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 2002年3月31日(日)
 春のせいかすぐ眠くなってしまう。しかもいくら眠っても身体がすっきりしない。
 今日聴いたのは「マイルス・デイヴィス・オールスターズ VOL.1」「バッハ:フランス組曲第5番、第6番他」(グレン・グールド)「ムーングロウ」(山下達郎)「E.S.P」(マイルス・デイヴィス)
 そういえば、ブライアン・ウイルソン名古屋公演レポートの中で紹介したサイト「K'z ROOM」さんにリンクをしていただきました。情報の即時性と充実ぶりに目を見張るサイトです。ブライアン・ファンならマストでしょう。僕の方もリンク集に追加させていただきます。

 2002年3月30日(土)
 朝、「ハイ・ランド、ハード・レイン」(アズテック・カメラ)。僕にとっては永遠に忘れることのできないアルバム。
 「いきまっしょい!」(モーニング娘。)は初めて聴いたときより少し印象がよくなる。まあ人間なんにでも慣れるもんだ。
 夜、妻と一緒に新境川堤まで花見に出かける。もう完全に満開だ。桜を見ているより、ずらっと並んだ屋台をのぞいている方がおもしろかった。
 花見への行き帰りに聴いたのはヘンリー・マンシーニの編集盤と、ビリー・ホリデイのヴァーヴ時代のベスト。

 2002年3月29日(金)
 今日で平成13年度の仕事も終わりだ。トミフェブを聴きながら出勤。
 なんとなく一日が過ぎてゆく。午後には課内の配置換えなど。
 書類仕事を片づけて午後8時過ぎ職場を出る。ひどい雨の中、「ディスカヴァリー」(エレクトリック・ライト・オーケストラ)を聴きながら帰る。

 2002年3月28日(木)
 有給休暇をとり、運転免許更新やらタイヤ交換やらオイル交換やらを済ませに行く。
 運転中に聴いたのは「バッハ:平均律クラヴィーア曲集」(グレン・グールド)自分で選曲したモーニング娘。編集盤
 モー娘。の新作トミー・フェブラリーのアルバムを買って帰宅。
 まずモー娘。の方を聴いてみる。オリジナル・アルバムとしては久しぶり。が、いまいちの出来であった。既にシングルとして発表されている曲以外に魅力的な曲がほとんどないのだ。(唯一シュープリームスの完コピ・ナンバーだけは良かったが。)これならシングルだけ買ってりゃいいやんか。
 特に打ち込みアレンジの曲がつまらない。どうせなら全曲ダンス★マンにアレンジをやらせて、70年代ソウル&ファンク・サウンドで埋め尽くしたらおもしろかったのに。
 トミフェブも聴いた。傑作なり。80年代洋楽体験者の琴線に触れる楽曲が並んでいる。モー娘。と違ってこちらの打ち込みサウンドには必然性がある。作曲・編曲・録音を一手に引き受けているMALIBU CONVERTIBLEってのは何者なんだろう? 

 2002年3月27日(水)
 「ユニバーサル・インベーダー」(ニューエスト・モデル)を聴きながら出勤。メスカリン・ドライヴ全面参加のこのアルバムは、日本ロック史に残る大傑作だと思う。
 夜、課の送別会。僕にカラオケを歌わせようとする幹事の策略をなんとか振り切る。あんな大広間で歌うのはやだよ。
 二次会は担当4人でカラオケボックス。畳敷きの和室であった。誰かの下宿でごろごろしているような妙な感じ。ネタが尽きるまで歌う。「月に負け犬」は難しいね。12時すぎ解散。実家に泊まる。

 2002年3月26日(火)
 「勝訴ストリップ」(椎名林檎)を聴きながら職場へ。ひさびさ。「月に負け犬」がいい。
「何時も身体を冷やし続けて/無言の季節に立ち竦む/浴びせる罵倒に耳を澄まし/数字ばかりの世に埋まる」
 5月にニューアルバムが出るらしい。2枚組カヴァー集という話だ。
 午前午後と会議だったので、書類仕事を片づけるため残業。11時近くまで。
 帰りは「アマチュア・アカデミー」(ムーンライダース)。ムーンライダースのマイ・フェイヴァリットは「火の玉ボーイ」と「マニア・マニエラ」とこれ。

