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2001年11月〜12月

 2002年8月31日(土) 
 ボブ・マーリーの紙ジャケを聴いた。この間入手した「カヤ」「サヴァイヴァル」「コンフロンテイション」の3枚。このシリーズはジャケットの再現度・音質ともに素晴らしい。ぼちぼち店頭でも見かけなくなってきたので未入手のタイトルを買っておかなきゃな。
 午後、妻と川へ。行き帰りに聴いたのは「The 80's」、「トーニン」(マンハッタン・トランスファー)
 夜、TVで「ウォーターボーイズ」をやっていたので観る。「裸足のピクニック」の矢口史靖監督作品。
 なかなか楽しい映画であった。テンポがよすぎて、おいおいそんな短期間でうまくなるのかよとツッコミたくはなりますが。
 音楽観察者的にはシンクロのときの音楽の選び方に感心。「伊勢佐木町ブルース」にヴェンチャーズ、「あなたのとりこ」、とどめはフィンガー5「学園天国」だもんね。
 それにしてもヒロイン平山綾は最強ですなあ。いきなりジュースの自販機に跳び蹴りをくらわせながら登場するという…。

 2002年8月30日(金) 
 出勤時にオアシス「ヒーザン・ケミストリー」
 「すべての星は消えてゆく/でも心配しなくていい いつかきっとまた見えるから」(「ストップ・クライング・ユア・ハート・アウト」)
 今日も残業。10時半まで。
 帰りは自作ガールポップ編集盤
 「窓ガラスをつたい 音もなくおちる Rain drops/氷のような孤独だけが 古い友達」(「LIFE LINE」 by 桐島かれん)
 ストーンズの新ベスト盤の曲目が発表された
 ディスク1(デッカ時代)の選曲には満足。「ギミー・シェルター」や「アンダー・マイ・サム」が収録されているのが嬉しい。「ワイルド・ホース」はこっち収録なんだね。例の契約の関係かな。
 ディスク2はちょっと賛否が分かれるかも。新曲が4曲も収録されてるんだから、「スティール・ホイールズ」以後のアルバムから4曲も入れることないだろよとか。「女たち」から3曲も選ばれているのと対照的に「ダーティ・ワーク」からは1曲も収録されていないとか。「ハーレム・シャッフル」入れりゃいいのに。
 ちなみにCCCDではないことが判明したので、日本盤を買うつもりです。

 2002年8月29日(木) 
 「アンソロジー」(J.ガイルズ・バンド)を聴きながら出勤。「墜ちた天使」のおかげで日本ではワン・ヒット・ワンダー的イメージが強いけれど、実は歴史の長いバンドなのだ。黒光りする初期サウンドはたまらなくかっこいい。
 10時近くまで残業。帰りもJ.ガイルズ
 さて昨日に続きザッパ関連ニュース。
 ザッパの紙ジャケシリーズの続きが10月と11月に出るようです。今回は「ロンドン・シンフォニー・オーケストラ」('83)から「ブロードウェイ・ザ・ハードウェイ」('89)までの9枚に、ベスト盤「ストリクトリー・コマーシャル」を加えた計10タイトル。HMVではすでに予約受付が始まっています
 ザッパ者としてはまた買うことになるのですが、ビミョーな時代ですからね、このあたりは。シンクラヴィアもの&現代音楽ものが半分くらい含まれているし。うーん。
 個人的に思い入れのある「ゼム・オア・アス」と、輸入盤を買ってしまったおかげでよく内容がわからなかったロック・オペラ「シング・フィッシュ」を楽しみにするくらいしかないかなあ。

 2002年8月28日(水) 
 出勤は「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ 〜デラックス・エディション」のモノ盤の方を聴きながら。モノの良さについてはあいかわらずよくわかりません。
 仕事の帰りにDynabookを再修理に持ってゆく。早く直ってくれ…。
 帰りに聴いたのは「アースバウンド」(キング・クリムゾン)。ロバート・フリップ vs 他のメンバーという構図がひきおこす緊張感が痛い。
 「ジミヘンのギター最高値か」。オークションに出すというギターを持って写真にうつってるのは、なんとザッパの息子ドゥイージル君じゃありませんか。ジミヘン&ザッパというロック界の二巨人が使った貴重なギターなんだから、大事に持ってりゃいいのに。金ないのか。
 ちなみに米ヤフーのニュースによるとドゥイージル君、50万ドルで買うというオファーに対して安すぎるといって拒否したのだとか。おいおい…。

