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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2004年10月15日(金) Good Vibrations
 電車で出勤。あいかわらず「SMiLE」を聴く。
 いつも巡回しているサイトの管理人さんが「Surf's Up」の歌詞を訳していた。(10/13付け日記)
 難解なことで知られる「Surf's Up」だけど、これはなかなかいい感じの日本語になっていると思う。
 仕事の方は今日から新しい職場。12階にいたときとは部屋の雰囲気もずいぶん違って新鮮だ。
 夜、これまで4年半所属していたチームのメンバーが送別会をやってくれた。ホテルの9階にある中華料理屋にてたっぷり食べてたっぷり飲む。でもなぜかあまり酔わず。1次会の後、皆でラーメン屋を探して放浪し、やっとみつけた露店みたいな小汚い店で醤油ラーメンにありつく。これがけっこう旨かったので満足する。
 帰りも電車。ブラザーレコード時代のベスト盤をぼーっと聴きながら。

 2004年10月14日(木) Left of The Dial
◆Nirvana ボックス・セットに未発表音源や未公開映像をたっぷり収録!(VIBE-NET)
 全81曲中68曲が未発表というのはすごい。
 そういや以前取り上げたライノ編集80年代アングラBOX、無事リリースされたみたい。
 amazonだと7,568円か…。BOXセットバーゲンに期待して少し待とうかな。

 2004年10月13日(水) Don't bother me 
◆ビートルズアメリカ上陸40周年記念 4枚組『ザ・ビートルズ '64 BOX』発売!!(CDJournal.com)
 続報。やっぱ日本盤はCCCDだって。しかも1万円。amazonで米盤買う絶対そうするぜったい。
 こちらの記事では紙ジャケという情報だけど……ほんと?

 2004年10月12日(火) I'm in great shape 
◆キング・クリムゾンのアンソロジー・ボックス、詳細判明 【改訂版】(CDJournal.com)
 未発表曲、1曲しかないやん。これじゃ買えん。それよりもこれ欲しいなあ…。

 仕事の行き帰りに「SMiLE」。めまいのするような多幸感。見晴らしの良さと解けない謎。
 「君は眠っているのかい、ブラザー・ジョン?」(「Surf's Up」)

 2004年10月10日(日) Take it to the limit
◆Beatles キャピトルBOX発売決定!(HMV Japan)
 8/27の日記に書いた4枚組BOXが無事発売になるようだ。音質がどこまで向上しているのか楽しみ。日本盤はあいかわらずCCCD?

○イーグルスPaper Sleeve Collection
 発売前日にフライングゲットして、毎晩寝る前に1枚ずつ聴いていた。
 今年はエアロスミスやボブ・ディランなどクオリティの高い紙ジャケが発売されたし、11月にはクラッシュ紙ジャケがひかえているけれど、ひょっとしたらこのイーグルスが今年のベスト1かもしれない。
 紙質やエンボス加工、内袋、ポスター、日本盤帯の再現などなど、レプリカとしてこれ以上望めないくらいの出来だと思う。音質も素晴らしいし、聴いていてほんとに気持ちがいい。製作者の情熱と愛情をひしひしと感じます。

 2004年10月9日(土) Smiles, Vibes & Harmony
◆Neil Youngのベストの輸入盤はDVD付き!(HMV Japan)
 おまけDVDは映像主体ではなく、音源主体らしい。HMVの価格設定(3,968円)は高すぎ。amazonの倍だよ。

○ブライアン・ウィルソン「SMiLE」
 37年の時を経てついに完成した”幻の”アルバム。いったいなにを書けばいいのだろうか。
 実は、このバージョンが初演された2004年2月のロイヤル・フェスティバル・ホール音源を、むにゃむにゃな方法で入手して既に聴いてしまっていたので、正直、衝撃としてはそれほど強くなかった。
 でもそれはそれとして、やっぱりこの作品が素晴らしいことに変わりはない。3つの楽章はそれぞれ「英雄と悪漢」「サーフズ・アップ」「グッド・バイブレーション」をキーとして構成されていて、今まで断片的に耳にしてきたものが、こうやってこうつながってこう展開していくのかということが新鮮な驚きだった。
 この流れに置かれることで、うんざりするほど耳にしてきた超有名曲「グッド・バイブレーション」までが、今までとは違った輝きを放っているように感じられるのだ。
 この音楽が、ダリアン・サハナジャやジェフリー・フォスケットを擁する優秀なバックバンドの演奏によって、きちんとした形で残されたということも大きいなあ。
 余談だけど、この2004年版「SMiLE」の流れを、66/67年のオリジナル音源だけを使って構成してみたという人が音源を公開していたので聴いてみたのだが、なかなかよくできていて感動した。
 興味のある方はSharing the Grooveで探してくださいね。

