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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2004年9月30日(木) Joe's Domage
◆ネットワーク認証型コピーコントロールCD “レーベルゲートCD”仕様の終了について
 これでLGCDはレア盤化するわけだ。めでたしめでたし。

◆廃盤CD大ディスカウントフェア レコードファン感謝祭2004
 おおまたこの季節がやってきた。今年は2回あるのか。10/13から事前登録開始。

◆ザッパの新譜「Joe's Damage」。ええっ? (from 「FRANK ZAPPAの○△□」)
 「Joe's Damage」?「Joe's Domage」? また古い古い音源かな。

 2004年9月29日(水) Call it anything
◆マイルス・デイヴィスのワイト島ライヴが衝撃のDVD化!(CDJournal.com)
 これは見たいだろ。

 出勤時にポール・ウェラー「スタジオ150」
「ここから抜け出す道があるはずだ ジョーカーが盗賊に言った/混乱しすぎてるよ 一息つくこともできない/商人は俺のワインを飲み 農夫は俺の土地を掘り返してる/誰ひとり その価値に気づきやしないんだ」(「見張り塔からずっと」)
 帰りはマフス「Hamburger」
「どこへいっても あんたはいる/どこへいっても あんたはいる/わかんないの? あんたのおかげで頭がおかしくなるって」(「Everywhere I Go」) 
 
 ブルー・ナイルの新譜が全然見つからない…amazonで買うか。

 2004年9月28日(火) Carry that weight
 この二日間、仕事でえらい目に遭ってました。今日なんか昼飯も夕飯も食えなかったよ。でも、トラブルの方はなんとか収まったのでまだましだと思うことにしよう。
 さて、話変わりますが、9/22の日記で書いたロシア盤アビーロード紙ジャケについて検証されている方がおられました。ここです。「parlophone's Website」より。やっぱよくできてるよね。

 2004年9月25日(土) Yellow Roses
◆東京JAZZ2004(from 下町音楽夜話)
 なんだか凄くひどいイベントだったようですね。オフィシャルサイトの出演者一覧を見る限り、それなりに興味を惹かれるメンツではあるんですが。あ、ひどかったのは出演者の責任じゃないのか。
 
○ヘロン「ヘロン」
 以前に風来坊さんのサイトで紹介されていて、いつか聴きたいと思っていたアルバム。
 淡い幸福感に満ちた夢のような音楽。鳥の声。野外録音のマジック。
「何故こんな風変わりな方法でレコーディングしたかというと、僕たちスタジオでは気持ち良く演奏できなかったからだ。スタジオでは普段と全く違う感じで演奏をしなきゃならないというのがとても不毛だと思った。」(メンバーのコメント。ライナーノーツより)
 確かにこのアルバムで聴かれる音像と、付属のCDシングル(こちらはスタジオ録音)の音像は驚くほど違う。空気感の違い。
 紙ジャケ仕様でちょっと高いけど、その価値は十分にあるアルバムでした。ディスクユニオン特典のミニチュア帯をジャケに巻いてみたりして、へらへらしながら聴いております。

 2004年9月24日(金) Psychotic Reaction
 ちょっと変わったコンピレーションを聴いた。以下の二つ。
○「SEX: TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE」
 マルコム・マクラレンとヴィヴィアン・ウェストウッドが経営していた伝説のブティック「SEX」でよくかかっていた曲を集めた編集盤。ひとくせある曲ばかりが収録されているのがいかにもで良いです。「Nuggets」系の曲が目立ちますね。
 「I HATE PINK FLOYD」と書いたTシャツを着て店内をうろついていたジョン・ライドンが、マルコムにスカウトされてセックス・ピストルズが結成される、という有名なエピソードのバックグラウンドではこんな曲ががんがんとかかっていた…なんてことを想像しながら聴くと更に楽しい。