 2002年3月25日(月)
 「サブスタンス2」(ジョイ・ディヴィジョン)を聴きながら出勤。
 仕事の帰りにバナナレコードに寄り、紙ジャケ入手によりダブったCDなどを売る。
 そのあと新星堂で「ムーングロウ」(山下達郎)を買って帰宅。帰途聴いたのは「アドア」(スマッシング・パンプキンズ)
 夕食の後、今日買った「ムーングロウ」を聴く。本人監修によるデジタル・リマスター盤。詳細な解説も本人によるもの。今まで持っていたCDと聴き比べてみたが、音自体にふくらみとひろがりが感じられる。いいっす。

 2002年3月24日(日)
 家でのんびり。
 S&Gリマスターボックスの中から「パセリ、セージ、ローズマリー&タイム」「ブックエンド」「明日に架ける橋」を聴く。紙ジャケとしての出来がチープなのは残念だが、リマスター自体のクオリティは高く、ブックレットには全曲の歌詞を掲載、ということで僕の中ではけっこうポイントの高いボックスであった。日本盤でアルバム5枚をそろえるより安くすむし。
 「ナイアガラ・トライアングル VOL.2」発売20周年記念盤も聴いた。「ROCK' N' ROLL退屈男」などの関連トラックを6曲追加。リマスターも文句なし。
 当時、佐野元春に夢中になっていて、その流れでこのアルバムを買った記憶がある。杉真理の曲はビートルズ・テイストが気に入ってすぐ好きになったのだが、大滝詠一の曲にはついていけないと思った。少し後に「ロンバケ」にはまって大滝マニアになるとも知らず…。

 2002年3月23日(土)
 朝起きて「チェット・ベイカー・シングス」「エヴリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス」を聴く。
 散髪にでかける。そのあと近所にオープンしたばかりの「BOOK OFF」をのぞいた。CDコーナーを丹念に見てゆくと紙ジャケCDもちらほらとある。で、「永遠なる回帰」(クワイエット・ワールド)「朝の光の中で」(トレイダー・ホーン)「バッハ:ピアノ協奏曲第5番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番」(グレン・グールド)を購入。紙ジャケ以外では「バースト・ヒッツ」(メスカリン・ドライヴ)「EVERYDAY AT THE BUS STOP」(Tommy February。CDシングル+DVDの2枚組)も買った。トミー・フェブラリー以外は全部新品。どこから仕入れてるんだろう。
 帰宅してからトミー・フェブラリーを聴く。80年代がテーマということで、その頃のテイストにあふれた楽曲。なかなか楽しい。カップリングのストロベリー・スウィッチブレイド「ふたりのイエスタデイ」のカヴァーも泣かせる。しかしPVは悪趣味であった。マネキン爆破はやりすぎでしょう。せっかくの楽しい曲なのに。
 夕方、HMV通販で注文した「ナイアガラ・トライアングル VOL..2」(佐野元春・杉真理・大滝詠一)「スターゲイザー/オーバーラップ」(杉真理)が届く。リリースされたばかりの20周年記念ヴァージョン。HMVで予約すると3面紙ジャケがおまけにつく、というのでわざわざオンラインで注文したのだが、届いた紙ジャケなるものはぺらぺらの安っぽいシロモノ。こんなん紙ジャケじゃねえよ!(怒)
 しかしこんなものもいずれはレア・アイテムになっちゃうんだろうなあ…。なんかばかばかしい。

 2002年3月22日(金)
 朝、「エクソダス」(ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ)を聴きつつ仕事場へ。ソリッドな曲が続く前半よりも、発表当時物議を醸したという穏やかな後半部分を今日は楽しんだ。しかし、ラヴ・ソングを書いただけで非難されるなんてね…。
 夕方、人事異動の発表があった。例年のこととはいえ、悲喜こもごもである。ちなみに僕は異動なしです。
 「タトゥー・ユー」(ローリング・ストーンズ)を聴きながら帰る。最近はバラード・タイプの曲が続くBサイドの方が切実に心にひびいたりする。まずい、のかな。
 話はかわりますが、この「Rock&Roll at 50」という写真集、ちょっとおもしろそう。クラプトンやザッパやグレイス・スリックの写真が「Photo Gallery」にありますが、皆、親と一緒に写っているのです。こんなの初めて見たよ。いかにも「LIFE」って感じで良いです。

