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 2003年9月15日(月) Vitamin
 午後、妻と名古屋へ。栄の松坂屋美術館で「ヨーロッパ・ジュエリーの400年」という展覧会を見る。
 ふだん宝石に興味のない僕のような人間が見てもタメイキがでてしまうような逸品がぞろぞろ。やっぱりなににせよ本物っていうのは迫力があるなあ。ヨーロッパの歴史の奥深さをかいま見たような気になりました。
 そのあとパルコのタワレコに寄り、マーヴィン・ゲイ「アイ・ウォント・ユー」デラックス・エディションリック・ウェイクマン紙ジャケ「ノー・アースリー・コネクション」「リストマニア」ストローブス紙ジャケ「骨董品」「魔女の森から」を買う。
 「ノー・アースリー」はジャケの中央に付属のミラーシートを丸めて立てると正像が映るというギミックを再現。「リストマニア」はロジャー・ダルトリー主演映画のサントラ(数曲歌ってもいる)なのでザ・フーマニアは入手せねばなりませぬ。
 最近またいろいろ買ってるけどゆっくりと聴く時間がとれないのが困った。ああ。

 あ、そういえば「ツール・ド・フランス」聴きました。
 クラフトワークといえばベストアルバムしか持っていないのであんまりエラソーなことはいえないんだけど、こちらのノスタルジーを鼻で笑うような音になっているのはさすが。30年間一貫してテクノというのも凄い。テクノなんて言葉の存在しなかった時代からテクノだったんだから。 

 2003年9月14日(日) Little Wing
◆元ちとせ「Hajime Chitose」
 メジャー・デビュー前にリリースされたミニ・アルバム。全曲カヴァー。取り上げられているのはシュガーキューブス/山崎まさよし/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/ジミ・ヘンドリクス/あがた森魚/キャロル・キングという面々。
 悪くはないが試運転ぽい。さまざまな歌い方を試しているといった印象。こぶし回さなくても唄えるんだと少し感心したけど。「スウィート・ジェーン」なんてネオアコかと思うような爽やかさ。
 でも結局いちばんぐっときたのは、現在の彼女の歌い方にもっとも近い「名前のない鳥」であったりする。
 クレジットによればニューヨークで録音してるみたい。金を十分にかけたデモテープ、だな。 

 2003年9月13日(土) Frank Zappa PapersleeveCDs Strike Back!
◆昨日買った「ツール・ド・フランス」日本盤、盤面にCCCDマークが。
 BBSでのHAPPYMANさんのご指摘で気がついた。
 工場のミスで盤面デザインだけCCCDにしてしまったらしい。やめてほしいなあ、こういうミスは。ことがことだけに。
 CCCDにするのかやめるのか、メーカー内でも最後まで混乱していたのかも知れないけどね。

◆伝説のジョアン・ジルベルトが来日中ですが。
 コンサートを見たひとたちの感想。
  その1( from 「saltwatertaffyの日記」 )
  その2( from 「Morning Café」 9/12 )
  その3( from 「Dead Funny.」 9/12 )
 恐ろしいほど緊張感あふれるステージだったみたいですね…。

◆ザッパ紙ジャケまだ出るんだって。(情報元 「紙ジャケ掲示板」)
 今回は「オン・ステージ」VOL.1〜6、「ベスト・バンド」、「メイク・ア・ジャズ・ノイズ」、「レザー」そして「ミステリー・ディスク」。計10タイトル、CD枚数にして20枚。
 これがなんとあーた、通販によるセット販売のみでバラ売りなし。(ディスクユニオンでだけは店頭販売あり。)値段は税込37,800円。購入特典はこれまで発売された紙ジャケ全53種を収納できる豪華ボックス。(どんなんや…)
 で、発売はザッパの十周忌にあたる12月4日。
 とまあマニアの秘孔を突きまくりのセットなんですけど、これ、そもそもアナログ盤が発売されなかったタイトルも多いんだよね…それを紙ジャケ化してもなあって気もする…どうすべえか。
 あ、おなじみ「FRANK ZAPPAの○△□」にも詳細情報が。さすが早いな〜。

 2003年9月12日(金) Zoot Allures
 かたろにあ氏@鴨阪製作所による「ストーンズ11月に再来日」とのBBS書き込みに驚愕。
 ソースはこれか…。
 前回やらなかった地域で演奏してくれると嬉しいけど、これだけ急に決まると無理なような気がする…。たぶん関東圏のみ数回になっちゃうんじゃないかな…。

