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はてなダイアリー(Everything but Music)
2004年6月15日(火) ローテク・ロマンティカ |
◆初来日記念『A Tribute To The Who』( from 「子供騙しの猿仕事日記」) 芦屋雁之介がどもりながら歌うMy Generation「じぇ、ジェネレーション、…なんだな」。ぶははは。朝から笑わせんでください。 俺も考えてみよ。えーと。 ○つぶやきシローがぼそぼそと歌う「リリーのおもかげ」 ○W(ダブルユー)がぎゃあぎゃあ騒ぎながら歌う「キッズ・アー・オールライト」 ○窪塚洋介が空を飛びながら歌う「僕は自由だ」 ……あ、時事ネタになってしまった。いかん。 出勤時にグールド「モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番&第15番」。おそろしくゆっくりしたテンポで演奏される11番はまるで「ジムノペディ」みたいに響く。 帰りはスピッツ「三日月ロック」。 「でたらめに描いた バラ色の想像図/西に稲妻 光る/夜を駆けていく 今は撃たないで/滅びの定め破って 駆けていく」(「夜を駆ける」) 途中、本屋に寄って「THE DIG SPECIAL ISSUE THE WHO」を買う。いやなんだか知らないけど、レコードコレクターズ誌もザ・フー増刊を出すらしいし、もうたまりませんな。 |
2004年6月14日(月) さらばユニヴァース |
あいかわらず月曜は最悪の気分。 出勤時にグレン・グールド「バッハ:パルティータ第5番&第6番」。なぜ最初の楽章と最後の楽章だけはステレオ録音なんだろう。5番も6番も。 仕事はあいかわらず仕事だ。苦痛でたまらない。 帰りはスピッツ「ハヤブサ」。 「甘い言葉 耳に溶かして/僕のすべてを汚して欲しい/正しい物はこれじゃなくても/忘れたくない 鮮やかで短い幻」(「ホタル」) |
2004年6月12日(土) Never too late |
妻が一泊旅行にでかけるので新幹線の駅までクルマで送ってゆく。 帰りに「万代書店」に寄って中古CD漁り。なぜか突然カイリー・ミノーグが聴きたくてたまらなくなり「グレイテスト・ヒッツ 87-97」を買ってしまった。2枚組で1500円。安い。 そのほかにジョージ・マイケル「PATIENCE」、ルーパー「アップ・ア・トゥリー」、ケイト・セント・ジョン「夜のいたずら」も購入。 家に帰ってからカイリー・ミノーグを聴く。ストック=エイトキン=ウォーターマン。身も蓋もないポップさ加減が気持ちいい。頭をからっぽにして聴いていられる。ライナーノーツの最初にいきなり「カイリーが1988年にファースト・アルバムをリリースしたとき、評論家の多くは、彼女のことを新たな使い捨てポップにすぎず、そのキャリアは絶対に長続きしないだろうと言った…」と書いてあるのがおかしかった。まあ僕も含め、そう思ってた人は多いはず。でもきちんと生き残ってるんだもんな、けっこうしたたかな人だ。 |
2004年6月11日(金) Rain dogs |
◆ザッパの新曲「Black Tongue」と新譜「Joe's Corsage」(情報元: FRANK ZAPPAの○△□) ジーン・シモンズのソロに収められた”新曲”はともかく新譜は気になる。マザーズのデモ?それ以前の音源? 一日休みをもらい、車であちこちに行き、あれこれ用を済ませる。運転中にトム・ウェイツ「レイン・ドッグス」を聴く。Robert Quine追悼の続きだが、彼の参加は2曲だけ。でもそのうち1曲は名曲「DOWNTOWN TRAIN」だ。 「今夜おまえに会えるだろうか ダウンタウンを走る列車の中で/俺の夢はすべて雨のように降りそそぐ ダウンタウンを走る列車の上に」 |
2004年6月10日(木) Nothing lasts |