 2004年10月8日(金) Expressway to yr. skull
◆紙ジャケ帯ファイル新発売!(ディスクユニオン)
 「ディスクユニオンオリジナル特典としてお馴染みの特典帯をファイル出来る【帯ファイル】を新発売。」って、ものすごくニッチな商品だなあ。ハード・コレクターの方々は、あの帯を巻かずに別にとっておくわけですか。僕の場合、すぐ紙ジャケに巻いちゃいますけど。だってあれはジャケに巻いてあってなんぼのもんでしょ。その方が楽しいじゃないすか。
 あ、すみません。「ユニオン特典帯」てなに?という方はこちらをご覧下さい。

 仕事の行き帰りに「スクリーミング・フィールズ・オブ・ソニック・ラヴ」
 「Teenage Riot」を聴いていて思い出したけど、2ちゃんのソニック・ユース・スレッドに、この曲の秀逸な訳詞が掲載されてました。これ。この人にSYの全曲訳やってほしいです。

 2004年10月7日(木) The Great Rock'n'Roll Swindle
 セックス・ピストルズ「JUBILEE」を聴きながら出勤。へんな選曲のベスト・アルバム…と勘違いしてはいけない。これはベスト盤ではなくシングル集なのだ。半数がジョニー・ロットン以外のヴォーカル。大列車強盗ロニー・ビッグスとか。ピストルズのありのまま−どうしようもなくくだらない面も含めた−を知るには最適のアルバム。
 午後、秋の人事異動発表。僕は4年半住みついた12階から10階へ。今度は思いっきりアウトドアな仕事のようだ。
 インドア原理主義者の僕に務まるのでしょうか。
 帰りはマフス「Happy Birthday To Me」
「ねえ なにやってるの あたしはあんたの愛と混乱がほしいのに/あたしを壊して 空高く飛ばして/あたしは悲しくなんかない わかった?」(「Crush Me」)

 2004年10月6日(水) Tell me something I don't know
◆Brian Eno紙ジャケ第2弾 & More (HMV Japan)
 アンビエントシリーズも紙ジャケに。なんのかんのいいながらきっと買う。(←買うな@後ろから妻の声)

 出勤時にスリルズ「レッツ・ボトル・ボヘミア」。コナー・ディージーのスモーキーな声がすべて。
「ぼくを信じないで 嘘にまみれてることがわからないかい/かつては純粋だったのに/この街にやってきた 嫉妬の山を築くため/ケネディ家のひとりと結婚してね」(「Whatever Happened To Corey Haim?」)
 大嫌いな上司がめずらしく今日から3日間休みをとっているので、気持ちよく仕事ができる。
 帰りはマフスのファースト。聴けば聴くほどメロディが身体に入ってくる感じ。
「あたしの人生から出ていってほしい みんな言ってる あんたはおかしくなってるって/過ぎ去りし日々と アリバイを後悔してるわ 泣きたくなる/でも あんたはもうここにはいないのよ/なんて言ったかって? あたしはさよならを言ってるの」(「Saying Goodbye」)

 2004年10月5日(火) Brave men run( in my family)
◆ネットに集うブートコレクター(Sawney Bean's Cave)
 SharingthegrooveやEZ Torrentは僕もよく利用している。もっぱらソニック・ユース音源を落としてるんだけど。
 でも、アーティストが公認したTaper's Sectionでファンが録音したライヴ音源を「ブートレグ」と呼ぶのはちょっと抵抗あるなあ。その言葉にはどうにもいかがわしいイメージがついてまわるので。

