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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2005年9月14日(水) Do you remember me?
 
 今日もため息の出ることのみ多かった一日でありましたが、何年もジェーン・ケリー・ウィリアムス「Particluar People」(1988)のCDを探しておられた方が、ついに入手に成功したとの喜びの報告をうちのBBSに書き込んでおられたのを読んで、なんだかこちらまでとても良い気分になりました。

 2005年9月13日(火) You really got me
     
◆過小評価されているアーティスト第1位は?(HMV Japan)
 アルフィーじゃなかったよパーリスさん。このバンドはもう十分評価されてると思うけど。

◆「Goo」 Deluxe Edition、ちゃんとリリースされたみたい(ソニックユース公式)
 早く日本盤出しなさい。

◆「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」がベスト・ブリティッシュ・ソングに(BBC NEWS)
 またランキングだ。イギリス人ってほんとこういうの好きだなー。

◆シンシア・レノン語る「ジョンは私を殴った」(washingtonpost.com)
 今頃なぜ?と思ったら、シンシアによる回想録が出版されるらしいです。パブ記事か。

◆ザ・フー新作は遅れる模様(RollingStone.com)
 ピート・タウンゼント曰く「あと少なくとも5年はかかるだろう」って……おい。

◆P2Pは共産主義の陰謀 (医学都市伝説BLOG別館)
 ひひひひひ。いいなあこれ。たまらん。でも本気にしちゃう人もいるんだろうな。こえーな。

 2005年9月12日(月) Won't get fooled again
 
 どうにも体調が悪く、今日は仕事を休んで一日家で寝てました。夏バテが今頃やってきたのかな。
 というわけで、パワーがないので今日のネタはひとつだけ。
 英米でザ・フーの新しいDVDがリリースされるようです。タイトルは「UNDER REVIEW:1964-1968」。
 amazonの紹介文によれば、レアなライヴ&スタジオ・パフォーマンスとシェル・タルミーやパオロ・ヒューイット他のインタビューで構成されているらしく、収録曲として「I'm The Face」「I Can't Explain」ほか計10曲のタイトルを挙げた後、「...and many others.」と書いてあります。ほんまかいな。ブツ切れ詰め込みタイプじゃなかろうな。
 ちなみにamazonではリージョン1表記ですが、HMV(UK盤)ではリージョンALLになってます。日本盤も出してくれねえかな。 

 2005年9月10日(土) Fine line
 今週は台風が来たり民事調停で神経すりへらしたり徹夜勤務があったりで疲れ切ってしまい、日記が更新できませんでした。見沢知廉自殺しちゃったのもちょっとショックでしたね…。

 9/5の欄に書いたジョン・レノンのソロアルバムのセキュア・非セキュアCD問題、BBSでSBさんから理由を教えてもらいました。なるほど収録時間の関係なのか。


 
○ポール・マッカートニー「ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード」(2005)(セキュアCD)
 素晴らしいアルバム。前作「ドライヴィング・レイン」(2001)はちょっとビミョーな空気のアルバムだったけれど、今回の作品は自信を持って人に勧められます。
 ほとんどの楽器をポール自身が演奏していて、それが効を奏したのか、アルバム全体に適度な生々しさとパーソナルな響き、緊張感が漂っている。まるで禁欲的なSSWのレコードのようだ。
 かといって一般性を失わないところがこの人の持ち味でもある。そのバランスの妙。楽曲も魅力的でほんと良いです。
 ポールは最初バンドを従えてアルバム制作に入っていて、実のところほとんど完成していたらしいのだが、プロデューサーとして起用されたナイジェル・ゴドリッチが「バンドを使わず一人で録音すべき」とアドバイスをしたのを受けて、まるっと録音しなおしたらしい。
 というわけでゴドリッチ氏の功績も大だと思う。ポールの言によれば「彼(ゴドリッチ)は僕のラフ・デモが気に入らないと容赦なく切り捨てるんだ。かなり生意気だね。」とのこと。名作「フラワーズ・イン・ザ・ダート」(1989)制作時のパートナーだったエルヴィス・コステロと似たタイプの人なのかもしれないですね。

 2005年9月6日(火) I feel like a wog
 
 仕事の行き帰りにストラングラーズ「ノー・モア・ヒーローズ」(1977)を聴く。
 タイトル曲はデヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」への反感表明。
「レオン・トロツキーになにが起きたか知ってるかい?/彼はアイスピックを食らったんだ 耳をやられたのさ/親愛なるレニーになにが起きたか知ってるかい? 偉大なるエルミラや サンチョ・パンサに?/英雄たちみんなになにが起きたか知ってるかい?/シェイクスピア野郎たちみんなに?/やつらはローマが燃えるのを見てただけ/英雄なんてもういらない 英雄なんてもう必要ない」

 2005年9月5日(月) Walls and bridges
 
◆カニエ爆発 (アークライト・オンライン)
  やっぱり過激な人なんですね蟹江さんって。でもそう言いたくなる気持ちもわかるな、この件に関しては。

◆New Orderの2枚組シングル集(HMV Japan)
 「SUBSTANCE」「RETRO」持ってても、コンプリートだというだけで買ってしまいそうな予感。

◆ジョン・レノン最新ベスト! 旧譜の廉価再発も(CDJournal.com)
 「ウォールズ・アンド・ブリッジズ」がセキュアCDなのに、なぜ「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」は非セキュア盤なんでしょうか。謎。