 2002年8月27日(火) 
 advantage Lucy「Have a Good Journey」を聴きながら出勤。
 「目を覚ましたら 聞こえてくる 雨音に耳をすます/明けない夜に 昇るはずの 陽の位置を思い浮かべる」(「Nico」)
 朝から忙しく働き夕方まで。
 帰りは大瀧詠一のファースト・ソロ。70年代の匂い。
 妻のBIBLOがやっと修理から戻ってきた。これでDynabookを修理に持ってゆくことができる。

 2002年8月26日(月) 
 出勤時に「ザ・ベスト・オブ・ローラ・ニーロ 〜ストーンド・ソウル・ピクニック」。彼女の歌は良質のソウル・ミュージックのようにスピリチュアルだ。
 夜10時まで残業。でもまだまだ終わらない。
 帰りは「エクソサイジング・ゴウスツ」(ジャパン)。古くなったなあと思ったり、そうでもないと思いなおしたり。

 2002年8月25日(日) 
 「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ 〜デラックス・エディション」を聴く。
 ディスク1には、ステレオ・ヴァージョンとニコ「チェルシー・ガール」からVUがらみの5曲。ディスク2には、レアなモノ・ヴァージョンとシングル・ヴァージョンを収録。
 オリジナルアナログ盤のモノ・ヴァージョンについては、「紙ジャケ探検隊」比較検証ページで絶賛されていたので期待していたのだが、僕にはその素晴らしさがよくわからなかった。確かに中低音が強めに聞こえはするが…。ヘッドフォンで聴いているのがいけないのか?
 それよりディスク1の方がいい。ステレオ・ヴァージョンは紙ジャケ盤よりもさらにくっきりとした音像だ。混沌とした「ヨーロピアン・サン」が終わった後、ニコの「リトル・シスター」が鳴り出すというのも新鮮。
 このアルバムが録音されたのは'66年。ビートルズが「リヴォルヴァー」を出したか出さないかの頃である。すげえなあ。

 2002年8月24日(土) 
 やっとCD化されたキング・クリムゾンの2枚のライヴ「アースバウンド」「USA」を聴く。
 今回もディスクユニオン特製ミニチュア帯をつけて写真をとってみました。こちらをどうぞ。

 2002年8月23日(金) 
 出勤時にMC5「キック・アウト・ザ・ジャムス」。元祖パンク。68年にここまでノイジーな音を鳴らしてたというのはすごい。いきなり「Kick out the jams, Motherfucker!」だし。
 今日も9時過ぎまで残業。
 僕が今いる職場では、夜8時になると「うちはISO認証とってるんだ。ムダな電気代払わせるんじゃねえ。残業やめてとっとと帰りやがれ」(大意)という放送が流れる。そしてそのあと土曜ワイド劇場のエンディングでかかっているようなチープ&寂しげな音楽がえんえんと続くのだが、これを聴いてるとほんとに厭世的な気分になる。今日はひとりで残業してたのでなおさらだった。やめてくれや。これのせいで窓から飛び降りるやつがいつか出るぞ。
 「フェイスフル」(トッド・ラングレン)を聴きながら帰る。ヤードバーズやビーチ・ボーイズ、ディランなどの60年代ロックのカヴァー+自作曲という変則的なアルバム。カヴァーというよりも完コピなのがとてもストレンジである。ビートルズ「レイン」ではテープ逆回転のパートまで人力でコピーしていて、ついつい笑ってしまう。でもコピーのクオリティがパラノイアックなまでに高いところがまた彼らしいのだ。自作曲の方も「ラヴ・オブ・ザ・コモン・マン」や「クリシェ」などトッド節全開の名曲が並んでいる。

