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 2002年10月29日(火)
 「THE BOY WITH THE ARAB STRAP」(ベル&セバスチャン)を聴きながら出勤。
 「公園を散歩して ヴァリウムの錠剤を飲んで/想い出の彼女からもらった手紙を読む/でも意味ある一日にするためにはこれくらいじゃ足りない/そうさ ミルクを飲んだくらいじゃこの嫌な味は消えないよ」(「スリープ・ザ・クロック・アラウンド」)。
 明日から出張なので、その前にやっておかなければならない仕事を必死にかたづける。懸案事項だった件もとりあえず一区切りついてほっとした。
 帰りは「ライヴ」(ダニー・ハサウェイ)。寒くなるときまって聴きたくなるアルバム。
 途中MAPに寄って、明日発売のモー娘。ニューシングル「ここにいるぜぇ!」山下達郎「レアリティーズ」ジミ・ヘンドリクス・エクペリエンス「スマッシュ・ヒッツ」(紙ジャケ再発)をフライング・ゲット。ついでにあがた森魚「日本少年」紙ジャケ再発盤)も買う。
 夕食の後、出張の荷物をまとめてから「ここにいるぜぇ!」を聴いた。
 先週の「MUSIX!」でこの曲が披露されて以来、ネット上では手放しの絶賛から積極的否定までさまざまな意見がとびかっていたが、僕的にはナチュラル肯定といったところ。最初に聴いたときに気になったフックの弱さも今は気にならなくなった。必殺フレーズ「みんなロンリーBOYS&GIRLS」の高揚感のおかげかな。それにしてもモー娘。平等主義の極致のような曲だね。
 ちなみにc/wの「純LOVER」は名曲。妙に琴線に触れるメロディーとコーラスだ。大好きななにかにすごく似ているのだが、それがなんなのかどうにも思い出せなくてもどかしい。うーん。あ、ビートルズかなあ、ひょっとして。
 さて上に書いたとおり、明日から3日間出張に行ってまいります。次の更新はたぶん土曜日になると思いますので、それまで少々お待ち下さい。では。

 2002年10月28日(月)
 今日も寒い。もう冬ですか。
 仕事への行き帰りに「サンディニスタ!」(クラッシュ)を聴く。混沌としたアルバム。「ロンドン・コーリング」のようなカタルシスはここにはない。さまざまな驚きとはぐらかしと地下へ向かうエネルギーに満ち満ちている。
 「眠り、昔の夢を見た/反乱者たちの軍勢が空に踊るのを見た/眠り、夢を見た/野営の明かりが見えた/戦いの歌は炎の中から生まれる/そして反乱者たちは空にワルツを舞う」(「叛乱ワルツ」)
 聴いてて思ったのだが、「ヒッツヴィルU.K」は、モー娘。「いいことある記念の瞬間」「4th いきまっしょい」収録)の元ネタのひとつかも。ミック・ジョーンズがエレン・フォーリーとユニゾンでずっとハモってるところとか、すごく雰囲気が似ている。 
 でもまあタイトルからわかるとおり、この曲自体がモータウン・レコード(「ヒッツヴィルUSA」)へのオマージュなんだから、同様のスタイルを持つ「いいことある…」と似ているのも当然か。
 「彼らはギターを盗む 中古ギターを/まるでヒッツヴィルUKがあるかのように/そう テープはわかってくれるさ 1000本売れるわずかな望みすらなくたって/ヒッツヴィルがイギリスにやってくるまで 少年はひとりぼっちだったんだ」

 2002年10月27日(日)
 天気は良くなったものの、今日も寒い一日。
 朝、ビル・エヴァンスの紙ジャケ2枚を聴く。「ハウ・マイ・ハート・シングス」「アット・タウン・ホール」
 前者は「ムーンビームス」と同じセッションで録音されたもので、バラード・アルバムだったあちらに対して、こちらはスウィンギーな曲を集めてある。が、スウィンギーとはいいつつもエヴァンスらしいリリシズムはたっぷりと含まれている。タイトル曲の演奏はとりわけ美しい。
 後者は'66年のライヴ・アルバム。亡き父に捧げるソロ・ピアノ曲がほんとはメインなんだろうが、CD化にともない3曲が追加収録されたおかげでそのあたりがぼやけ、一種のベスト・アルバム的様相を帯びている。僕的には別に文句はありませんが。
 午後、いつものように妻と一緒に川へ出かける。帰り、ひさびさに柳ヶ瀬に寄った。
 妻がなじみの店に行っている間、僕は「ざうるす」で中古CDを見るが、購買欲をそそるようなものはなにもなかったのでちょっと欲求不満。知らない間に中心街の方の店は閉店してしまっていたし。
 それにしても日曜だというのに柳ヶ瀬は人出が少ない。無料バスを走らせているおかげで最近は客足が多少戻ったというようなことが新聞に載っていたが、とてもそうは思えない寒々しさ。空店舗や休みの店も目立つし。かつてのにぎわいを知る者としてはとても淋しい気持ちになる。
 午後7時頃帰宅。外出中に聴いたのは、「千のナイフ」(坂本龍一)「エリス&トム」(エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン)「ペイント・ザ・スカイ」(エンヤ)