○「JOHN LENNON'S JUKEBOX」
 こちらはジョン・レノン所有のポータブル・ジュークボックスに収録されていたという曲を集めた2枚組。50-60年代のロックンロールやソウル・ミュージックがぎっしり。「マイ・ガール」がオーティス・レディングのヴァージョンで収録されていたり、「スリッピン・アンド・スライディン」がバディ・ホリーとリトル・リチャードの2ヴァージョン入ってたりしているのはジョン自身のこだわりなのかな。ミラクルズの曲が5曲も収められているのも特徴的。
 自分と同時代のアーティストでは、ディランやドノヴァン、アニマルズあたりが選ばれているんだけど、ラヴィン・スプーンフル(それも2曲も)ってのはちょっと意外でした。

 2004年9月22日(水) Dig it
 東京へ日帰り出張。なんだこの暑さは。汗がだらだらだらだらと出る。
 仕事を終えて、例のごとくお茶の水ユニオンへ。
 「ハットフィールド&ザ・ノース」「ザ・ロッターズ・クラブ」紙ジャケ(ユニオン特典:ミニチュア帯)、ブルース名作紙ジャケ(ユニオン特典:ロバート・ジョンソン収納BOX)などを購入。
 それから、紙ジャケ掲示板で「正規盤だ」「いやブートだ」と話題になっていビートルズ「アビー・ロード」「レット・イット・ビー」紙ジャケ(ロシア盤)も買った。
 家に帰ってからしげしげとチェックしてみたけど、けっこうきちんとできている。CD本体もブラックCDを使用してアナログ盤を模したつくりになっているし。音質もこころなしか現行オフィシャルCDよりも良く感じた。ほんとにロシアでは正規盤なのかなあ。帯や歌詞対訳もロシア語だし、確かにそれっぽいんだけど。
 まあ2300円とそれほど高くないので、興味のある方は品切れになる前に入手されておいた方がよいかと。

 2004年9月21日(火) Let's get it on
◆Marvin Gayeも遂に紙ジャケット化!!(HMV Japan)
 昨年、一度は発売をアナウンスされながら中止になった紙ジャケが復活。3枚とも文句なしの名盤だけど、全部デラックス・エディション持ってるんだよな…どうしよう。

○「SUBURBIA - ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」
 映画のサントラ。バナナレコードにて購入。525円なり。買ったのはひとえにソニック・ユース音源が収録されているから。
 オリジナルアルバム未収録が2曲、そして「Sunday」は「サウザンド・リーヴズ」に収録されたものとは違うヴァージョン(デモ?)。サーストンのソロ「Psychic Hearts」も収録されているけど、これはアルバムと同じヴァージョンでした。
 SY以外ではエラスティカwithスティーブ・マルクマスの曲が良かった。それからBECKとSUPERCHUNKも。
 ちなみにどんな映画かというと…こんな内容らしい。日本では未公開だったそうな。

 2004年9月19日(日) If I could only be sure
○ポール・ウェラー「スタジオ150」
 ソロになってからのポール・ウェラーに対しては、距離を置いてきた。ファースト「ワイルド・ウッド」を聴いたときに感じた「飾り気のなさ」「質実剛健さ」にどうにも馴染めなかったからだ。ザ・ジャムの才気溢れる鋭さ、スタイル・カウンシルのスマートなフレキシビリティに夢中になってきた身としては、こうはなってほしくなかったという気持ちが正直あった。「ライヴ・ウッド」を最後に、アルバムが出ても買わなくなった。
 でも、ひさしぶりにこの新作は聴きたくなったのだ。カヴァーソング集だからということが大きかったのだけれど。
 で。聴いてみた結果は……素晴らしい傑作だった。そうとしかいいようがないアルバムだ。
 融通無碍なアレンジにのるウェラー氏の融通の効かない歌声。自作でなく、他人の曲をとりあげるというコンセプトがニュートラルなスタンスをもたらし、そのふたつをうまく溶けあわせている。聴いていて胸が熱くなったよ。
 ちなみに、「ファミリー・アフェア」「レット・イット・ビー・ミー」という二大名曲が追加収録されている日本盤をおすすめします。