 2002年8月22日(木) 
 「音楽殺人」(高橋幸宏)を聴きながら出勤。80年のセカンドソロ。高校時代からの愛聴盤である。こんなにポップなのは、彼のキャリアの中で後にも先にもこれ一枚だけだ。
 夏休みと東京出張のおかげで仕事がたまりまくっている。仕方なく残業するも集中力が続かず9時にダウン。「暗黒への曳航」(カンサス)を聴きながら帰る。カンサスって正統派プログレファンには人気ないらしいけど、ジャーニーとかよりはずっとマシだと思う。節度と美意識が感じられるし。
 話は変わりますが、K'z ROOMさんのところで知った吉田美奈子のCCCD(コピーコントロールCD)積極的肯定発言には驚いた。そういう問題じゃないだろ、ってつっこみを入れたくなる。ファンのはしくれとしてはかなり残念です。
 ちなみに、CCCDのどこが問題なのかについては萩原健太さんが書かれた文章を読んでいただくとよくわかります。
 東芝EMIはCCCDを順次導入するっていってますが、9月に出るストーンズの新ベスト盤はどうなるんだろう?もしCCCDだったら買わないよ。だって僕の持ってるCDプレーヤーで聴けるかどうかわかんないんだし。

 2002年8月21日(水) 
 今日も研修。ためになったけど疲れた。
 終わってからお茶の水のディスクユニオンに行き、ついにCD化されたキング・クリムゾン「アースバウンド」「USA」を入手。紙ジャケ仕様で、例のごとくディスクユニオン特製ミニチュア帯つきである。
 家には午後9時過ぎ到着。帰りの電車の中では、宇多田ヒカル「DEEP RIVER」を聴いた。

 2002年8月20日(火) 
 一泊で東京出張。大森でネットワークマネジメント研修を受講する。
 行きの新幹線の中で「花鳥風月」(スピッツ)「エデン」(エヴリシング・バット・ザ・ガール)「FAVORITES」を聴く。「FAVORITES」は自分で編集したCD-R。曲目はこんな感じ。時代もアーティストもばらばら。とにかく好きな曲だけを集めたものです。
 研修帰りに大森プリモの新星堂に寄り、あれこれ買ってしまう。キャメルボブ・マーリーエリス・レジーナなどの紙ジャケや、ライノがリリースしたシカゴの新しい編集盤とか。同じくライノ編集によるヤードバーズの2枚組も発見したので購入。
 いったん宿泊先のホテルにチェックインしたあと、大学時代の先輩K氏と待ち合わせ。お会いするのは2年ぶりだ。六本木「サバティーニ」でたいへんおいしいイタリア料理をご馳走になったうえに、CDまでもらってしまった。いただいたのはエミネムエゴ・ラッピン平山三紀中森明菜。K氏とは音楽話に花が咲いて、楽しいひとときを過ごしました。
 午後11時過ぎに宿泊先に戻り、今日買った&もらったCDを拾い聴きしてから眠る。

 2002年8月19日(月) 
 10日ぶりの出勤。ミュート・ビート「マーチ」を聴きながら。
 休みの間にたまったメールを整理しているだけで半日が終わってしまう。午後は例の本末転倒プロジェクトの宿題をかたづける。
 ローリング・ストーンズ「スティル・ライフ」を聴きながら帰る。元気はつらつ80年代ストーンズ。
 本日、当サイトのカウンタが5000を超えました。READ ME!の情報をチェックしてみると毎日30〜40人くらいの方が立ち寄って下さっているようです。ありがたいこってす。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 2002年8月18日(日) 
 あいかわらずPCの調子が悪いので、OS関係のアップデートなどをやっているうちにたちあがらなくなってしまった。結局またOSの再インストールをするはめに。うう。
 午後、妻と川へ。
 行き帰りに「ノース・マリン・ドライヴ」(ベン・ワット)「探偵物語」(マット・ビアンコ)「ベスト・オブ・スウィングアウト・シスター」を聴く。
 そういえば再インストール作業をしながら「時空の舞踏」(ピンク・フロイド)も聴いた。81年リリースのベストアルバム。よくわからない選曲である。これだけ聴いてもフロイドがどんなバンドだか見えてこない。居心地の悪さだけが残るのであった。 

 2002年8月17日(土) 
 妻の体調が回復したので、夕方映画に出かける。観たのは「海辺の家」
 余命3か月と宣言された中年男が、自らの手で家を建てることによって家族の絆を取り戻そうとする…という紹介文そのままの映画。それ以上でもそれ以下でもない。
 でも俳優は皆いいし、映像も美しく(撮影はヴィルモス・ジグモンド)、妙に深刻になりすぎていないので、個人的には好きだ。主人公の息子を演じるのは「スター・ウォーズ エピソード2」のヘイデン・クリステンセン。なかなかいい演技をしていました。
 映画への行き帰りに聴いたのは「The 80's」
 家に帰ってから「エクスプロレイションズ」(ビル・エヴァンス)を聴いているうちに眠ってしまった。