 2002年3月21日(木) 春分の日 
 一日家でのんびり過ごす。
 今日聴いたCDは4枚。
 「ナッシング・キャン・ストップ・アス」(ロバート・ワイアット)は82年、ラフ・トレードからリリースされたアルバム。初めて買ったワイアットのレコードなので、思い入れは強い。ラジオで聴いた「アット・ラスト・アイ・アム・フリー」にひかれてアルバムを入手した記憶がある。(この曲は今聴いてもほんとにいい。)当時ワイアットがどんな人なのかについては全く知識がなく、ニュー・ウェイヴ・アーティストの一人だと思っていたくらいだった。ところでこの紙ジャケCD、当時僕が持っていたLPと曲目が違うような気がするのだが…。今手元にアナログ盤がないので確認できないのが残念。
 「不思議の壁」「電子音楽の世界」(ジョージ・ハリスン)はビートルズ時代にリリースされた実験的ソロ・アルバム。インド音楽と点描的インスト・ナンバーで構成された「不思議の壁」の方がまだ音楽としては楽しめる。「電子音楽の世界」の方は、ただひたすらびよんびよんとシンセをいじる音が続くだけである。
 「ワーキン」(マイルス・デイヴィス)は有名なマラソン・セッション音源の一枚。「イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド」でのバラード・プレイがよく知られているが、僕は「フォア」とか「ハーフ・ネルソン」とかのアップテンポ・チューンの方が好きだ。
 そういえばCDの他、「ベスト・オブ・エンヤ」DVDも見た。エンヤのPVはどれも映像的クオリティが高いので、持っていて損のないDVDである。個人的には「オリノコ・フロウ」が一番好きかなあ。エンヤのことを知ったのもこの曲のPVだったし。

 2002年3月20日(水) 
 眠い。「レクイア」(ジョン・フェイヒイ)を聴きながら出勤。
 9時まで残業の後「MAP」に寄り、ザッパ紙ジャケ第3弾&第4弾の予約をする。(やれやれ…)
 ついでに「ナッシング・キャン・ストップ・アス」(ロバート・ワイアット)「イエスタデイズ」(イエス)を購入。どちらも紙ジャケCDである。
 「セレブリティ・スキン」(ホール)を聴きながら帰る。タイトル曲は文句なく素晴らしいのだけれど、全体では少し単調な印象を受けるアルバムだ。コートニー・ラヴのハッタリのかまし方はけっこう好きなのだが。
 「私の名前は/あったかもしれない/私の名前は/あったためしがない/私の名前は/忘れ去られている」

 2002年3月19日(火) 
 実家から出勤。職場まで10分くらいなので音楽を楽しむ間もない。
 いよいよほんとに時間がなくなってきた。仕方なく10時まで残業。でもまだ終わらない。プリファブ・スプラウト「ザ・ガンマン・アンド…」を聴きながら帰宅。

 2002年3月18日(月) 
 「サブスタンス2」(ジョイ・ディヴィジョン)を聴きながら出勤。朝からこんなヘヴィーなもん聴いてていいのかと思いつつ。そのおかげでもないだろうが職場ではいきなりショッキングな情報を知ることになった。ああ…4月からの仕事はたいへんそうだなあ…。
  夜、職場の担当8人で飲み会。送別会という名目だが、まだ誰が異動するかはわかっていないのでいつもと変わらない飲み会である。「エルパソ」というメキシコ料理屋にて。旨くてしかも安い。いい店であった。
 二次会はカラオケ。ファルセットWHITE LOVEやら、グレイトな「ミス・ア・シング」やら、「ふたりの愛ランド」ひとりデュエットやらに負ける。最近空回り気味だ…。11時過ぎ解散、実家に泊まる。

