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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2004年7月30日(金) Wrapped up in books
○ベル&セバスチャン「BOOKS」
 来日記念ミニアルバム。アルバムからシングルカットされた「Wrapped Up In Books」の他、新曲、「I'm A Cuckoo」の日本語ヴァージョン、そして意外や意外ヤング・マーブル・ジャイアンツのカヴァー(泣けるね)まで全6曲。
 新曲「Your Cover's Blown」はえらくファンキーな曲調で今までになかった感じ。途中でテンポが変わったりする。ああ、これがベルセバ版「ボヘミアン・ラプソディ」ってやつか。納得。
 ちなみにCD-EXTRA仕様になっていて「Wrapped…」のPVなどいくつかオマケが収録されている。PVはなかなか良いです。特にメガネっ娘好きは必見。
「うれしいよ 君の夢を見た/パンクな格好で踊りに行くところだった/でも君は若すぎて見えない/うれしいよ 僕は家の外/今日はエネルギーが出ないんだ 元気も/でもうれしいよ 君が一緒にいてくれて/さよならはつらい 僕らの荒野が見える/哲学にじゃまされた でも もしそうじゃなかったら」(「I'm A Cuckoo」日本語Ver.)

 2004年7月29日(木) Stop breaking down
◆その後のあの話〜ブルー・ナイル、8年ぶりの新作編 (CDJournal.com)
 おお。出ますか日本盤。

 出勤時にマイク・オールドフィールド「オマドーン」。この人はプログレの人じゃないのよ。フォークでケルトな人なんだよ。ラストで淡々と歌われる「On Horseback」の清々しさを聴けばそれがわかるはず。
 帰りはエリック・クラプトン「ミー&Mr.ジョンソン」
 このアルバムに対する僕の感想はこの方と全く同じ。
「俺の身体をハイウェイ沿いに埋めてくれ/まあ死んじまったら どこに埋めてもらったっていいんだけどな/俺の身体をハイウェイ沿いに埋めてくれ/そうすれば 俺の邪悪な魂は グレイハウンドバスに乗ることができるから」(「Me and The Devil Blues」)

 2004年7月28日(水) Couldn't I just tell you
◆1,500円で名盤が買える新シリーズ開始!(CDJournal.com )
 こういうまっとうなことをきちんとやってくれさえすれば、俺は日本盤買い続けるよ。

○「POPTOPIA!- Power Pop Classics Of The '70s」
 ライノ編集のパワーポップコンピ。BOOK OFFにて発掘。
 ラズベリーズ、トッド・ラングレン、バッドフィンガー、チープ・トリック、ニック・ロウといった有名どころから、ビッグ・スター、フレイミン・グルーヴィーズ、フォトメイカー、ブラム・チャイコフスキーといった渋めミュージシャン、そしてPezbandとかBlue AshとかShoesとか初めて名前を聞くグループまでぎっちり18曲。ゴキゲンなり。ジャケも好きだなあ。リキテンシュタインみたいで。

 2004年7月27日(火) So sad about us
 一日休暇をとって家でごろごろ。
 悔しさがいまだおさまらないので「ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」を聴く。
 こっちにはちゃんとジョン・エントウィッスルもいるもんね。それにしてもザック・スターキーのドラムスはいいなあ。リンゴもいい息子をもったもんだ。
 夜、ちょっと目を離したすきに猫にポータブルCDプレーヤのリモコンを食いちぎられる。ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン!

 2004年7月26日(月) Really Really Happy
◆ザ・フー来日公演があっという間にCD化
 オフィシャル・ブート。これ買ってガマンするか…ちっ。

 出勤時にワルター・バリリ&パウル・バドゥーラ=スコダ「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 他」。1951年録音。別世界の音楽。今もこの世界は存在するのだろうか?
 夜、Kさんとともに、O氏(アメリカから一時帰国中)を囲んでのお食事会。
   こんな見事な飛騨牛霜降り肉を焼いてもらって

   こんな風にして食べました。すげーうまかった。

   んで最後はガーリックライスでシメ。ごちそうさまでした!
   
  写真がしょぼくてよくわかんないかも。「食べたものを淡々と記録するよ」みたいにはうまくいかん。
  食事のあとお茶。マフスを聴きながら帰宅。

 2004年7月25日(日) See me, feel me
◆結局観に行けなかったザ・フー来日公演映像→ その1(横浜リハーサル) その2(横浜アンコール)
 (登録必要。無料)
The Whoライブレポ投稿掲示板(from holidaycamp
◆スポーツ新聞の記事→ サンスポ スポニチ デイリー
はてなダイアリーにも感想がいっぱい…。

 2004年7月24日(土) Everybody loves you
○マフス「リアリィ・リアリィ・ハッピー」
 石井さんのレビューを読んでたまらず買ってしまいました。マフス聴いたことなんてなかったのに。
 でも買ってよかった。極上のパワー・ポップ。しかも泣ける。シンプルでエヴァーグリーンなたたずまいのくせにリアルだ。最初期のビートルズに、やさぐれたガールシンガーが参加してたらこんな音になってたかも。
「あたしのことを 他人がどう思おうと気にしない/なんていわれようと なにをされようと あたしは傷つかない/そうよ もうそんなことはどうでもいい あんたのする事なんて気にしない/あたしは ほんとにほんとにほんとにハッピー  とてもいい気分/とてもとても嬉しくて とてもとてもハッピー/いい気分 自由な気分/悩みごとなんてなにもない」(「Really Really Happy」)
 さあファンページ読んで、これまでのアルバムを探しにゆこう。