 2002年10月26日(土)
 寒い一日。家で過ごす。
 「Ultimate!」(ヤードバーズ)を聴いた。ライノが編集した2枚組ベスト。
 ヤードバーズはクラプトン、ベック、ペイジといういわゆる「三大ギタリスト」が在籍したグループとして有名だが、権利関係がややこしいため、いままでこうしたオールタイム・ベストのリリースはなかなか困難であったらしい。そこをやっちゃうところがさすがライノ。同様企画としてはRAVEN(オーストラリアのレーベル)から'93年にリリースされたものもあるが、ライノ盤は52曲も収録している上に名手ビル・イングロットによるリマスタリングがなされているし、値段もRAVEN盤とほとんど変わらないし、ってことでこっちの方を入手すべきでしょう。詳細なライナーノーツとデータが掲載されたブックレットも読みごたえあります。
 まあでもヤードバーズってのはあまりに神格化されすぎてるような気も。そんなにたいしたバンドじゃないすよ、ほんとは。なんといってもキース・レルフのヴォーカルがへなちょこすぎるのだ。
 名曲といわれる「トレイン・ケプト・ア・ローリン」にしても「幻の10年」にしても、演奏はかっこいいのに、レルフのヴォーカルが入ってくる瞬間思わずへなへなと脱力してしまう。彼のブルース・ハープ演奏はなかなかのものだし、ブロンドでハンサムというルックスも申し分ないんだけど…。
 そういうわけで彼らの真実の姿を知るという意味では必携の編集盤でしょう。
 ヤードバーズは当時の米国アマチュア・ガレージ・バンドにかなり人気があったらしいけど、レルフは歌の下手さという点で、彼らアマチュアに勇気を与えていたのかもなあ。

 話は音楽から離れて全く変わりますが、これはどういう意味ですか?ねえフジテレビさん。教えてくださいよ、ねえ。 

 2002年10月25日(金)
 仕事への行き帰りに「アンクル・ミート」(フランク・ザッパ)を聴く。
 このアルバムが'69年にリリースされたとき、こういうラジオCMが流れたそうだ。
 「呼びもしない人間が訪ねてきて、あなたの夕食の邪魔をしたことはありませんか?そんな人にはフランク・ザッパ&マザーズ・オブ・インヴェンションの”アンクル・ミート”を御馳走してごらんなさい。これさえあれば、もう二度と夕食の邪魔をされることはないでしょう。」
 ははは。確かにそういう音楽です、これは。
 打ち合わせみたいなことばかりしているうちに夕方になり、なしくずしに9時まで残業。身体の節々が痛むのだが風邪だろうか?週末はおとなしくしていよう。

 2002年10月24日(木)
 仕事の行き帰りに「ZABRISKIE POINT」を聴く。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「砂丘」('70)のサウンドトラック。
 ピンク・フロイドやグレイトフル・デッドの曲が収録されているので、映画は観たことないけどサントラだけは聴いてるという人も多いはず。ご多分に漏れず僕もそのひとりである。
 僕が持っているのは97年にリリースされた2枚組ヴァージョン。ディスク1に既発表曲、ディスク2には未発表マテリアルを収録してある。
 ディスク2に収録されたフロイドの未発表曲には、めずらしくストレートなブルース・ナンバーや、キース・ジャレットを連想させるようなピアノ・ソロ曲があったりしておもしろい。彼らの音楽的ルーツの一端をかいま見たような気になる。
 それにしてもフロイド、デッドといったサイケ組から、カレイドスコープやロスコー・ホルコムといったカントリー系、ジョン・フェイヒイ、パティ・ペイジまでいっしょに詰め込んであるというのはすごい。存在自体がモンドちっくです。
 夕食のあと、「グリーン・ドルフィン・ストリート」(ビル・エヴァンス)
 マイルス・グループのリズムセクションと共演したテイクよりも、1曲だけ収録されているジム・ホールやズート・シムズとの62年録音(「ルース・ブルース」)の方が僕は好き。かっこよさがぜんぜん違う。そう思いつつ、あまりの気持ちよさにヘッドフォンかけたまま眠り込んでしまいました。