 2002年3月17日(日) 
 家でごろごろ。
 「レイン・ドッグス」(トム・ウェイツ)を聴く。このアルバムを初めて聴いたときの衝撃は今も忘れられない。歪み、ねじれ、調子の狂った音楽をバックにしわがれ声の男が吠える。当時の僕にはどこからどうやって楽しめばいいのか、そのとっかかりすら見つけることができなかった。初期の彼が描いた世界(退廃的でありながらロマンティックな)ともかけ離れていたし。いまだにこの音楽は刺激に満ちあふれている。
 この間買った「グレイとピンクの地」(キャラヴァン)も聴いた。キャラヴァンの音楽を聴くのは初めて。とてもポップで美しく、暖かい音楽であったので少し驚く。もっとプログレっぽい音を勝手に想像していた。でもいいね、これ。長く聴き続けられそうな音楽だ。昔に出会っていてもよかったような気がするが、刺激の強い音ばかり求めていた頃にこれを聴いてもきっとその良さを理解できなかっただろう。

 2002年3月16日(土) 
 朝、メールを書きながら「JOIA」(カエターノ・ヴェローゾ)を聴く。
 ザッパ紙ジャケ購入者特典がやっと届いた。嬉しかったので写真を撮ってみました。ここです
 夜、集中的に音楽を聴く。
 「レクイア」(ジョン・フェイヒイ)は、特異な音楽性を持つフォーク・ミュージシャンの67年リリース作。フォーク・ブルースの衣装をまといながら、ミニマル・ミュージックやコラージュなど現代音楽の手法をとりいれたストレンジな音楽。おもしろい。
 プリファブ・スプラウト「ザ・ガンマン・アンド・アザー・ストーリーズ」は昨年リリースされたアルバム。レーベルを移籍し、プロデューサーにはトニー・ヴィスコンティを迎えているが、パディ・マカルーンの作り出す音楽自体は何も変わっていない。この人はこれでいいのだ。タイムレスな音楽を紡ぎだしてくれさえすれば。
 フリーファーストアルバムセカンドアルバムの紙ジャケCDも聴いた。リマスターによる音質アップと大量のボーナス・トラック付き。この時メンバーは皆まだ十代だったんだよなあ。とてもそうは思えない成熟した音である。

 2002年3月15日(金) 
 朝、「クローサー」(ジョイ・ディヴィジョン)。ちょっとそういう気分だったので。
 なんのかんのあって11時まで残業。疲れたけど明日は休めるし。
 帰りは「4」(ソフト・マシーン)。ロバート・ワイアットのドラムスがいかにスリリングであったかがわかるアルバム。
 そういえば愛機シグマリオンがやっと戻ってきた。基板を交換したそうだ。これで直ってなかったらさすがに怒るよ。

 2002年3月14日(木) 
 「ルース・イズ・ストレンジャー・ザン・リチャード」(ロバート・ワイアット)を聴きながら出勤。「ソング・フォー・チェ」が今日は一番心に響いた。そういやワイアットも紙ジャケCD出たんだよなあ。思い出の「ナッシング・キャン・ストップ・アス」だけでも買っておくべきかなあ。
 午前、仕事で弁護士事務所へ。行き帰りにネオアコ編集盤を聴く。
 午後はちょっとむしゃくしゃすることがあってストレスたまりまくり。その解消のため仕事帰りに「MAP」に寄る。買ったのは「グレイとピンクの地」「ウォータールー・リリー」(キャラヴァン)「レスター・リープス・イン」(カウント・ベイシー。以上紙ジャケCD「エレクトリック・ライト・オーケストラ」(ファーストアルバムの30周年記念盤)。ワイアット「ナッシング…」がなかったのでちょっと不完全燃焼気味。うう。
 「ホット・ラッツ」(ザッパ)後半と「ルース・イズ…」を聴きながら帰る。

 2002年3月13日(水) 
 電車で出勤。「エレメンツ」(マイク・オールドフィールド)を聴く。4枚組ボックスからセレクトした編集盤。「ムーンライト・シャドウ」ってせつない曲だ。「彼女が最後にあの人を見たのは/月影の彼方へと消える姿/心配そうに気づかいながら/月影の向こうへ連れ去られて」。逃走中の犯罪者に撃たれて死んだ「あの人」は、まぼろしとなって彼女の前にひとときだけ現れる。「私はこちらの世界で祈る/遠い天国で会いましょう」。
 夜、職場関係の飲み会。飲み会への行き帰りに上司のSuper7にはじめて乗せてもらった。すごいですね、これ。チキチキマシン猛レースみたい。エグゾースト・ノートがかっちょいいです。