 出勤時にザッパ「ズート・アリュアーズ」('76)。ねっとりしたアルバム。
 大阪公演での「ブラック・ナプキンズ」、代表曲のひとつ「拷問は果てしなく」、秀逸なギター・インストである「ズート・アリュアーズ」など名曲を含みながらも、なぜかアルバム全体としてはぱっとしない。ザッパの作品としてはめずらしくトーンが暗いせいかもしれない。ちなみにアルバムタイトルの由来は「ちぇっ、なーんだ!」というフランス語からだそう。
 午前中はエラい方への課長説明の補助、午後は出張先で会議。白熱した会議が3時間。いや勉強になりました、いろんな意味で。
 帰りはチープ・トリック「ドリーム・ポリス」
 「ドリーム・ポリスが俺の頭の中に住んでいる/ベッドに入ると現れる/俺を逮捕しにやってくる/おしゃべりしてもつまらないし噂話も楽しくない/眠りにおちるとき とても夜を生き抜けないような気がするよ/だってヤツらが待ちかまえているから/毎晩毎晩俺を捜してるから/頭の中にいるヤツらが俺の気を狂わせる」
 途中、家の近くのTSUTAYAでクラフトワーク「ツール・ド・フランス」(非CCCD日本盤)を買いました。

 2003年9月11日(木) Eat that question
 ザッパ「グランド・ワズー」('72)を聴きながら出勤。ザッパ流ビッグバンド・ジャズ。こういうアルバムをもう2,3枚残してくれてもよかったのに。
 ファンキー皇帝クリータス・オウリータス・オウライタス(クリータス・ノってるか・ノってるぜ大王)は、ブラス奏者の軍団を率いて、弦楽器&コーラス軍団ミディオークラッツ・オブ・ペデストリウム(ありきたりの月並み野郎ども)を圧倒する。その様子を描いたジャケ(カル・シェンケル画)が素晴らしい。でも現行CDはオリジナルと曲順が変わっていてちょっと居心地悪い。
 なにやらかにやら片づけ片づけ。残業しようかと思ったがへこたれてやめる。
 帰りはドアーズ「ソフト・パレード」「まぼろしの世界」原理主義者である僕にとっては「甘くなりすぎてつまらないアルバム」だったはずなのに、ひさびさに聴いたらその甘さが魅力的で二回りも聴いてしまった。やはりドアーズはドアーズ。
 「カモン カモン カモン さあ俺に触れてくれ/怖がっていないってわかるだろ/おまえの約束はなんだったんだい/なぜ彼女の言ったことを教えてくれないんだい/彼女の約束はなんだったんだい/俺は君を愛し続ける 天が雨を降らすのをやめるまで/俺は君を愛し続ける 空から星が落ちてくるまで」(「タッチ・ミー」) 陳腐だけど良い。

 2003年9月10日(水) Camarillo Brillo
 出勤時にザッパ&マザーズ「オーヴァーナイト・センセーション」('73)。
 全曲ヴォーカル入りの親しみやすいアルバム。ライヴでの定番曲となった「カマリロ・ブリロ」や「ダイナ・モー・ハム」「モンタナ」など名曲多し。ザッパのギターも珍しくロック的で、かっこいいリフ&ソロを連発している。
 「俺の頭はフケだらけだし 吐く息はリキュール臭い/俺が可愛くないのは自分でもわかってる/声ときたらガラガラだもんな/だけどそれでもかまわねえのさ/俺はあんたらのために歌ってやれるほどイカれてんだから/どんな古くさいスタイルでもね/勝算は五分五分ってとこだと思うぜ/何か言いたいことが俺にもあったのかもな」(「フィフティ・フィフティ」 茂木健 訳)
 所用で午後早退するため、午前中猛烈なスピードで仕事を処理。はぁはぁ。
 帰りは元ちとせ「ノマド・ソウル」
 「美容師になりたい」といって歌手になるのを一度は断ったんだってね。田舎の無欲な子って感じか。

 2003年9月9日(火) Cat from the future
 猫が帰ってきた件について、掲示板やメールで何人もの方々からお祝いの言葉をいただく。「ずっと気になってました」と書いて下さる方もいて、ほんと感謝です。猫に聞かせてやりたい。