 2002年10月23日(水)
 「四重人格」(ザ・フー)を聴きながら出勤。このアルバムに対する僕の思い入れを簡単に言いあらわすことは難しい。
 「敷石のすきまはまるで血管のようだ/僕を知っている見知らぬ人が 窓の陰からのぞいている/僕が昔愛した女は 黄色い家に住んでいて/きのう僕のそばを通り過ぎたのに 今はもう僕のことを知りたがらない」(「リアル・ミー」)
 今日も無能は治りません。いたた。
 「四重人格」後半を聴きながら帰る。
 「僕はおさえこまれている/僕はこき使われてる/僕は毎日打ち負かされてる/僕の人生は色あせている/でもものごとは移り変わっている/もう二度とすわりこんで涙を流したりしない」(「ダーティ・ジョブス」)
 ReadMe!エントリ一覧総アタック(なんと22,492サイト!)という偉業(最初変換したら「異形」ってでちゃったよ。)をなしとげられたlindaさんが、「ReadMe!エントリ一覧総アタック中のブックマーク」を公開されています。現時点で206サイトが登録されていますが、なんとこの「音楽中心日記」も入っております。いや素直に嬉しい。単純に考えても100分の1ですからね。
 こんなヘタレ音楽日記ですが、これからも毎日更新だけはしてゆきますので、どうかよろしくお願いいたします >lindaさん、みなさん。
 そういえば「音楽観察者的アンテナ」も巡回サイトが日々増殖して、現在80サイトになんなんとしております。さまざまなスタイルの音楽日記、ニュース&レビュー、モーヲタ妄想語り、2ちゃんヲチ関係などなどいろいろなタイプのサイトをリストアップしてあります。数が多くなりすぎて自分でもだんだん収拾がつかなくなってきておりますが、よろしければどうぞお使い下さい。     

 2002年10月22日(火)
 出勤時に「明日なき暴走」(ブルース・スプリングスティーン)
 「人目を避けて 君は痛みを学ぶこともできる/かつての恋人たちから十字架を作ることだって/雨の中に薔薇を投げ入れることも/むなしく祈りながら夏を無駄に過ごすことだってできる」(「涙のサンダーロード」)
 職場では自分の無能さにほとほと嫌気がさしてうんざり。なんとかしろよ。
 帰りに「MAP」に寄り、予約してあったザッパ紙ジャケを受け取る。
 「ロンドン・シンフォニー・オーケストラ VOL.1&2」
「ザ・パーフェクト・ストレンジャー」「フランチェスコ・ザッパ」「ゼム・オア・アス」「シング・フィッシュ」の5タイトル。けっきょくユニオン特典は手に入れられなかったよ…。
 一緒にジョン・レノン「マインド・ゲームス」のリミックス&リマスター盤も買って帰る。
 帰途聴いたのは「マイ・ジェネレイション〜デラックス・エディション」のディスク2。
 夕食と入浴の後、ひさびさに「MUSIX !」を見る。モー娘。新曲披露があったので。
 新曲、スカじゃん。いやハズレって意味じゃなくて。音楽スタイルとしてのSKA。「ちょこっとLOVE」以来じゃないすか。曲自体は印象的なフックに欠けるような気がするが…。うーむ。
 寝る前に今日買った「マインド・ゲームス」を聴く。
 ヴァイタルなポップ・ソングと力強いロックン・ロールが詰まったアルバム。音質が良くなったおかげでジョンの声がさらに生々しく感じられるようになった。
 「Yes is the answer and you know that for sure / Yes is surrender, you got to let it, you got to let it go」

 2002年10月21日(月)
 「ロンドン・コーリング」(クラッシュ)を聴きながら出勤。
 「ロンドンから はるか遠くの街へ/宣戦布告はなされた 戦いがやってくる/ロンドンから 地下世界へ/食器棚からでておいで ボーイズ&ガールズ」(「ロンドン・コーリング」)
 あー調子わりぃ。最低限のことしかしていない。
 帰りは「アウト・オブ・アワー・ヘッズ」(ローリング・ストーンズ)
 「クルマを運転してたら/ラジオの男が 用もない情報をくどくどと/想像だけさせやがって/満足できねえよ/ぜんぜん満足できねえよ」(「サティスファクション」)
 CDリリース追加情報。 ルネッサンスBTM時代紙ジャケ→10/25
 それから12月に東芝EMIからブリティッシュ・ビートの紙ジャケが出るそうな…。アニマルズ、ピーター&ゴードン、ジェリー&ペイスメイカーズetcだそうな…。うがあ。