 2002年3月12日(火) 
 自分で編集した70年代ビーチボーイズのCD−Rを聴きながら出勤。
 9時まで残業し、「ホット・ラッツ」(フランク・ザッパ)を聴きながら帰る。「ポン引きウィリー」でのキャプテン・ビーフハートのヴォーカルはいつ聴いても凄まじい。ドン・シュガーケイン・ハリスのエレクトリック・ヴァイオリンも同様。
 ところで話は違いますが、今週の「週刊アスキー」で見たこのCD−R。そそられませんか。店頭で見たら即買いしてしまいそう。 

 2002年3月11日(月) 
 朝の出勤時にまた「サブスタンス」(ニュー・オーダー)。ニュー・オーダーを聴くなら、オリジナルアルバムよりもこの12インチシングル集を聴くべきだと思う。
 帰りは「アンティーク96」(ピチカートファイヴ)。初期のベストアルバム。初代ヴォーカリスト佐々木麻美子を僕は偏愛している。あの不安定なウィスパーヴォイスが好きなのだ。(現在はミュージシャンを引退して松竹映画の音楽プロデューサーになってしまったらしいが…。)二代目の田島貴男(オリジナル・ラヴ)もいいよね。透明なソウル・フィーリングをスリリングに出せる人であった。あ、もちろん野宮真貴も好きですよ。彼女ほどピチカートのイメージを体現した人はいないと思うし。

 2002年3月10日(日) 
 朝、「Domo Arigato」(ドゥルッティ・コラム)を聴く。85年の日本公演を収録したライヴアルバム。スタジオ中心の人だと思っていたのに意外とライヴも良くて、当時驚いた覚えがある。録音も良く、ベストアルバムとしても聴ける。
 夕食の後に妻のおすすめイギリス映画「ベリー・アニー・メアリー」を見る。素晴らしい声を持っているのに家庭の事情から音楽の道に進めず、田舎町で不満だらけの生活を送っている女の子が、様々な経験によってその声を取り戻す話。ユーモラスなのだが泣ける。主演女優がとてもキュートだ。ドジで間抜けであか抜けない女の子を実に魅力的に演じている。
 寝る前には「The Brondesbury Tapes(1968)」(ジャイルズ,ジャイルズ&フリップ)を聴いた。デモ・テープ集。イアン・マクドナルド参加後の音源が興味深い。少しだけクリムゾンの匂いがし始めるのだ。ジュディ・ダイブルのヴォーカルを聴ける曲が7曲収録されているのも嬉しい。ただし彼女が歌うとあっという間にトラッド色が強くなるのだけれども。

 2002年3月9日(土) 
 「Music Junkbox」というサイトをやっておられるshehirahさんから、リンクをしていただいたとのメールが届く。ありがたいことです。さっそくこちらもリンク集に追加させていただくことにする。
 「Music Junkbox」の数あるコンテンツの中では「King Crimson Covers」がツボにはまった。西条秀樹やあいざき進也、ザ・ピーナッツ(!)などが歌ったクリムゾンのカヴァー音源を集めたページ。フォーリーブスが歌う「エピタフ」のダークさにはマジで感動。高嶋政宏の「なりきりスターレス」も笑える。高嶋弟がジャズマニアだというのは知っていたけれど、兄はプログレマニアだったのか。

 2002年3月8日(金) 
 朝の通勤時に「サブスタンス」(ニュー・オーダー)。「ビザール・ラヴ・トライアングル」の12インチヴァージョンが個人的ベストトラック。
 「君が落ちていくのをみるたび/僕はひざまずいて祈る/僕がいえない言葉を君がいう/最後の時を待ち続けている」
 昨日の資料の手直しで11時まで残業。
 「ライヴ・アット・ロキシー」(ブライアン・ウイルソン)を聴きながら帰る。こうして聴いてみると、この間のライヴの方が、ブライアンの声はきちんと出ていたように思う。