◆「The Dub Room Special」もDVD化決定! 「Baby Snakes」日本版は10月5日! で、肝心のアレはどうよ? (FRANK ZAPPAの○△□)
 あー見たいなーダブルームスペシャル。昔ビデオ入手し損ねてそのままだもんなー日本盤出ないかなー。

 2005年9月4日(日) Let me down slow
 きのう家にいたら、NHK(正確にはNHKが委託した会社)から世論調査の電話がかかってきた。もちろん話題は衆院選に関して。初めてのことだったのでどぎまぎしてしまった自分が情けなかったです。


 
○ローリング・ストーンズ「ア・ビガー・バン」(2005)
 さえない(というより不気味な)ジャケットデザインと、ついビガー・パンツと言い間違えそうになってしまうタイトルはともかく、快作だと思う。
 サウンドとしては、「スティール・ホイールズ」(1989)以降のアルバムに顕著だった「時代性への色気」をすっぱり切り捨てて、ギター2台とベースとドラムスという、ストーンズサウンド基本中の基本に立ち戻っているのが特徴的だ。
 しかし編成はシンプルでも曲調はバラエティに富んでいる。お得意のルーズなロックンロールからクール&スマートなファンク、ベタなバラード、コテコテのブルース、軽やかなカントリー・ナンバー、そして奇妙なあじわいを持ったキースのヴォーカル曲。アルバム制作発表記者会見での演奏が不評だった「ノット・ユー・アゲイン」も、性急なリズムとミックの切迫感のあるヴォーカルがやたら格好良くて見違えてしまった。
 めざましTVでやってたインタビューでミックは「曲順を決めるのに苦心したんだ」と語っていたが、確かになかなかに巧妙な流れになっている。16曲という曲数では大味になりがちなところを、キースが歌う曲をアクセントとして置くことでうまくその罠を回避。アナログ盤でいえば、9曲目「虚しい気持ち」までがサイドA・Bで、続く「ノット・ユー・アゲイン」からラストまでがサイドC・Dの2枚組アルバムといった感じ。だから「今日は後半(サイドCD)だけ」なんて聴き方もアリでしょう。
 先行曲を聴いた段階では、正直それほど期待していなかったので、この充実ぶりはファンとして素直に嬉しい。
 しかしこの力の入り方、まさかラスト・アルバムを想定して作ったんじゃあるまいな…。

 ※9/3の日記にセキュアCD検証記事リンクを追加しました。

 2005年9月3日(土) Southern Nights
 
◆ハリケーン「カトリーナ」により被災したミュージシャンたちの消息(EUR Web)
 日本ではファッツ・ドミノが救出されたニュースくらいしかとりあげられていなかったけれど、音楽の聖地ニューオーリンズのこと、その他にも被災したミュージシャンは多かったようだ。
 リンク先の記事によれば、ネヴィル・ブラザーズの面々は事前に脱出したので無事だったが、住居は破壊されてしまったそうだ。アラン・トゥーサンはスーパードームに避難している25000人の中にいるらしいことがわかっているが、アーマ・トーマス(ストーンズ「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」のオリジネイター)は消息不明。
 家族や友人が被災したのはパティ・ラベルやシーラ・E、ハリー・コニックJr、ブリトニー・スピアーズ。ラベルは自分の家を避難所として被災した友人に提供。シーラ・Eは親類の消息がわからずに心配している。ハリー・コニックの家族は無事が確認されたものの、親戚や友人の消息はつかめていない。ブリトニーの家族は無事が確認されている、とのこと。
 
◆ザ・フー ピート・タウンゼント、ソロ・ベスト盤リリース (CDJournal.com)
 以前海外記事でとりあげたネタ。曲目も掲載されてます。ソロ・アルバムの紙ジャケ化計画があるってほんとすか。
 そういや紙ジャケといえば、ケイト・ブッシュの諸作も紙ジャケ化されるらしいよ…

◆クイーン『オペラ座の夜』の発売30周年記念盤が発売に(CDJournal.com)
 DVD映像の多くに「New Video」とあるのがちょっと気になる。でもPAL方式。日本盤は出ないのかな。

◆ジョン・レノンとニクソンの戦いが映画に(UNDERCOVER)
 反戦活動をしていたジョンがアメリカの市民権を獲得した経緯が映画化されるらしい。ドキュメンタリーでなく劇映画?

◆新CCCDはリッピングできるか?(Feelin' Groovy)
◆新たなCDコントロール技術「セキュアCD」を試す(ITMedia)
 僕もセキュアCD買っちゃったんですけどね、ストーンズの新作。
 確かに盤面にはコンパクト・ディスク・マークなかったですね。ご丁寧にジュエルケース内側のマークも消してあって。やっぱレッドブック準拠じゃないんですね。で、再生機器への影響がいまだよくわからないのでちょっと不安。
 ストーンズの新作を聴いた感想については、明日にでも書きます。
(9/4追記)
 以下の解析記事を読むかぎりでは、CDS300であることは間違いないものの、データに意図的なエラー付与はしていないようだが…。
 ▼またしてもコピーコントロール銀色円盤が登場 〜 セキュア銀色円盤 (CDS300) (CD-R実験室)
 ▼セキュア銀色円盤 (セキュアCD) Part2(同上)

◆「初めての音楽評には少しのエスプリを」更新停止
 会社バレで終了だそうです。親バレしちゃったAV女優みたいだなあと思ったのはさておき、残念ですっ。(オマージュ)
 bonobosの音楽に出会えたのはこのサイトがあったからこそ。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

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