○ザ・スリルズ「レッツ・ボトル・ボヘミア」
 なんの前振りもなくさりげなくリリースされたセカンド。
 オープニングのソリッドなギターリフとドラムのフィルにびっくりするが、聴き終わってみれば”美しいメロディのポップ・ソングを唄う”という基本路線は変わっていなかった。ソフト・ロックぽかったファーストに比べると全体的に躍動感が増してはいるけど。いいアルバムだと思う。ただ、前作の「ビッグ・サー」みたいなインパクトのある曲がないのはちょっと残念。
 それにこのアルバムジャケのチープさはどうよ? 知らない人はD.I.Y.系パンクバンドかと勘違いするぞ。

 2004年9月18日(土) Lumpy Gravy
○フランク・ザッパ「QuAUDIOPHILOAc」
 新作。DVD-Audio。4chミックス。10曲中5曲が未発表。「Chunga Basement」(70年録音)がカッコいい。エインズレー・ダンバーのドラムス、マックス・ベネットのベース、イアン・アンダーウッドの鍵盤にFZのクールなギター。
 息子ドゥイージル君が書いたライナーによれば、このアルバムを作るきっかけとなったテープには彼の名前が記してあったそうだ。(証拠写真あり。)本人にとってみりゃそりゃ嬉しいわな。で、聴いてみたら4chミックスだったと。
 しかし、DVD-Audioって今のうちの環境では気軽に聴けないのが困る。PCで聴くか、居間のDVDプレーヤにかけるしかない。気軽に使えるDVDウォークマンみたいなのってないんだろうか、と思って探してみたら、いちおうあるんですね。(生産終了だけど。)Panasonic製だとこれか
 もうちょっと探してみたら、こんなのもあった(右の製品)。税込8,980円という低価格。本来はTVにつないで使うものだと思うけど、オーディオプレーヤとしても使えないかな。でも肝心の音質はどうなんだろう。 

 2004年9月17日(金) My mind's eye
◆エイベックス: CCCDの採用を弾力化へ、ソニーミュージックも追従の方向(Mainichi INTERACTIVE)
 事実上の敗北宣言、か。AVEXはともかく、ソニーがレーベルゲートを取りやめる方向、ってのは嬉しい。あとは東芝EMIがなんとかなってくれれば。

 午後、出張。クルマを運転しながら、マフス「Hamburger」('00)を聴く。レアトラック集。
 ファーストアルバム以前の曲は試行錯誤の後がうかがえるけれど、そのあとはどんどん良くなって、オリジナルアルバム収録曲となんら変わらないクオリティで固め打ちされる。聴いてて盛り上がる盛り上がる。デモもいいし、カヴァーもナイス。スモール・フェイシズの「マイ・マインズ・アイ」をやっているのだが、それに関するキム・シャタックのコメント「スモール・フェイシズの曲で唯一ほんとうに好きな曲」には妙に納得してしまった。メロディ・センスに通じるところあるもんな。
 ところでセカンドアルバム「Blonder and Blonder」だけがamazonで在庫切れ…と思ったら、HMVでは入手可だった。注文しようっと。

 2004年9月16日(木) I Wish That I Could Be You
 仕事の行き帰りに今日もマフス。「Alert Today Alive Tomorrow」('99)。
 なんだか内省的に響く。ちょっとダウナー入ってる感じ。そこがまたいいんだけど。「Prettier Than Me」なんて、ほんと泣けるよ。
「気にしない あなたがいつもいう真実なんて/気にしない 消えてしまった夢なんて/気にしない 行くあてがなくても/気にしない あなたがわかってくれなくても」

 2004年9月15日(水) Everywhere I go
 マフスのファーストアルバムを聴きながら出勤。すげえいい。キム・シャタックの声は快感だ。もちろんメロディも。
 The Muffs' Fanpage In Japanで得た情報によると、このアルバムは「ロック史に残るデビュー・アルバム25選」に選ばれちゃったりしてるらしい。むべなるかな。
「あんたは自分が あたしよりましだと思いたがってる/あたしはあんたが あたしよりましだなんて思わない/ちかよらないでよ どっかへいっちまってよ」(「Better Than Me」
 今日の仕事。午前10時から会議その1。午後1時半から会議その2。午後3時から会議その3。午後4時半から会議その4。午後7時から会議その5。うう。吐き気がする。
 帰りもマフス。「Happy Birthday To Me」。これもいいぞ。毎日が退屈でたまらないなら、マフスを聴け。

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