 2002年8月16日(金) 
 映画でも観にでかけるつもりだったが、妻の体調が悪いのでとりやめ。一日家で過ごす。
 この間東京で買ったディープ・パープルの紙ジャケCDを聴く。「紫の肖像」、「嵐の使者」、「メイド・イン・ヨーロッパ」の3枚。どれも評価のあまり高くないアルバムだが、今聴くとそれなりにおもしろい。地味は地味だけど。
 「メイド・イン・ヨーロッパ」冒頭、リッチー・ブラックモアがうにゃうにゃと弾くギター・フレーズが止まったところでデヴィッド・カヴァーデールがひとこと「…Rock'n' Roll」。そして間髪入れずはじまる「バーン」のイントロ…ってシーンはいつ聴いてもかっこいいっすね。

 2002年8月15日(木) 
 今日も実家の手伝い。
 行き帰りはスピッツ「ハヤブサ」
 「愛されることを知らない/まっすぐな犬になりたい」(「甘い手」)

 2002年8月14日(水) 
 朝から実家の手伝い。夕方まで。
 行き帰りにスピッツ「花鳥風月」
 「猫になりたい/言葉ははかない/消えないようにキズつけてあげるよ」(「猫になりたい」)

 2002年8月13日(火) 
 買っちゃいました、「The 80's」。80年代の洋楽ヒット曲を集めた2枚組。曲目はここ。39曲も収録されている。新星堂に大量ディスプレイされていたうえに、店内でガンガンかかっていたのでついふらふらと…。
 a-ha「テイク・オン・ミー」ではじまるのがいかにもで良い。当時はバカにしていたデュラン・デュランカジャグーグースパンダー・バレーなんかも今聴くとけっこう楽しめてしまうのは、ノスタルジーのせいなんでしょうか。まずいなあ。
 でもさすがに39曲を一気に聴くとちょっと虚しさも。そのあたりがまた80年代ぽいんだけど。
 この手の編集盤は最近多くて、ついにあのライノからもリリースされた。Like,Omigod! The '80s Pop Culture Box」ってやつ。こちらは7枚組142曲入り。ザッパの唯一のヒット曲「ヴァリー・ガール」も収録されていたりして、ちょっとそそる。

 2002年8月12日(月) 
 今日から一週間の夏休み。実家のお盆行事に行く。
 行き帰りに聴いたのは「NIAGARA SONGBOOK」(Niagara Fall of Sound Orchestral)「ナイトフライ」(ドナルド・フェイゲン)。どちらもそろそろ新しいリマスター・ヴァージョンを出してくれてもいいんでは。
 夜、ヘンリー・カウ「不安(Unrest)」。セカンド・アルバム。オーボエ&バスーン担当のリンジー・クーパーが加わってレベルアップした印象。前衛色もさらに強くなった。
 こういう音を聴いているとなんだか妙にわくわくしてしまう。一度聴いただけでは全体像のつかめない音楽をあじわう楽しさというか。ザッパを聴きはじめたころにもそう思ったが。

 2002年8月11日(日) 
 足の腫れはほぼ完全にひいた。今日も医者に行ったが薬を塗布しただけで治療は終わり。
 家に帰ってから昨日に引き続きDynabookのセッティング。メールデータやら住所録やらがちゃんとリストアできたのが救い。ウイルスバスターもなんとかインストール成功。ほっとした。
 でもあいかわらずシステムは不安定なんだよなあ…。どうすりゃいいのか。
 寝る前に「伝説(LEG END)」(ヘンリー・カウ)を聴く。73年のファースト・アルバム。こういう音だったのか。
 ザッパ「アンクル・ミート」や「バーント・ウィーニー・サンドウィッチ」を連想させるエレクトリック・チェンバー・ミュージック。ソフト・マシーンを連想させる部分もある。いい。