 今日はたまたま休暇をとっていたので、一日家で猫の世話をしつつのんびりと過ごす。
 帰ってきた猫は自分の家を愛おしむかのように寝てばかりいる。きっとここ数ヶ月、完全に安心して寝たことなどなかったのだろう。
 しかし彼が行方不明であった期間中に僕と妻の愛情を一身に受けていたもう一匹の猫は、彼が帰ってきたことがたいそう不満らしく、昨日は不意に襲いかかったりしていた。今日は昨日ほどではないにしろ、顔をあわせるとうなりだしていつ喧嘩をはじめるかわからないのでハラハラする。仲良くやってくれよ、せっかく帰ってきたんだからさ。前は一緒に暮らしてただろ?
 帰ってきたら帰ってきたで悩みは尽きないのでありました。とほほ。

 2003年9月7日(日)〜8日(月) 猫帰る。
 日曜の晩、見知らぬ女性から電話がかかってきた。
 「あの、ちょっとおたずねしたいことがあるんですが…」
 「はいなんでしょう?」
 「○○○○というのはお宅の猫ですか?」
 「そうですが、4月から行方不明になってしまっているんですよ。」
 「いますよ。」
 「え」
 「その猫がいるんです。」
 「ど、ど、どこにですか?」
 その人の話によれば、川向こうの遊園地にいるのだという。ひと月ほど前から姿を現すようになり、従業員の人たちが(こっそりと)あげるエサを毎朝食べているのだそうだ。最初は警戒していたのが少しづつ慣れてきて、最近は身体をなでさせてくれるようにまでなったらしい。そして首輪につけてある名札(猫の名前とこちらの電話番号が書いてある)に従業員の人が気づき、電話をしてきてくれたというわけだ。
 翌朝その場所に案内してもらうことをその人と約束し、電話を切る。嬉しさ(なにせもうすっかりあきらめていたし)と不安(うまく見つけて連れて帰ってこられるだろうかという不安)でその晩はよく寝られなかった。
 月曜の朝、寝不足状態で妻と一緒に出発。電話をかけてきてくれた女の子と遊園地の最寄り駅で待ち合わせ、従業員用ルートで開園前の遊園地に入れてもらう。
 「猫は毎日来るんですか」
 「たいてい来ますよ。いつもあのへんにいたりするんですけどね。あ、あれかな?」
 いた。
 モニュメントの足下にごろんと身を横たえて顔をおこしている。間違いない。うちの猫だ。拍子抜けするほどあっさり発見。
 妻と僕が名前を呼ぶと猫はとまどったように返事をする。用意してきたエサをいつも使っていた皿に入れて再び声をかけると、身体を起こしてのそのそとやってきて、妻の匂いを確認してからエサを食べ始めた。飼い主を憶えていたようだ。まあ子猫の頃から8年も一緒に暮らしていたのだから、忘れてもらっちゃこまるんだけど。
 バスタオルで身体を包み、キャリーに入れて保護完了。ほっとすると同時に気が抜けた。
 猫はさすがにちょっと痩せてはいたけれど元気な様子。念のため午後になってから妻が動物病院に連れていったが、ケガや目立った体調不良はなかったそうだ。よかったよかった。
 それにしても5ヶ月もの間、どこで暮らしていたのだろう?ここ1ヶ月は遊園地にいたとしても残りの4ヶ月は?
 だいたいどうやってあそこまでいったのか? 橋(そうとうでかい)をてくてくと歩いて渡っていったのか? それとも車の荷台にでも載っていったのだろうか?
 聞いたって答えてくれないので、永遠の謎ということになってしまうんだろうけど…。

 2003年9月6日(土) Nomad Soul
◆元ちとせ「ノマド・ソウル」
 K氏の評。メールから引用。
 「なによりもまず、歌詞がいただけない。これはもう決定的。日本語に実がないのね。ぜんぜん彼女の声と戯れてない。戯れられるわけないもん、こんなきれいぶっただけの空疎な言葉の連なりばかりじゃ。こんな造花まがいのチンケな日本語、彼女の声に対するある種の冒涜ですよ。それらがまたそれなりに聴けてしまうのが、かてて加えて妙にサウンドが凝りに凝っているのが、つい哀れすら誘います。これはもう、断じて彼女のせいじゃないと思うのね。」