 2002年10月20日(日)
 ボブ・マーリーの紙ジャケ2枚を聴いた。「ナッティ・ドレッド」「ラスタマン・ヴァイブレーション」。あらためて聴くとどちらも名盤だなあ。素晴らしいリマスターのおかげで、どれも名盤に聞こえてしまうのかもしれないけど。
 「ナッティ・ドレッド」には名曲「ノー・ウーマン・ノー・クライ」のオリジナル・ヴァージョンが収録されている。「ライヴ!」での祈りにも似た演奏に比べると、こちらには不思議な明るさがある。
 そういや昔、「NO WOMAN NO CRY」を「泣かない女はいない」と訳していた人がいた。それはそれでアフォリズムぽくて悪くはないのだけど、まあ普通に考えれば「Woman, don't cry」という意味でしょうね。
 「トレンチタウンの役所の庭に二人で座っていた日のことを思い出す/偽善者たちが善良な人々にまぎれこんでいるのをながめていた/あのころの良き友人たちは 時が過ぎるにつれていなくなってしまった/素晴らしい未来がやってこようとも 過去を忘れることはできない/さあ涙をふきなさい リトル・ダーリン 泣かなくてもいいんだよ」
 夕方、妻と川へ。雨にうたれながらも花は沈まず流れていった。
 川への往復に聴いたのは「ベートヴェン:ピアノソナタ<悲愴>他」(グレン・グールド)「エクスプロレイションズ」(ビル・エヴァンス・トリオ)

 2002年10月19日(土)
 例年、秋から年末にかけて洋楽アーティストのアルバムが数多くリリースされる。新作だけではなくベスト・アルバムなんかも多い。アメリカでは昔からクリスマス・プレゼントとしてレコード(今はCD)を贈ることが多いそうなので、そのあたりの事情が影響しているのだろう。邦楽アーティストについても、ここ数年同じ状況になってきているような印象だ。
 で、AmazonHMVなどの通販サイトでこれからの発売予定などをながめて、これは欲しいなあと思ったものをリスト・アップしていたら以下のようになった。(日付は発売予定日)

 ・坂本龍一 ベスト盤(3種)   10/23
 ・あがた森魚 「日本少年」(紙ジャケ再発) 10/23
 ・シカゴ・リマスター再発(「シカゴの軌跡」以下5タイトル) 10/23
 ・ザッパ 「FZ IN OZ」('76オーストラリアライヴ)      10/25
 ・RCサクセション紙ジャケ再発(「シングルマン」以下6タイトル) 10/26
 ・モー娘。ニューシングル 10/30
 ・山下達郎 「Rarities」          10/30
 ・ジミヘン 「スマッシュ・ヒッツ」(紙ジャケ再発) 10/30
 ・ザ・バンド 「ラスト・ワルツDVD」  11/2
 ・ニルヴァーナ ベスト盤  11/2
 ・ストーンズ デッカ再発(22タイトル) 11/6
 ・グレン・グールド ゴールドベルグ変奏曲メモリアル 11/7
 ・ポール・マッカートニー ライヴ盤    11/11
 ・ジョージ・ハリスン遺作    11/18
 ・サム・クック・ボックスセット  11/20
 ・ELP紙ジャケ再発(「恐怖の頭脳改革」など5タイトル) 11/21
 ・キング・クリムゾン 「レディース・オブ・ザ・ロード」(初期ライヴ集) 11/27 
 ・モー娘。「シングルMクリップス(DVD)」 12/4
 ・ボブ・ディラン 「ローリング・サンダー・レビュー」 12/11

 とても全部買えません(泣)。
 これ以外にもザッパ紙ジャケ10タイトルは予約済だし、「マインド・ゲームス」のリマスター盤はもうリリースされちゃったし。
 マイルス・コンプリート・モントルー20枚組ボックス(11/20発売)なんてのもあるんだけど、ぜったい買えねえよ。税込37800円もするんだもん。まあもし買えたとしても聴くヒマないけどね。はは…。

 2002年10月18日(金)
 「ザ・サウンド・オブ・ザ・ジャム」(ザ・ジャム)を聴きながら出勤。
 「人々から離れて 僕は行く/人々から離れて 僕は自由になれる」(「気ままに」)
 仕事上のちょっとしたピンチをのりきる。ほっとしたが気疲れ。
 帰りも「ザ・サウンド・オブ・ザ・ジャム」。
 「静かな生活を夢見るなんてやめたほうがいい/だってそんなものありゃしないんだから/走り去るバスを追っかけるのもやめたほうがいい/バラ色の日々なんてもうないのさ/やってもいないことを謝るのもやめるんだ/そんなひまはないし 人生は残酷なんだから/でも悪意という名の街を変えるのは 僕たち次第なんだ」(「悪意という名の街」)
 「80年代音楽」にストーンズを追加しました。こちらへどうぞ。

 2002年10月17日(木)
 電車で出勤。車中、ソフト・ロック編集盤を聴く。
 これ、自作編集盤CD-Rの中でいちばん出来がいいんじゃないだろうか。気持ちいい曲が最初から最後までずらっとならんで、聴いてるとアルファ波でまくりって感じ。最後ちゃんと盛り上がるし。
 夜、気は進まないがいきがかり上出席しなければならない食事会に参加。
 会場まで上司のSuper7に乗せていってもらう。あのチキチキマシン猛レースを彷彿とさせるクルマである。フルオープンで走ると気持ちいいですね。道行く人がみんなこっち見てました。
 食事会の会場は某イタリアンレストラン。料理はきちんとしたコースでとてもおいしかった。でも僕たち以外に客が一組しかいなかったぞ。いい店なんだからつぶれなきゃいいけど。
 10時頃終了、電車で帰る。車中、モー娘。編集盤VOL.2。これはちょっと中途半端な出来だなあ。どうせならシングルB面集とアルバムトラック・セレクションの2枚に分ければよかった。

