って、買い逃していたマイルスの紙ジャケ(「キリマンジャロの娘」)と、カンサス「暗黒への曳航」を買う。「暗黒〜」は中学時代の愛聴盤。今日買ったのは新たにデジタル・リマスターされボーナス・トラックが追加された輸入盤である。

 2002年2月12日(火) 
 雪はやんだが道路は凍結している。いつも通る国道が通行止めになり、大渋滞に巻き込まれる。仕事場に着くまで3時間かかった。普段の3倍である。その間聴いたのは、「チューダー・ロッジ」(チューダー・ロッジ)、「カイエ」(大貫妙子)、「IN THIS PLACE CALLED NOWHERE」(サラ・レコードのコンピ)。時間がたつにつれさすがにちょっといらいらして音楽どころではなくなってしまったが。
 なんのかんので夜9時まで残業。もう少しで折り返し点が見えるかな。
 「ミュージック・オブ・マイ・マインド」(スティーヴィー・ワンダー)を聴きながら帰宅。

 2002年2月11日(月) 建国記念日
 雪のおかげで今日も一日家で過ごす。昼には一時晴れ間も見えたものの、夕方には再び降り出した。
 マイルス・デイヴィス「リラクシン」「ポーギーとベス」を聴く。今日はなぜかあまり「リラクシン」は楽しめず、いつもは苦手な「ポーギーとベス」の方がしっくりきた。
 そのほかにはS&Gリマスターボックスから「サウンド・オブ・サイレンス」

 2002年2月10日(日)
 一日家で過ごす。夜には雪が降り出した。
 「変態少女」CDをもっとくわしく見せろというリクエストがあったのでページを作りました。ここです。ちょっと重いのでご注意ください。
 「バッハ ピアノ協奏曲第1番/ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番」(グレン・グールド)を聴いてから眠る。

 2002年2月9日(土)
 久々の二日酔い。
 I氏は用事があるとのことで朝帰っていき、僕は午後まで実家でうだうだと過ごす。
 夕方になり、やっと家に帰る。「ブラディ・ツーリスト」(10cc)を聴く。だるい時には気持ちいいな、これ。

 2002年2月8日(金)
 「躁鬱」(早瀬優香子)を聴きながら仕事に行く。引退状態であった彼女だが、熱心なファンがネット上で呼びかけたおかげで最近復活したと聞いた。僕は彼女の熱心なファンではない。このファーストアルバムだけしか聴いたことがない。でも、このアルバムは今でもなぜか忘れられないのだ。
 以前イベントの仕事をしていたときの上司が定年退職されるので、夜はその送別会。20人ほど集まる。同窓会の趣で楽しかった。2次会のスナックで「安奈」を歌って、見知らぬおじさんから拍手を頂戴する。
 午前1時頃解散。実家に泊まる。電車がなくなって帰れなくなったI氏にも泊まっていってもらう。

 2002年2月7日(木)
 「愛ゆえに」(10cc)を聴きながら出勤。昔から思ってたんだけど「Deceptive Bends」ってどういう意味なんでしょう。英語の得意な方、教えてください。
 10時近くまで残業。まだまだ先は長い。
 帰りは「ダズ・ユーモア・ビロング・イン・ミュージック?」(フランク・ザッパ)の後半。「ウィッピング・ポスト」ではザッパの息子ドゥイージル君がぐいんぐいんギターを弾いています。 

 2002年2月6日(水)
 幕張メッセに日帰り出張。
 行きの新幹線の中でカヒミ・カリイのベスト(自分で編集したやつ)、モーニング娘。のシングルB面を中心にしたコンピ(これも自分で編集したもの)、「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」(ボブ・ディラン)を聴く。
 「ジョニーは地下室で/薬を混ぜ合わせている/俺は歩道で/政府について考える」(「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」 by B.Dylan)
 帰りは、「夢の翼〜ヒッツ・アンド・ヒストリー」(ポール・マッカートニー)「メインストリートのならず者」(ローリング・ストーンズ)
 「ジーザスについて話すのはもうたくさん/おれはただ彼の顔が見たいだけ」(「アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・シー・ヒズ・フェイス」by R.Stones)