◆今後発売予定から輸入盤の注目リリースをピックアップ!(HMV Japan) あーFACESのボックス欲しいなー。金ないなー。 仕事の行き帰りにマシュー・スウィート「ガールフレンド」。ひきつづきRobert Quine追悼モード。彼がこのアルバムでギターを弾いているのは15曲中10曲。 「太陽をみつめながら 君が現れるのを待っている/君が近づいてくるのが見える 想像していたように/とりかえしのつかないことになるまで 太陽をみつめる 目が焼きつくされるまで/そう 僕はいまや盲目…盲目」(「LOOKING AT THE SUN」) |
2004年6月9日(水) Walk on the wild side |
仕事の行き帰りにルー・リード「Live in Italy」。Robert Quine追悼。 ”Heroin, be the death of me. Heroin, it's my wife and it's my life ”と歌ったルー・リードは生き残り、その横でギターを弾いていた男はヘロインで命を落とした。シニカル。 |
2004年6月8日(火) くすりをたくさん |
◆Robert Quine死去 (情報元: Flowers of Romance) 弁護士資格を持つパンク・ギタリスト。ルー・リードやトム・ウェイツ、マシュー・スウィートのアルバムで、彼の特徴あるギタープレイを聴いたことのある人も多いでしょう。死因はヘロインの過剰摂取。ビルボードの記事には、奥さんを亡くしてひどく気落ちしていた、とありました。あ、CDJournal.comにも記事が出ていますね…。 彼はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの熱心なファンとしても知られていて、個人的に録音したテープを元に「The Quine Tapes」なるライヴ・アルバムがリリースされたほどでした。しかし61歳だったとは…。R.I.P (Robert Quine公式サイト→●) 仕事場への往復に「CARAMEL PAPA」。いにしえのPANAM音源コンピレーション。 「狂ってるのは 君だけじゃない/さあ目を開いて 人を見てごらん/どんなことを見ても あたりまえなんて思っちゃ駄目/熱が出たら 流行の病気 弱気になって 諦めること/すぐに駆け付けましょう もうすぐあなたは天国よ/薬をたくさん よりどりみどり/こんなにたくさん 飲んだら終わり/なおる頃には また病気」(大貫妙子「くすりをたくさん」) |
2004年6月7日(月) Coming down again |
出勤時にストーンズ「山羊の頭のスープ」。 「メアリーと俺は 門のところに座って 空を飛ぶドラゴンをただ見つめていた/なんて優しい日々 秘密などなにもなかった/もう 100年も昔のことみたいに思える/いまや友達はみな 当惑した笑みを浮かべ 昔の夢などどこかに忘れて暮らしている/ときどき 成長しなきゃよかったと思うことはないかい?」(「100年前」) 蒸し暑くてたまらない。熱があるような気がする。 帰りはつじあやの「COVER GIRL」。今日は「シャ・ラ・ラ」がしみた。Let me try to be back to this place anyday. |
2004年6月5日(土) Got live if you want it ! |
○ローリング・ストーンズ「Singles 1963-1965」 '63-'65の間に英米でリリースされたシングルを12cmCDで復刻したボックス。中身はこんな感じ。 5/25の日記にも書いたけど、カンパニースリーブにはちゃんと穴が開いているし、CD盤面はレコード溝を再現してある。「青春のメロディーチョコレート」みたいだな。 音源は、すべてBob Ludwigによるリマスター。チャーリー・ワッツのドラムスがびしびしとタイトに響く。女の子たちの絶叫の中で繰り広げられるライヴ演奏を収めた「got LIVE if you want it !」なんかほんとかっこいいよ。 ストーンズといえば、正月のamazonセールで買ったDVD「フォー・フリックス」をまだ見ていなかったことに思い至り、とりあえずディスク1を。ニューヨークでのツアー発表からパリ、トロントでのリハーサルを経てボストンでのツアー初日までの流れを追ったドキュメンタリー「Tip of The Tongue」を中心に据えたディスク。 スタジオ・リハーサルやゲネプロなどツアー・スタッフにでもならないと見られない貴重なシーンが次々と現れて、気分が無闇に高揚する。ボーナス・トラックとして収められたライヴ映像も珍しい曲が多く(スタジオ・セッションもあり)、特にオーティス・レディングのカヴァー「I Can't Turn You Loose」は最高でした。 |