 今回のアルバムの弱点に対する端的な指摘ですね。詞も曲も書かない彼女にはいつもこの危険がともなっているわけで。加えてポップソングには必ずついてまわる「空虚さ」も知らぬ間に忍び寄ってきているし。
 でも僕の場合、彼女に対しては「コトバ」より「声」への希求が強いので、それほど否定的な感想は抱きませんでした。まだセカンドアルバムなんだし。これほどの歌い手が簡単に消えてゆくはずもないし。
 収録曲の中では、あがた森魚の(というよりヴァージンVSの)「百合コレクション」が群を抜いて素晴らしかった。(この点、K氏も唯一の収穫と認めておられます。)プロデュース&アレンジにライオン・メリィ氏をもってきたところも良。
 この曲を聞いていると、やはり「コトバ」が優れているに越したことはない、という至極当たり前の結論になってしまうのが今回のアルバムに好意的であろうとする僕にとっては辛いところですが。
 それに比べてユーミンが提供した曲のひどさはどうですか。メロディーも詞もダメでいいとこなし。断れなかったんだろうなあ…。ボツにする勇気があってもいいのに。どんな凡庸な曲であろうと、ちとせ嬢はその「声」の力でそれなりに聴けるようにしてしまう、という実例になってしまっているのがなんとも侘びしいね。
 それにしてもこの声。「ハイヌミカゼ」を聴くまでは、ぜったい好きになるはずのない声だと思ってたのだが……自分でも不思議だ。

 2003年9月5日(金) Debra Kadabra
 CCCDとSACDのハイブリッドって意味ないと思う。
 松本隆氏は自サイトBBSにおいて「まだ正式な返事は一切していません。」とコメント(8/22付)していますが、その後正式許可を出したのでしょうか。

 出勤時にザッパ「アポストロフィ」。チャート10位まで上がった'74リリース作品。ハスキー犬が通った後の黄色い雪は食べちゃいけないよ。
 「謎の男がやって来てこう言った 『俺は最高にかっこいいんだぜ』/そいつが言うには わずかばかりの手数料で 俺も今夜 悟りの境地に到達できるんだと/もし俺にその気があって やつの基本料金を払えるのなら やつは他の用事を後回しにして 俺にかかりっきりになってくれるんだと/でも 俺は言ったね/いいか よく聞け… その宇宙のカケラでおまえはだれをペテンにかけようとしているんだ?/いいか よく聞け 俺をはめようとしても時間の無駄だぜ」(「コズミック・デブリス」)
 今日もうちあわせ多め。エラい人のどうでもいい指示をどうしてああ厳密に守ろうとするんだろう?
 帰りは「ボンゴ・フューリー」。ザッパとキャプテン・ビーフハート共演盤。ビーフハートの異形なる毒気の前では、ザッパすらポップに思えてしまう。
 「俺がまだイナゴみたいにチビだったガキの頃/この黒いジュースが 固い殻からできた顎から垂れ落ちてきた/”それはタバコ・ジュースだ” やつらは言った/俺もかつては真っ黒な爪のために 俺の後ろ足をすりあわせて音楽らしきものを やらかしたもんだった/俺のタールの部屋は すべての反響音を飲み込んだ/その音楽は…鈍い衝撃音のようだった/その音楽は…鈍い衝撃音のようだった」(「角刈りのサム」)
 (引用した詞はいずれもアダム・カウフマン監修&茂木健訳によるもの) 

 2003年9月4日(木) Can't afford no shoes
 ボブ・ディラン、40年前のライヴ録音。
 ブートレッグ・シリーズVOL..6。「Masked & Anonymous」ボーナスSACDに予告編として1曲収録されていたけど、本編もハイブリッドSACDでのリリースのようです。

 ザッパ「ワン・サイズ・フィッツ・オール」を聴きながら出勤。
 マリンバとかビブラフォンとかいった打楽器をこれほど効果的に使ったロック・ミュージシャンはザッパ以外にいない。もちろんルース・アンダーウッドという優れた演奏者の存在は大きいのだけれども。
 「アンディ・デ・ヴァインの外面は革で覆われていた/崇高ではあったが それは誤った崇高さであった/アンディ・デ・ヴァインの外面は革で覆われていた/崇高ではあったが それは誤った崇高さであった」(「Andy」  茂木健 訳)
 僕のハンドルネームはこの曲からもらいました。(………………………嘘です。すみません)
 今日も会議・会議・会議。様々なバトルが繰り広げられるのを観察。
 帰りはツェッペリン「フィジカル・グラフィティ」。ドアーズと並ぶ個人的夏用アルバム。