 2002年8月10日(土) 
 午前、医者。昨日に比べると腫れはずいぶんとひいた。今日も薬浴、点滴、湿布。明日もきてくれとのこと。
 行き帰りに聴いたのはフィル・スペクター「BACK TO MONO」。昨日おとついと和製スペクターサウンドを聴いたら本家が聴きたくなったのだ。
 今日聴いたのはディスク2。ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」ではじまり、同じくロネッツ「ウォーキング・イン・ザ・レイン」で終わるとこがいいやね。
 Dynabookがここのところ不安定なところに加えて、ウイルスがらみのトラブルがまた発生したこともあり、思い切ってOSのクリーン・インストールにトライしてみる。が、これがみごとにドツボにはまった。
 バックアップしてあったファイルがうまくリストアできず、なぜだかわからないがウイルスバスター2002もインストールできない。しかも再インストール後のシステムも不安定なまま。ハードウェアに原因があるのだろうか。やれやれ。
 夕方から午前3時近くまで虚しく作業を続けた末に疲れて眠る。

 2002年8月9日(金) 
 昨日から左足首周辺が腫れている。ひどい捻挫をしたときのようにぱんぱんになって、象の足状態。しかも痛いのではなく、かゆい。毒虫に刺されたのか、かぶれたのか。
 今日になっても腫れがひかないので、朝、医者へ行く。原因ははっきりしないが炎症がひどいということで、足の薬浴、抗生物質の点滴、湿布の処置をしてもらう。午前中いっぱいかかった。
 それから出勤。仕事場へ行く途中、今日も「夢で逢えたら」を聴く。
 ただし今日は'87年に初CD化された時のもの。オリジナルとは曲順が変えられ、エコーがやや弱められたリミックスがなされている。遅れてきたナイアガラ・ファンの僕には、この曲順&ミックスの方になじみがあったりする。
 「こんな時」のせつなさが好きだ。
 「今日は雨 私は窓から/ぬれた道 ぼんやり見てる/私の心も くもり/今にも雨が 降り出しそう/こんな時 あなたがいてくれたら」
 来週は夏休みをとるので、それまでにかたづけられることはできるだけかたづけておく。
 帰りは「LET THERE BE ROCK」(AC/DC)。日本題は「ロック魂」だったっけ。そういうタイトルをつけたくなるのもわかるハード・ドライヴィングなアルバムだ。

 2002年8月8日(木) 
 出勤時に「夢で逢えたら」(シリア・ポール)大瀧詠一がプロデュースしたアルバム。傑作。和製スペクター・サウンドですね。エコーがんがん。
 昨日の本末転倒プロジェクトに関する指示が下りた。実質2,3日でかたづけなきゃならないことが判明。あー腹立つ。
 10時まで残業。帰りはピチカート・ファイヴのトリビュートアルバム。今日は野本かりあコシミハルの気分。

 2002年8月7日(水) 
 「ひまわり」(小山卓治)を聴きながら出勤。切迫感ある声と物語性の強い歌詞が好きだった。今はインディーズで活動しているらしい。オフィシャルサイトはここ
 「最悪とまではいかないが/ここぞってとこで決まらねえ/俺は下から2番目の男」(「下から2番目の男」)
 またわけのわからないプロジェクトに参加させられることになった。なんじゃこりゃ。こういうのを本末転倒っていうんじゃないでしょうか。
 「地獄のロックライダー」(ミートローフ)を聴きながら帰る。「Paradise By The Dashboard Light」でのエレン・フォーリーとのかけあいがかっこいい。
 PCの調子がまたおかしい。DVDを見ていると必ずハングしてしまうのだ。ちょっと前まではそんなことなかったのに。OSのクリーン・インストールは避けたいなあ。めんどうだし。

 2002年8月6日(火) 
 出勤時に大貫妙子「Aventure」。あるお方によれば「出社拒否音楽」。たしかに。
 今日もひたすら暑い。静岡県では39度のところもあったとか。
 帰りは「ゴリラ」(夏木マリ)。ピチカート・ファイヴの小西康陽が全面プロデュースしたアルバム。めちゃくちゃかっこいい。しびれっぱなし。
 昨日の日記で、ボストンがツアーを全然やっていないようなことを書きましたが、ここここを見ると彼らもそれなりにやってますね。事実誤認でした。レコード会社との裁判もあったりして、僕が想像していたほど安楽な生活とはいえないようです。やっぱり現実はキビシイ。