 朝からひどい雨。ソニック・ユース「バッド・ムーン・ライジング」を聴きながら出勤するが、雨音とノイズが混ざり合って不思議な響きになってしまった。
 帰りはブルー・ナイル「Hats」。ニューアルバムを聴くための復習…いや助走、かな。
「夜も昼も働いて 成功しようとした/でも うまくいかなかった/夜も昼も働いた でも なんの意味もなかった/街を歩こう/フェリーが待っている/僕たちを外へ連れだしてくれる船が/丘をこえて 白い波をこえて」(「Over The Hillside」)

 2004年10月4日(月) Strange Magic
 拝啓 アマゾン様 「安ッ!輸入盤CD掘り出し市 ¥980より」とか言って誘惑しないでください。

 出勤時にソニック・ユース「NYCゴースツ&フラワーズ」。いろんな意味で「極北」だと思う。この次が「ムーレイ・ストリート」だなんてちょっと信じられない。
「少年たちは木星に行く もっと愚かになるために/少女たちは火星に行って ロック・スターになる」(「ネヴァーマインド」)
 帰りは「エッセンシャル・エレクトリック・ライト・オーケストラ」。文句なく幸福になれる音楽が聴きたくてたまらなかったので。
「袋小路で暮らし 会う人ごとに君のことを訊ねても 満足な答えは返ってこない/彼女は行ってしまった どうすればいい/彼女は今どこにいるのか なすすべもない/君の元へ帰らなきゃ」(「スウィート・トーキン・ウーマン」)

 2004年10月2日(土) When the whip comes down
◆Stonesのライヴ盤詳細判明!(HMV Japan)
 ディスク1が代表曲、ディスク2は隠れた名曲&レア曲。ジャケはあの「Honkey Tonk Women」アニメ絵か…ちょっとビミョー。いずれにしろCCCDでないアメリカ盤を待とう。

 妻と一緒に大須へでかける。ひさびさ。まず買い物用資金のためにバナナレコードでCDを売る。
 買い取り査定をしてもらっている間、店内をぶらぶらしていたら、カヒミ・カリイ「K.K. Lmited Edition」の中古盤を発見したので、迷った末、買う。ライヴCD+リミックスCD、ライヴVIDEOに、トートバッグやTシャツ、バッジなどのアクセサリーも揃った完品。たまたまバーゲン中だったので、20%オフで買えたのがラッキーでした。
 そのあとパルコまで歩き、CD売却資金を元にタワレコでブルー・ナイル「HIGHロバート・ワイアットの日本編集盤DCPRGを購入。
 そういやヴェルヴェット・アンダーグラウンド「Live at Max's Kansas City」拡大版がライノからリリースされてたんだっけ、と思い出して、探して手にとってみたのはいいけど、3,350円もするのであほらしくなってやめた。
 amazonなら1,780円だよ。なんなんだこの差は。 

 2004年10月1日(金) Illusion, Coma, Pimp & Circumstance
◆著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する。(情報元:knwt
 輸入盤規制(音楽レコード還流防止措置)の適用期限案は4年だって…。どう考えても長すぎ。6ヶ月くらいにしたいよな…。文化庁はこれに関するパブコメを募集しています。10/13まで。

○プリンス「ミュージコロジー」
 良い。かつて「パレード」「サイン・オブ・ザ・タイムズ」を愛聴していたけれど、最近の殿下には興味を失ってしまった(もしくはどうなっているのかよくわからない)という人(俺)に向けて作られたようなアルバム。
 シャープなファンクからスタートしつつ、バラードやロックっぽい曲を絶妙のタイミングで挟んでくるところなど、天才プリンスの面目躍如といった印象。かつてのようなサウンドであっても、後退したとか妥協したとか感じさせないところもさすが。

○ダニー・ハサウェイ「THESE SONGS FOR YOU, LIVE!」
 既発表ライヴ音源をベースに、6曲の未発表曲を加えて編集した新しいライヴアルバム。
 あの名作「ライヴ」の印象があまりに強いので、聴く前はちょっと危惧していたのだけれど、見事に再構成されていてほとんど違和感を覚えなかった。ライノの仕事は相変わらずクオリティ高いですね。
 しかしほんとに誠実で暖かい声の人だなあ。聴いていると、知らず知らずのうちに胸が熱くなるよ。

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