 2004年7月21日(水) Providence
 仕事の行き帰りにソニック・ユース「デイドリーム・ネイション」。'88年リリース。
 ざらざらとした音像、紡ぎ出されるノイズ。ときおり姿を見せる透明な情緒。ヴェルヴェッツのアルバムを連想した。
 「Teenage Riot」の疾走感はなにものにもかえがたい。アルバムジャケットも素晴らしいね。白昼夢の国での白昼夢の日々。 

 2004年7月20日(火) Spend, Spend, Spend
◆ROBERT WYATT、幻のライヴ盤が公式リリース(bounce.com)
 これってあのカムバック・ライヴのこと? と思って調べてみたらやっぱりそうでした。ローリー・アラン、デイヴ・スチュアート、ヒュー・ホッパー、フレッド・フリスからマイク・オールドフィールドやジュリー・ティペット、ニック・メイスンまで。すごいね。楽しみ。

 出勤時にソニック・ユース「WERS Radio Performance + 4 TUNNA BRIX」
 ボストンのラジオ局WERSでのアコースティック・ライヴは曲の骨格がわかって興味深い。アコギでもノイズを出そうとしているのにはちょっと笑う。「4 TUNNA BRIX」はジョン・ピール・セッション。フォールのカヴァーばかりをやっている。(キンクスの「Victoria」もフォール経由のアレンジらしい。)本人たちが実に楽しげにやっているのが良い。
 帰りはスリッツ「カット」。素晴らしいジャケ
「ありふれた女の子たち なにを着るのかさえ決められない/ありふれた女の子たち 傷つきやすい/ありふれた女の子たち 情にもろい/ありふれた女の子たち 残酷だ」(「Typical Girls」)

 2004年7月18日(日) Drunken Butterfly
○ソニック・ユース「ダーティ<デラックス・エディション>」
 2枚組拡大版。オリジナル・アルバムのリマスターヴァージョン+シングルB面曲+未発表リハーサルレコーディング。
 リマスターによりザクザク度を増したディスク1が素晴らしい。現在の彼らとは異なるベクトルのエナジー。
 ディスク2の大半を占めるリハーサルテイクは熱心なファン向け。この音が耳について離れなくなったらもう彼らの音楽の虜になっているということだ。
 そういえばある方のご厚意で、レア音源やライヴ音源を聴くことができた。「ムーレイ・ストリート」収録曲のアコースティック・ヴァージョンとかフォールのカヴァーをやってるこれとかこのライヴとか。どれもとてもおもしろかった。どんどん深みにはまってゆくなあ…。

 2004年7月17日(土) New risen
◆ストーンズがLicks Tourのライヴアルバムをリリース(HMV Japan)
 9/1発売予定。
「ディスク1はストーンズ・ビギナー向けの知名度の高い楽曲を中心に収録。ディスク2はライヴで演奏されることの少ないストーンズ・マニア向けの楽曲を中心に収録するとのこと。」 いろいろと考えるね。'90年代以降はオリジナルアルバムよりライヴ盤の方が多いからなあ。

○アイレス・イン・ギャザ「Rust Red September」('83)
 BOOK OFFにて、賞味期限の切れたヒットアルバムの中にひっそり隠れていたのを救出。
 これ、たしかアナログ盤を持っていた記憶が。ジャケはこのCDと違ってモノクロ写真だったけど。
 ネオアコを期待して買ったのにちょっと違ったので、あまり聴かないままそのうち処分してしまったのだった。
 でも今聴くといい。淡々としたサウンドと絡むマーティン・ベイツの少しウェットな声。「CHANGING STATIONS」と「NEW RISEN」はとりあえず名曲。ボーナス・トラックも収録されているし。

 2004年7月16日(金) Left of tha dial
◆“80'sアンダーグラウンド”なコンピ盤が登場!(CDJournal.com) →元記事 RollingStone.com
 リプレイスメンツ、ジザメリ、ニュー・オーダー、アズカメ、スミス、エコバニ、レインコーツ、サイケデリック・ファーズ、スロッビング・グリッスルetc…同じRHINOでも、あの「Like, Omigod!」とは対照的な選曲。まさに80's裏コンピレーション。買う買う。絶対買う。

 早めの夏期休暇をとる。
 夜、MECSなる謎のグループの飲み会に参加。飲みに行くのもひさびさだ。
 その前に、バナナレコードの全品20%OFFバーゲンをのぞく。
 ここんとこあれやこれやで金欠状態なので安め狙い。オウズリーニュー・オーダー「ジョン・ピール・セッションズ」「BBCレディオ1 ライヴ・イン・コンサート」など数枚を入手。
 そういやジム・オルーク「ユリイカ」「インシグニフィカンス」が1600円くらいであったんだけど、遅れてきたソニックユース・ファンとしてはこれも聴かなきゃいけないでしょうか? 今回は予算オーバーだったので見送りましたが。

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