 2002年10月16日(水)
 ストラングラーズ「SINGLES」後半を聴きながら出勤。初期の直情パンクもいいが、「ゴールデン・ブラウン」や「ラ・フォリー」などの後期ヨーロッパ耽美サウンドも悪くない。昔は嫌いだったけれど。
 仕事、あいかわらず能率悪し。いいかげん腹を据えてやらなければ。
 ジャニス・ジョプリン・ボックスセットのディスク2を聴きながら帰宅。彼女の声は女でも男でもないように聞こえる。
 「時は変わりつづける/仲間はどこかへ行ってしまう/私は動きつづける/だけどどこにも 仲間を見つけることはできない」(「コズミック・ブルース」)
 家に帰るとK氏からCDが届いていた。元ちとせ、ケイコ・リー、中森明菜など。いつもありがとうございます。

 2002年10月15日(火)
 連休明けの出勤はつらい。ストラングラーズ「SINGLES - THE U.A. YEARS」を聴きながら職場へ。
 「なにかが起きている 今ここで/あんたにゃ見えないんだよ/なにかが起きている 今ここで/ぼやぼやしてる暇はないんだぜ」(「サムシング・ベター・チェンジ」)
 職場では今日から新課長が赴任し、新しい体制に。
 帰りは「E.S.P」(マイルス・デイヴィス)。何回聴いても全体像がつかみにくいアルバム。
 途中、雷雨に遭遇。すごい稲光だった。
 そういえばまた増員らしいね…。第5期メンバーがいまいち個性を発揮しきれていない現状にテコ入れするのか…。

 2002年10月14日(月) 体育の日
 朝、未聴CDの山の中から発掘した「CONNECTED」というブリット・ポップ編集盤を聴く。97〜98年リリースの曲を集めたもの。個人的にはこのあたりからイギリスのリアルタイム・シーンに興味を失っていったような憶えがある。収録された37曲を聴いてその記憶が正しかったことを再確認。
 そのほかにはこの間買ったピンク・フロイドの中古ブート2枚。
 「LIBEST SPACEMENT MONITOR」は70年ロンドンでのライヴを収めたもの。詳しくはここを参照。放送音源が元になっているだけあって驚くほど高音質。オフィシャルと遜色ない。内容的にも未発表曲「ENBRYO」やら珍しい「イフ」やら、ホーンやコーラスが参加した「原子心母」やら聴きどころたっぷりである。
 もう一枚「ONE OF THESE DAYS」は71年のライヴ。詳しくはここ。これまた高音質。十数分にわたる「ファット・オールド・サン」や、ほぼ完成したかたちとして演奏される「エコーズ」が聴きどころかな。フロイド・マニアにとっては耳タコ音源なのかも知れないけど、フロイドのブートは数枚しか聴いたことないという程度の人間には新鮮でした。
 夕方、妻と川へ行き、花を流す。チャチャがいなくなって半年が過ぎた。
 行き帰りに聴いたのはネオアコ編集盤クリス・コナー「バードランドの子守歌」

 2002年10月13日(日) 
 音楽ニュース中心のサイトとして重宝させてもらっていた「伯爵タイムズ」が、ディスク・レビュー中心のサイトにリニューアル。なかなか読みごたえあります。aikoとフランク・ザッパの相似点、ベックと吉本ばななの関係への言及、おもしろかったっす。ポール・ウェラーの「予定調和的な良さ」という点については、個人的に少々複雑な感情を抱いてしまうのではありますが。
 さて、今日はロキシー・ミュージック「リフレクション」を聴いた。(いや、エンハンスドCDなんだから「見た」だな。)
 初期ロキシーがドイツのTV番組「ミュージック・ラーデン」に出演したときの演奏が収録されているのだが、まずもって収録曲全部を映像として見られるのが素晴らしい。DVDとは違ってフル画面にするとちょっと粗さは目立つけれど、まずまずの映像クオリティ。
 そして、なんといっても最初期のロキシーの毒々しさ!リーゼントにしたブライアン・フェリー、越路吹雪みたいなもけもけの衣装を着たイーノ、ハエ男みたいなフィル・マンザネラ、キャプテン・ウルトラの手下キケロのジョーみたいなアンディ・マッケイ。スタイリッシュな後期ロキシーに慣れてしまっている身には、ショッキングなくらいかっこいいです。
 あ、イーノ脱退後の映像もありますぜ。こちらでは、エディ・ジョブソンが透明エレクトリック・ヴァイオリンを弾きまくり、ジョン・ウェットンが地味〜にベース弾いております。これで税込2835円つーのは安い。2枚組なんだし。