 2003年9月3日(水) Call any vegetable
 ありゃ、冗談でしたかとみぃさん。(汗)。ネタにマジ反応してしまった…大恥。そういや「宮殿」がキンクリから、っていうのも以前読んだことがあったのを思い出した…(大汗)。

 出勤時にザッパ「LAから来たバンド」。これまたフロー&エディー・マザーズ。これまた日本盤推奨。
 大曲「ビリー・ザ・マウンテン」。カリフォルニアにある「お山のビリー」(あだ名じゃなくて、土と岩でできたほんものの山)が、奥方エセル(ビリーの上に生えている木)を連れてニューヨークにバケーションにでかけるというお話。なにせ巨大な山が動くもんですから、途中にあるもの(エドワード空軍基地とか)はがんがん破壊されてゆく。
 その破壊力に目をつけた政府のエージェントが、ビリーを軍隊にリクルートしようと徴兵令状を持って出現。しつこく迫るエージェントにビリーは言う。
 「ア…ハ…ハ…モシモヤツラガ、オイラヲ徴兵デキルト思ッテイルナラ、ヤツラハあほダ」。
 ビリーが大笑いしたおかげで、哀れにも政府のエージェントはふっとばされ、200フィート下の岩の中に落ちていってしまいましたとさ。
 朝から夕方までうちあわせの連続。日々評価の下がってゆく上司ってどうよ。
 帰りは元ちとせ「ハイヌミカゼ」
 「赤々と迎え火は 天空に這い上がる/眠りについた兵隊たちも/風に飛び交う妖精たちも/降りておいでよ」(「夏の宴」)

 2003年9月2日(火) Summer's almost gone
 ザッパ「ダズ・ユーモア・ビロング・イン・ミュージック?」DVD化!
 タイトルはなぜか「belong」でなく「exist」になってますが。しかしプレスがEuropeで信号方式がNTSC(日本)ってのはどういう意味だろ。
 それからザ・フー「キッズ・アー・オールライト」DVDも詳細がHMVに掲載されました。アメリカ盤だけど。日本盤はいつ出るんだ?
 もひとつザ・フー関連。「トミー」デラックス・エディション詳細。ボーナス・トラックはちょっとビミョー。
 それはそうと「とみぃの宮殿」管理人さんのHNがこのアルバム由来だったとは知りませんでした。「宮殿」は「ホリデイ・キャンプ」ってことか…。
 
 出勤時にザッパ「フィルモア・ライヴ’71」。フロー&エディ・マザーズ。グルーピーネタの寸劇は何度聴いても爆笑してしまう。コトバがわからないとツラい箇所の多いアルバムなので、歌詞と訳のついた日本盤が適。
 仕事が終わってからサウンドハンターで大村憲司「外人天国」元ちとせ「ノマド・ソウル」を購入。
 ドアーズ「太陽を待ちながら」を聴きながら帰る。
 「夏は去りゆく/夏は去りゆく/夏が終わったら 僕たちはどこにいるのだろう?/朝は静かにさりげなく訪れた/昼は髪を黄金色に染め上げた/夜は笑いの海で泳いだ/夏が終わったら 僕たちはどこにいるのだろう?」(「夏は去りゆく」)

 2003年9月1日(月) Do you really want an answer?
 「イマジン」、実はヨーコの詩から…。
 こんなのはビートルズファンの間では周知の事実だったわけで。(検索すればすぐわかる。)
 ほんのちょっとした調査もせずに「初めてわかった」みたいな書き方で垂れ流すマスコミにはうんざり。ヨーコさんサイドによる情報操作の意図が見え隠れするのにもへきえき。 (Thanks to Mr. Marquis)

 出勤時にザッパ「チャンガの復讐」。ホット・ラッツ・バンドとフロー&エディー・マザーズのバランスが絶妙なり。
 「寂しい思いをさせられたことないか?/30日続くツアーに出て 悲しい思いをしたことはないか?/グルーピーたちとプロモーター以外におまえを愛してくれる人は誰もいなくて/ホテルの部屋の戸口には 洗濯物が山積みになってるんだ」(「ロード・レディーズ」 茂木健 訳)
 帰りは「ZAPP II」
 中心人物であったロジャー・トラウトマンが兄ラリーにより射殺(直後にラリーは自殺)、という悲劇が起きて以来、このグループについて語られることはめっきり少なくなってしまったような気がする…。

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