 2002年2月5日(火)
 朝の通勤時に「ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン」を聴く。続いて「セシルのブルース」(小島麻由美)。ブルースつながり。(←タイトルだけやん)
 帰りも「セシル」。彼女のアルバムの中では、このファーストが一番好きだ。「おしゃべり!おしゃべり!」は平成の笠置シヅコなり。「恋の極楽特急」もいいね。

 2002年2月4日(月)
 「EPLP」(ブリッジ)を聴きながら出勤。旅行疲れと寝不足でつらい。
 愛機シグマリオンの調子がここのところおかしい。P-in Comp@ctやメモリーカードを認識してくれないのだ。カードスロットがいかれてしまったらしい。仕事の帰りにDocomoショップに寄り、修理に出す。代替機を無料で貸してくれた。修理には3週間程度かかるらしいのでこれはありがたい。
 「ラン・デヴィル・ラン」(ポール・マッカートニー)を聴きながら帰る。久しぶりに聴いたけどいいアルバムだな。選曲が渋いのは、ビートルズ時代から続く彼のセンスなんだろう。
 そういえばイエス紙ジャケシングルCD、当たりました。イエスの紙ジャケ復刻CDを5枚以上買うと応募できるというやつ。現物はこんな感じです。競争率が高いと聞いていたので嬉しいっす。

 2002年2月3日(日)
 台湾旅行最終日。
 O氏の体調は回復したが、今度は最若手のY氏がダウン。のどが痛み、熱っぽいという。ホテルで休んでいた方がいいと皆で忠告したのだが、本人の強い希望で結局一緒にでかけることとなった。
 総統府の中が見学できる日だということだったので行ってみると、すでに凄い行列ができている。とても並ぶ気にならなかったので見学はとりやめ、総統府前の広場でやっていたイベント(なんだかよくわからないが、野外で大勢の人が字を書いていたり、子供達が雑技などを披露したり。)を見て回った。これはこれでおもしろかった。
 そのあとは出発の時間までめいめい好きなところを観光。僕は西門まで歩き、またCDあさり。おとつい行ったタワーレコードの他、「佳々唱片」という店にも行くが、たいした収穫はなかった。
 午後1時頃、現地ガイドの陳さんが迎えに来る。僕の顔を見るなり、「カメラの件、なんとかなるかもしれない」。どうも遺失物として届いているらしいとのこと。
 で、空港でチェックインをしてから、陳さんと一緒に中華航空の事務所へ。陳さんと係員の間でしばらくやりとりがあったあと、遺失物の棚の中から僕のカメラが出てきた。感謝である。やっぱり座席に置き忘れていたようだ。
 飛行機は現地時間の午後5時過ぎに出発。帰りは2時間半のフライト。機内でカヒミ・カリイのベスト・アルバムとビーチ・ボーイズの中期ベストアルバムを聴く。
 午後8時過ぎに名古屋に到着。O氏の車で家まで送ってもらう。
 細かいハプニングはあったものの、充実した台湾旅行であった。またいつか台湾に行くことがあったら、今度は故宮博物院をもっとじっくりと見学してみたいなあ。