 2002年10月12日(土) 
 我が家の応接間には塔がある。未聴CDが積み重ねられた塔である。高さ50センチほどの塔が4本寄り添うように並んで、山を成している。そしてその左脇には未聴ボックスセットが積み上げられた大きめの塔が。さらに右側には未聴紙ジャケCDが入ったタワーレコードのビニール袋が4つほど…。
 恐ろしくて未聴CDの数を数えたことはないけれど、たぶん300枚くらいはあるだろう。しかも日々塔は成長し続けている。未聴CDが減ってゆく早さよりも、新規購入CDが増えてゆくスピードの方が早いからだ。
 新しく買ったCDはどんどん上に積まれていくので、ときどき塔をひっくりかえしてみないと、下の方にどんな未聴アルバムがあったのか自分でもわからなくなる。
 で、今日ひさびさにチェックしてみた。おやロバート・ワイアットのEPボックスがあるぞ。完全に忘れてた。あ、トッド・ラングレンのアーカイヴ・シリーズがこんなとこに。ほんとにアーカイヴされちゃってるよ。お、K氏からせっかくいただいた歌謡曲系CDも下の方に埋まりつつある。まずいぞ。
 というわけで、発掘したCDを少し聴いてみました。ヘヴィーなやつじゃなくて、聴きやすそうなものをとりあえず選んで。
 まず中森明菜のベスト・アルバム2枚。サウンド的には時代を感じるけど、明菜の声のダークさは永遠ですな。偉大なり。
 それから「NME SINGLES OF THE WEEK !」とか「BRIT AWARDS 96」とかいうタイトルのブリット・ポップ系コンピレーション。在庫処分1枚500円で投げ売りされていたのを以前に買ったんだった。ラジオ聴いてるみたいで楽しい。しかしいまさら6年も前のヒット曲集聴いてどうすんだという気もしないではないが。
 それにしてもこの未聴CDの山を聴き終わるのはいつになるんでしょうね…。
 夕方、妻を医者に連れてゆき、食事と買い物をして帰る。
 行き帰りに聴いたのは、グレン・グールド「ゴールドベルグ変奏曲(81年版)」「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」
 寝る前に、サウンドベイで買ったビートルズのブート「N.M.E 65&64」を聴く。おとついの日記に書いたとおり、NMEポール・ウィナーズ・コンサート音源を収録したブートである。
 同じ音源を収録している「SHOCKWAVES VOL.17」というチープなブートと音質を比べてみたが、多少良くなっているかな、という程度。65年の音源は、TV放送を視聴者が外部マイクでテープレコーダに録音したものらしく、視聴者自身の笑い声やせきばらいなども一緒に収録されているのが笑える。それにしてもステレオっぽく聞こえるのはどうしてだろう?それからボーナスとして収録されているTV番組「The Mersey Sound」での「SHE LOVES YOU」は貴重なものなんでしょうか?僕自身は初めて聴いたような気がするけど…。

 2002年10月11日(金) 
 名古屋研修2日目。
 行きの電車の中で「イントロスペクティヴ」(ペット・ショップ・ボーイズ)
 きのうサウンドベイでかかっていたのを聴いて、ひさびさに棚からひっぱりだしてきた。個人的にいろいろと思い出のあるディスク。当時の音楽誌に「美しすぎるメロディー、悲しすぎる世界観」とか書かれてたけど、まったくそのとおりですね。
 「君をおいてくこともできたはずさ さよならと言って/君を愛することだってできたはずさ 努力すればね/そうだな 僕の思うようにさせてくれたら きっとそうしたと思うよ」(「レフト・トゥ・マイ・オウン・ディヴァイセス」)
 研修終了後、今日もサウンドベイに寄って、CDを買ってしまう。(いやポイントがたまってたんすよ…)
 「リフレクション」(ロキシー・ミュージック)と、「モーニング・グローリー:アンソロジー」(ティム・バックリィ)
 前者は初期ロキシーが「ミュージック・ラーデン」に出演した時のライヴを収録した2枚組。エンハンスト仕様になっていて全曲映像を見ることができる。音楽CDというよりはヴィデオCDだなこりゃ。後者は前から欲しかったけれどなかなか買えずにいたアルバム。
 それからピンク・フロイドの中古ブートCDが1000円と安かったのでこれも買う。「LIBEST SPACEMENT MONITOR」「ONE OF THESE DAYS」。どちらもSWINGIN' PIG RECORDS製。70年代初期フロイドのライヴ音源には、いまだにこころひかれるものがあるなあ。
 椎名林檎シングル集を聴きながら帰る。