 2002年8月5日(月) 
 ミュート・ビート「LOVER'S ROCK」を聴きながら出勤。もはや伝説的存在となってしまったジャパニーズ・ダブ・バンド。今聴いてもぜんぜん古びてない。クールだ。近々紙ジャケ&リマスタリングで再発されるらしい。
 今日も暑い。職場の冷房も効きが悪いような気がする。
 帰りはボストン「グレイテスト・ヒッツ」。暑いときに暑苦しい音聴くのも一興ということで。
 しかし一時大嫌いだったなあ、この手の音。いわゆる「産業ロック」ってやつ。
 でも、このバンドに関してはあまり商売くささは感じない。なにせデビューして25年になるというのに、オリジナルアルバムは4枚しかないんだから。
 アルバム出して、ミリオン売って、ツアーなんて疲れることはやらずにじゅうぶん休んで、お金がなくなりそうになったら次のアルバムを出す、と。とことんマイペース。理想の生活だと思います。金太郎飴的に音が変わらないのもある意味すごいけれど。

 2002年8月4日(日) 
 暑いっす。
 きのう入手したディスクユニオン特製ミニチュア帯を、ヴェルヴェッツヘンリー・カウの紙ジャケCDに付けてみました。こちらをどうぞ。(ちょっと重いのでご注意下さい)

 2002年8月3日(土) 
 東京に日帰り旅行。妻がイベントに参加するため、そのおともである。
 朝7時に家を出て10時過ぎには東京に到着。イベント会場である帝国ホテルの近くで妻と別れて、僕はお茶の水のディスクユニオンへ。
 今日のお目当ては、ユニオン特製ミニチュア帯が付いたヘンリー・カウ紙ジャケCDである。「伝説」「不安」「傾向賛美」「ウェスタン・カルチャー」の4種。(ただし「ウェスタン」は帯なし。)
 そしてこれまたミニチュア帯特典付きの「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ<デラックス・エディション>」も入手。
 棚を見ていたらデッドストックらしき紙ジャケCDがディスプレイされていた。未入手だったディープ・パープル「紫の肖像」「嵐の使者」「メイド・イン・ヨーロッパ」を見つけたのでこれも購入。
 本日の目的その1を滞りなく完了し、日比谷に戻る。スカラ座で「スター・ウォーズ エピソード2」DLP上映を観るためである。これが目的その2。柴尾英令氏の日記を読んで、DLP版をどうしても観たくなってしまったのだ。
 柴尾氏が書かれていたとおり、フィルム版より格段にクリアで美しい映像であった。堪能する。何度観てもいいなあ。ただしサウンドの方は、音質はともかく音量でかすぎ。田舎のショボい映画館の音に慣れた耳には、ちょっとつらい部分もあった。
 映画のあと妻と合流する予定であったが、友人とイベント後に盛り上がっているらしいので、ひとあし先に帰ることにする。午後8時すぎ自宅に帰着。
 今日買ったCDをとっかえひっかえダイジェストで聴いてから眠る。 

 2002年8月2日(金) 
 今週も一日夏休みをとる。
 午前中、散髪に行き、午後は妻と川へ。雨に濡れながら花を流す。
 行き帰りに聴いたのは「バッハ:フランス組曲5番&6番」(グレン・グールド)「DEEP RIVER」(宇多田ヒカル)
 夜、必要に迫られてブルース・スプリングスティーンのアルバムをあれこれと拾い聴き。「トンネル・オブ・ラヴ」「ラッキー・タウン」を聴くのはほんとうに久しぶりだ。

 2002年8月1日(木) 
 出勤時に椎名林檎「唄ひ手冥利 其ノ一」。ぐるっと回って元に戻ってきた。
 なかなか落ち着いて仕事に取り組めず、結局10時まで残業。疲れました。
 帰りは「シングルズ・コレクション」(スペシャルズ)リマスター盤が出たことを思い出す。映像付きらしいし、ちょっとほしい。
 そういえばロッキン・オンの30周年記念号というのが出ていたので買った。過去の誌面が100ページにわたって復刻されている。ついつい読みふけってしまった。
 僕の場合、ROを初めて買ったのが高校生のとき。それ以来20年は読み続けてきたことになる。ここ数年定期購読はやめてしまっていたが、また買い始めるかな。
 それにしても元編集長で、解雇されて裁判までやった増井修氏は今どうしてるんでしょう。数年前、寿スタジオから「少年ロック」というマンガ誌を出すという噂を聞いたっきりだな…。

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