 2002年3月7日(木) 
 「サーティーン」(ティーンエイジ・ファンクラブ)を聴きながら仕事場へ。轟音ギターに軟弱ヴォーカル、甘いメロディ。TFCのアルバムは数枚聴いたけれど、結局この一枚だけあればいいような気がする。まだ活動してるんだっけ?
 夜10時まで残業。やっと資料が完成。あとはこれをどうオーソライズするかだが…。
 帰りも「サーティーン」
 「トップランナー」に「氣志團」が出ていたので見る。こういうバンドだったか。ひとことで言えばヤンキーパンク。本人たちは「ヤンク・ロック」とか言ってたが…。しかしこの間のカヒミ・カリイといい、好き勝手にやってるなこの番組。 

 2002年3月6日(水) 
 「フレンズ」(ビーチ・ボーイズ)を聴きながら出勤。
 会議やらなにやらかにやらで、やろうと思っていた仕事を進められず9時過ぎまで残業。病み上がりなのでつらいっす。
 帰り「つづれおり」(キャロル・キング)を聴きかけるがどうもしっくりこず、「ノー・リーズン・トゥ・クライ」(エリック・クラプトン)にチェンジ。ディランとのデュエット「サイン・ラングウィッジ」あたりでやっと落ち着く。

 2002年3月5日(火) 
 熱は微熱程度、身体はまだだるい。もう一日休むかどうか迷ったが、仕事が気になったので出勤することにする。「バッハ・リサイタル」(ヴィルヘルム・バックハウス)を聴きながら仕事場へ。イギリス組曲6番&フランス組曲5番。今日の体調でも気持ちよく聴ける。
 「ムーンビームス」(ビル・エヴァンス)を聴きながら帰る。体調は朝に比べるとだいぶ楽になった。
 そういえば、本日アクセス数が1000に達しました。いつもご覧いただいているみなさん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 2002年3月4日(月) 
 まだ38度近い熱があるので仕事を休む。一日寝ていたら平熱近くまで下がってきたものの、身体のだるさはとれない。寝苦しくてたまらない。そんなわけで今日も何も聴かず。

 2002年3月3日(日) 
 風邪はどんどんひどくなり、熱は38度を超えて一向に下がる気配なし。苦しい。とても音楽を聴く気になどなれず。

 2002年3月2日(土) 
 ブライアン・ウイルソン名古屋公演のレポートを書いてアップする。ここです。ついでに「変態少女のアルバム」も「資料館」の中に入れました。
 ライヴ・レポートを書きながら「LIVE AT THE ROXY THEATRE」を聴いた。今回の来日メンバーとほぼ同じバンドによる2000年のライヴ。ディスク2のトップは「ブライアン・ウイルソン」〜「ティル・アイ・ダイ」。今回と同じオープニングである。聴いているとあの興奮がよみがえってくる。
 どうも風邪をひいたらしい。せきが出て身体がだるい。妻も同じ症状。この週末はおとなしく家で寝ていよう。
 夜、ベッドの中で「アナザー・セッティング」(ドゥルッティ・コラム)を聴く。83年リリースのアルバム。これも当時よく聴いた。このCDにはボーナストラックとして、ポルトガル録音のアルバム「Amigos Em Portugal」が全曲収録されているが、なぜか盤起こしのようだ。チリチリというスクラッチ・ノイズが聞こえる。マスターテープがないのだろうか。ライナーノーツに「ポルトガル人と取引をするとひどい目に遭う」という話が書いてあるけど、そのことと関係があるのかなあ。

 2002年3月1日(金) 
 あ、気がついたらもう3月やんか。まずい、まずいよ。
 「天使のため息」(ベル&セバスチャン)を聴きながら出勤。傑作「The Boy With The Arab Strap」に比べるとまだまだ未成熟だけれど、ベルセバを愛する人はこのアルバムも愛さずにはいられないだろう。それにしてもこの邦題は気恥ずかしい。原題は「If You're Feeling Sinister」。
 9時まで残業。エリック・クラプトン最初のソロ・アルバムを聴きながら帰宅。どこか物足りない印象のアルバムだ。「アフター・ミッドナイト」とか「ブルース・パワー」とか「レット・イット・レイン」とか良い曲はあるのに。

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