 2002年10月10日(木) 
 今日明日と名古屋でセキュリティ関係の研修。電車ででかける。
 研修場所は金山駅のそば。で終了後、「SOUND BAY REPUBLIC」に寄ってあれこれとCDをあさる。
 ダムドの2枚組ベスト「アンソロジー 1976-1987 〜スマッシュ・イット・アップ」を買い、そのほかにも紙ジャケCDをいろいろと。スタックリッジのファーストとセカンド、ザ・ジャム「セッティング・サンズ」マイルス・デイヴィス「スティーミン」リー・モーガン「ザ・サイドワインダー」といったところ。
 ビートルズのブートCDも買った。中古だけど。「N.M.E. 65&64」ってやつ。タイトルどおりニュー・ミュージカル・エクスプレス誌のポール・ウィナーズ・コンサートでの演奏をおさめたもの。ビートルズ・ブート界からはすでに足を洗っているのだが、まあちょっとした気まぐれである。
 研修への行き帰りに聴いたのはモー娘。編集盤カヒミ・カリイ編集盤

 2002年10月9日(水) 
 出勤時に「アンエクスペクティッド・ウェザー」ジェーン・ケリー・ウイリアムスのセカンド。つまらないんすよね、これ。それを確認するためだけにひさびさに聴いた。ファーストアルバムからなにが変わったというわけでもないのに、なにかが確実に失われてしまっている。
 午後、人事異動の発表。意外な結果に驚く。仕事はさらにやりにくくなった。
 帰りは「マイルス・イン・ザ・スカイ」(マイルス・デイヴィス)。こいつはトランキライザーにならない。リスナーの首根っこをつかんでぎりぎりと締め上げるような緊張感に満ちたアルバム。
 以前買ったセックス・ピストルズの3枚組ボックスをやっと聴き終える。80ページにわたるブックレットをじっくり読みながら聴いていたのでこんなに時間がかかってしまった。
 今までピストルズのブートやハーフ・オフィシャルに手を出したことはなかったので、デモ・テイクやライヴ音源は新鮮に聴けた。しかしこんなに何度もデモ・セッションをやってたんだなあ。
 これを聴いていると、クリス・スペディング→デイヴ・グッドマン→マイク・ソーン→クリス・トーマスとプロデューサーは変遷しても、バンドの本質は最初から一貫していたことがわかる。「勝手にしやがれ!」の衝撃要因はクリス・トーマスのプロデュース・ワークにあるのではなく、バンドの持つクオリティにあったのだ、という至極あたりまえのことを再確認。ディスク3に収録されたデビュー前のライヴ(音質悪し)もその事実を補完してくれるだろう。ブックレットも充実しているし、ファンは絶対に持っておくべきボックスだ。

 2002年10月8日(火) 
 出勤時に「パティキュラー・ピープル」(ジェーン・ケリー・ウイリアムスを聴く。89年にクレプスキュールからリリースされた女性シンガーのデビュー作。リリースされた時に渋谷CISCOでかかっているのを聴いて、そのアコースティックな美しさに惹かれて衝動買いしたもの。いまだにときどき聴きたくなる。無理なくこういう声を出すシンガーが好きなのだ。今も活動しているのだろうか…と思ってサイトを探してみたら、見つかったもののリニューアル中らしく「coming soon」になっていた
 午前、本末転倒プロジェクトの会議に出る。ますます本末転倒になってきた。うんざり。
 妻がひどい風邪で寝込んでいるので早退けして帰宅。車に乗せて医者に連れてゆく。僕も風邪気味なのでついでに診てもらった。
 仕事からの帰り&医者への往復に聴いたのは「シカゴ・コンプリート・ベスト」のディスク1、「バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻&第2巻」(グレン・グールド)「ワルツ・フォー・デビー」(ビル・エヴァンス)
 グールドといえば、「ゴールドベルグ変奏曲〜メモリアル・エディション」というアルバムが11月に発売される。55年版と81年版の最新リマスター・ヴァージョンをカップリングしたものに、インタビューやアウトテイクを加えた3枚組。しかも81年版はアナログ・マスターを使用したとのことで、ちょっと楽しみ。
 輸入盤はもう店頭に並んでいるけど、インタビューの内容をきちんと知りたいので日本盤を待つことにしましょう。宮澤淳一先生もそうおっしゃっておられますし。 

 2002年10月7日(月) 
 「ジギー・スターダスト」(デヴィッド・ボウイ)を聴きながら出勤。
 「君のエレクトリック・アイで僕を見つめてくれ/レイ・ガンを僕の頭に押し当てて/スペース・フェイスを僕に近づけて/ムーンエイジ・デイドリームの中でフリーク・アウトするんだ」(「月世界の白昼夢」)
 ばたばたと本末転倒プロジェクトの宿題を片づけてどっと疲れる。体調も依然いまいちだし。
 帰りは「ソーサラー」(マイルス・デイヴィス)。聴けば聴くほどひきこまれてゆく。不思議なことにこの音楽にはトランキライザー的効果もあるようなのだ。あくまで僕にとって、だが。なぜだろう。ハービー・ハンコックのピアノの静謐な響きのせいか。 