 2002年2月2日(土)
 今日も雨が降っている。
 朝9時過ぎ、皆と一緒にホテルを出る。
 今日のコースは、龍山寺(工事中であった)→台北で最も高いビルの中にある三越でショッピング(昨日タワーレコードで見て気になっていた「変態少女」という現地のグループのCDを購入。これです。完全にジャケ買い)→中正記念堂(広くて静か)→「鼎泰豊」の小籠包で昼食(めちゃくちゃ旨い。並ぶ価値あり)→故宮博物院(おそろしく充実している)というヴォリュームたっぷりのコース。一人で行ってはこれだけ見て回ることはできないだろう。すべてはO氏のガイドのおかげである。
 しかし、そのO氏は夕方、風邪をひいたらしく体調が悪くなり夕食をリタイア。やむを得ず残り4人で、O氏が予約しておいてくれた圓山大飯店の「金龍」という広東料理の店で食事をする。素晴らしくおいしい店であった。ちょっと高いが日本ほどではないし、ロケーションもいいし、で満足する。
 雨もあがったので、食事の後は士林の夜市を1時間半ほどぶらぶらする。すごい人出にびっくり。売っているものは、衣類、CD、玩具、食べ物など様々である。活気に満ちあふれている。
 午後10時過ぎタクシーをひろってホテルに戻ったが、これがすさまじい運転で生きた心地がしなかった。ただでさえ運転マナーの悪い台北であるが、この運転手はその中でもトップクラスだろう。極端な加速と強引な割り込み、信号無視に片側一車線での追い越し。反対車線にはみだして対向車にパッシングされると、逆に車を幅寄せして威嚇するというありさま。いやほんとにスリリングな体験でした。
 シャワーを浴びたり荷物を片づけたりして午前1時頃就寝。

 2002年2月1日(金)
 今日から三日間、台湾旅行である。
 メンバーは昨年の職場チーム5人。ホテルと行き帰りの飛行機チケットのみがおさえてあり、それ以外は全くのフリーというツアーである。
 朝9時過ぎの中華航空で名古屋空港から飛び立つ。
 3時間半のフライト中、ビートルズホワイト・アルバム「波」(アントニオ・カルロス・ジョビン)「The Best of Trattoria Years」(ブリッジ)を聴く。
 中正国際空港に到着し、現地ガイドの案内でホテルに向かう途中、鞄の中にカメラがないことに気づく。どうも飛行機の中で落としたか忘れたかしたらしい。ガイドの陳さんに確認をしてもらうように頼んだところ、やってはみるがたぶん望み薄だろう、と言われる。これでちょっと気分が沈む。
 ホテルにチェックインした後、なんとか気をとりなおし、皆と台北探索にでかけることにする。
 台湾に来るのは3回目のO氏の案内で、繁華街である西門に向かう。途中、パパイヤミルクを飲んだり、麺を立ち食いしたり。降り出した雨の中、いかにもの中華式風景の中でヌードルを食べていると、気分は「ブレードランナー」である。
 西門ではタワーレコードをのぞく。CDに中国語の帯がついていてその表記がなかなかおかしい。ザ・フーなんて誰合唱団ですよ。とてもロックバンドとは思えない名前になっている。
 ふと日本から紙ジャケCDが輸入されていないかと思ってさがしてみると、ありましたありました。マイルスの未入手紙ジャケがぞろぞろと。日本で買うより少し高いが仕方がない。「ゲット・アップ・ウィズ・イット」「ネフェルティティ」など数枚を購入する。そのほかにはXTCの紙ジャケ(「イングリッシュ・セツルメント」「ビッグ・エクスプレス」)も買う。こちらは日本で買うより2割ほど安かった。
 そのあとは皆で”台湾の秋葉原”光華商場へ。コンピュータ部品やCD、DVD、古本などを扱う小さな店がごちゃごちゃと並んでいる。ここでイリーガルな匂いのするDVDやヴィデオCDを何点か購入。どれも120元〜150元(480円〜600円)である。安い。ちなみに買ったのは音楽ものとTVドラマですので誤解なきように。
 O氏が前もって調べていたレストランで、北京ダックなどを食べてから午後8時過ぎホテルに戻る。KチーフやO氏、Y氏はそれから飲みにでかけたが、僕はへばってしまったのでホテルで休むことにする。今日買ったCDをチェックしているうちに眠ってしまった。   

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