2004年6月4日(金) God must be a Boogie man |
◆遂に実現!ディランの名盤の数々が紙ジャケ仕様にて限定リリース!(HMV Japan) あー去年出たSACDハイブリッド盤を買わずにいてよかったなー。1890円という価格もナイス。 仕事の行き帰りにジョニ・ミッチェル「シャドウズ・アンド・ライト」。バックバンドはパット・メセニー+ジャコ・パストリアス+ドン・アライアス+ライル・メイズ+マイケル・ブレッカー。豪華。ジャコパスの演奏は特に素晴らしい。当時ジョニとつきあってたんだっけ。 「わたしたちは星くず/十億年前に生まれた炭素/わたしたちは黄金色に輝いている/悪魔の取引に囚われてしまっていたけれど もう戻らなきゃ/楽園へ 見せかけの楽園へ」(「ウッドストック」) 仕事の帰りに10ccのファースト&セカンドの紙ジャケ再発を探しに出かけるが発見できず、なぜかアルド・チッコリーニ「SATIE :PIANO WORKS」を買って帰る。いや安かったんすよ。5枚組で2500円くらいだったんで。 |
2004年6月3日(木) Searching for Mr.Right |
◆Amazon.co.jpの輸入盤ストアがやけくそ気味の価格に ( from 音楽配信メモ ) こりゃすげえ。輸入権可決に対する無言の抵抗か? 出勤時にヤング・マーブル・ジャイアンツ「コロッサル・ユース」。 「もし 世界があなたの足の上にあるのなら/あなたはベッドの中にいるときだけ生きてるってこと/世界の中にあなたはいない/世界はあなたの頭の中」(「Clossal Youth」) 帰りはマイルス・デイヴィス「マイルストーンズ」。Milestones(里程標)=Miles-tones(マイルスの音)。 |
2004年6月2日(水) fall from grace |
6/23リリース「マイ・ジェネレイション」紙ジャケ、ユニオン特典は「エキサイティング・ザ・フー」ミニチュアレプリカ&帯らしいよ…ぐぇえ。 出勤。パディ・マカルーン「i trawl the MEGAHERTZ」を聴きながら。 タイトル曲は、タイコウチさんの素晴らしい訳でぜひ。 「だから 私は空をさぐり じっと耳をすます/私はメガヘルツの海で網をたぐる/だが網の目は粗すぎて あなたをとらえることができない/二つの大陸を渡る一羽の白鳥 レーダーを逃れる幻の影」 帰りは「ザ・フューチャリスティック・サウンド・オブ・サン・ラ」。 途中、ロッキン・オン7月号を買った。輸入権の記事を読むため。で、感想。HMVとタワレコの生の声を聴けたのは評価する。でもどうせならレコード会社を追求してほしかったよ。そして思うのは結局こう。「なんにせよ遅すぎた。」 |
2004年6月1日(火) I'm only sleeping |
今日も仕事を休む。また寝てばかり。休んでるときはどうして時間がこんなに早く過ぎてゆくのだろう。 |
2004年 | 5月後半/5月前半/3月後半−4月/3月前半/2月後半/2月前半/1月後半/1月前半 |
2003年 | 12月後半/12月前半/11月後半/11月前半/10月後半/10月前半/9月後半/9月前半 8月後半/8月前半/7月後半/7月前半/6月後半/6月前半/5月後半/5月前半 4月後半/4月前半/3月後半/3月前半/2月後半/2月前半/1月後半/1月前半 |
2002年 | 12月後半/12月前半/11月後半/11月前半/10月/9月/8月/7月/6月/5月 4月/3月/2月/1月 |
2001年 | 11月〜12月 |