 2002年10月6日(日) 
 スタイル・カウンシル「ホーム・アンド・アブロード」を聴く。紙ジャケCD。
 リリース当時あんまり聴かなかったな、これ。スタイル・カウンシルはライヴ・バンドではないと思っていたからかもしれない。(そのくせ当時来日コンサートは2度ほど観ている。)
 今聴くとけっこういい。ベスト・アルバム的にも聴けるし。ただしリマスターされていないのは不満。
 ライナーノーツは当時のものの転載で、筆者が「ロッキング・オン 増井修」となっていたのにはしみじみしてしまいました。エルヴィス・コステロの改名騒動について触れているけど、そういやそんなこともあったなあ。いつの間に元に戻ったんだっけ?
 それから今日はもうひとつ。こちらは本だが「ジャズを聴くバカ、聴かぬバカ」(中山康樹)。音楽評論家でここまでブートレグを積極的に肯定している人って他にはいないよね。この本でもブート関係業者に取材したらしき部分がおもしろかった。「レコード会社の持っている権限は『レコーディング契約』のみで、ライヴやツアーに関してはなんの権限もないんです。」なるほど。

 2002年10月5日(土) 
 朝、散髪に行き、その帰りひさびさにBOOK OFFのCDコーナーをのぞく。デッドストックらしきジャズ紙ジャケCDが数十枚置いてあった。が、これぞというものはなかったので何も買わず。
 いったん家に帰り、午後妻と川へ。ところが僕は途中で体調が悪くなり車の中で休むはめになる。
 川への往復に聴いたのは「デイヴ・ディグズ・ディズニー」(デイヴ・ブルーベック・カルテット)「エクスプロレイションズ」(ビル・エヴァンス)。体調のせいであまり楽しめなかったが。
 家に帰ってからも気分はすっきりせず、夕食も食べずに寝てしまう。

 2002年10月4日(金) 
 プリファブ・スプラウト「38カラット・コレクション」を聴きながら出勤。この世で最も魅力的でロマンティックな音楽のひとつ。
 「時がたっても色あせないものがある。(Some things are slow to fade.)」という言葉ではじまるライナー・ノーツもいい。こんな文章が書けたらなあ。
 細々と仕事。帰りも「38カラット・コレクション」。
 「僕らを見てごらん よく考えてみるんだ/若かった頃に比べてなにがわかったというんだろう/僕らを見てごらん ドライヴはもうやめて/車や女の子たちよりもずっと/心を傷つけるものがあるんだ」(カーズ&ガールズ)

 2002年10月3日(木) 
 「Jubilee」(セックス・ピストルズ)を聴きながら出勤。
 「俺たちはからっぽ/ひどくからっぽ/でもそんなこと気にしやしねえ」(「プリティ・ヴェイカント」)
 仕事の帰りに修理に預けてあったDynabookを受け取りに行く。HDDを完全フォーマットしてOSを再インストールしたら、動作不安定が解消されたとのこと。ほんとうかなあ。それにしても戻ってくるまで1ヶ月もかかるとは。
 「フォーティ・リックス」(ローリング・ストーンズ)のディスク2を聴きながら帰宅。
 夕食後、Dynabookの動作確認やデータのリストアなどをしようと思ったが、あまりに疲れていたので今日はやめ。さっさと眠る。

 2002年10月2日(水) 
 出勤時に「ラモーンズマニア」(ラモーンズ)「Hey Ho, Let's Go !」つーことで。
 10時まで残業。へろへろ。頭働かん。
 帰りは「UP」(ピーター・ガブリエル)
 「時間も場所も失った スカイ・ブルーの中で/君の顔を輝かせる青い瞳 スカイ・ブルーの中で/飛びかたを知っている 溺れかたも知っている スカイ・ブルーの中で」(「スカイ・ブルー」)
  ザッパ紙ジャケ第5弾&第6弾のディスクユニオン特典、既発売紙ジャケ用のミニチュア帯だそうだ…。ぐぐぐ。もう別の店で予約しちゃったよ。どうしよう…。ザッパは権利関係がややこしそうなので、帯はこないと思ったんだがなあ。

 2002年10月1日(火) 
 「アシッド・イーターズ」(ラモーンズ)を聴きながら出勤。60年代ロックのカヴァー・アルバム。高速パンク・チューンと化した「マイ・バック・ペイジズ」(オリジナルはボブ・ディラン)がかっちょいい。
 「ああ、私はあの頃今よりずっと年老いていたが/今はあのときよりもずっと若い」
 9時半まで残業。台風は東京の方へ行っちゃって、職場を出る頃には星が出ていた。
 フィフス・ディメンションの2枚組ベストを聴きながら帰る。極上のハーモニーだけど、匿名性の強いグループだなあ。メンバーがひとりふたり入れ替わっていても誰も気づかないような。

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