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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2004年12月28日(火) We got the beat
 仕事納め。職場へ向かう途中、つじあやの「春は遠き夢の果てに」を聴く。
 この間、ある有名音楽サイトの方が、彼女のことを「無機的なヴォーカル」だと書いていた。ふーん。人にはいろいろ感じ方があるもんだ。僕には、彼女の声はとても有機的に聞こえるんだけど。
「君だけのために 生まれたわけじゃない/いいわけがまたひとつふえていく/恋するためだけに 生まれたわけじゃない/いいわけが切なくて目をとじた」(「恋のいいわけ」)
 ここ一週間の怒濤の忙しさが、まるで嘘だったかのようにおだやかな一日。ああとりあえず終わりだ今年の仕事。
 GO-GO'S「グレイテスト!」を聴きながら帰る。「Our Lips Are Sealed」の邦題は「泡いっぱいの恋」このジャケのおかげで。微妙にダジャレてるところがなんともいえません。
 ○【参考スレ】洋楽の「邦題」について語ろうよ

 2004年12月27日(月) 21st Century Schizoid Magazine
 《陸這記》 crawlin’on the ground にて、めちゃくちゃ読みたい本を発見。
 篠原章「日本ロック雑誌クロニクル」
 目次を書き写してみますよ…。
   序章  ロック雑誌への鎮魂歌
   第1章 ビートルズが生んだ日本初のロック雑誌―星加ルミ子と『ミュージックライフ』
   第2章 日本ロック雑誌の起源―中村とうようと『ニューミュージックマガジン』
   第3章 日本ロックの原点としてのアングラフォーク―URCレコードと『フォークリポート』
   第4章 ロック的成り上がり―渋谷陽一と『ロッキングオン』
   第5章 バンドブームとゲリラ雑誌の熱い日々―関川誠と『宝島』
   第6章 関西発、伝説のカルト雑誌―阿木譲と『ロックマガジン』
   コラム1 ロックと芸能界の接点―『平凡』『明星』『スクリーン』
   コラム2 タウン誌が伝えたロック―『新宿プレイマップ』『ぴあ』『シティロード』
   コラム3 オリコン・チャートに見るロックの変遷
   コラム4 日本版『ローリングストーン』の数奇な運命
   コラム5 パンクムーヴメントを支えた雑誌メディア―『ZOO』『ロッキン・ドール』『jam』
    あとがきにかえて

 どですか。読みたくなりませんか。そうですか…いえ、いいんですよ気を遣わなくたって。

 2004年12月26日(日) Total trash
◆YMO8枚組ライヴBOX発売
 おーすげーと一瞬思ったけれど、詳細を観たら既発音源ばかりでがっかり。それにしてもなんちゅうデザインのBOXだ。表札かよ。
 「ニウロマンティック」や「ボク大丈夫?」の再発は嬉しい。でもなんで「薔薇色の明日」は出ないんだろ。

 雨の中、休日出勤。●※□▲のばかやろー。とりあえず仕事は目途がついたけどぐんりょり疲れた。
 行き帰りにソニック・ユース「デイドリーム・ネイション」。ああ白日夢の国でへろへろしながら暮らしたい。 

 2004年12月25日(土) Deuce
 KISSのアヒルちゃん
 教えてくれた人に、なんですかこれ、って訊いたら 「ほらお風呂でちゃぷちゃぷ浮かべるやつ」
 あーあーなるほど。こんな風にするんだ。アメリカ人はアホですか? でも正直ちょっと欲すぃ。
 ジェームズ・ブラウン御大やオジー・オズボーン一家もいるよ。

 朝、ソニック・ユース名古屋公演のチケットを電話予約。
 夕方、妻と出かけたときに発券してみたら、整理番号87番でした。

 2004年12月24日(金) Searching for Mr. Right 
◆ケイト・ブッシュ12年ぶりの新作 来年リリース!
  欲しい。
◆Morrissey究極のライヴ・アルバム登場!
  欲しい。
◆来たぞ!カイリーDVDが20%OFF!
  欲しい欲しい欲しい欲しい(以下略)

 ったく、午前中にやれとか今日中にやれとか月曜日までに仕上げとけだとかいう仕事ばっかり入ってくる。
 で、クリスマスイヴなのに午後11時まで残業。まあ僕は仏教徒なので関係ないのですが。
 仕事の行き帰りにヤング・マーブル・ジャイアンツ「コロッサル・ユース」
 アリソン・スタットンの声がしみることしみること。

 2004年12月22日(水) I'm waking up to us 
 職場の忘年会があるので電車で出勤。ベルセバシングル集2を聴く。
「僕はカールが大好き/ブライアンも デニスも アルも/その気になればマイク・ラヴだって好きになれる/君にも同じことが言えたらいいのに」(「I Love My Car」)
 忘年会を終えて終電で帰る。風邪が治りきらないので座席でごほげほぐほごほ咳をしていたら、ひとつ向こうの席に座っていた見知らぬおばちゃんがレモンキャンディをくれた。(ええ話や…。)
 妻に駅までクルマで迎えに来てもらい帰宅。
 ワーナーミュージックから宅急便が届いていたのでなんだろうと思ったら、イーグルス紙ジャケ購入者に抽選で当たる「ふたりだけのクリスマス/ファンキー・ニュー・イヤー」の紙ジャケCDだった。おおこれは嬉しいぞ。
 ご丁寧に日本盤スリーヴとアメリカ盤スリーヴの両方がついている。
 写真を載せておきましょう。これが表。これが裏側。プールサイドでメンバーがクリスマスツリーを横につまらなさそうにしている、ていう構図がばかばかしくて良い。

 【おまけ写真】「ふたりだけのクリスマス」の横でくつろぐ我が家の猫たち→その1 その2

 2004年12月21日(火) Lost in translation 
◆NirvanaのBOXセット『With The Lights Out』の対訳がダメすぎる件。(pop dragon blog!
◆NIRVANA「With the Lights Out」の翻訳がひどいらしい件について(いかんともしがたい)
 Akiyama sistersの翻訳のひどさについては、僕も12/13の日記でとりあげたのですが、 やっぱり同じことを感じた方がおられたようで。
 ここで紹介されている2ch過去ログを見ると、「Welcome to my world 」を「トミーの世界へようこそ」って訳してしまったりしてるらしいぞ。うはは。ラヴクラフト(怪奇小説家ね)を「愛のなんとか」って訳しちゃったり。”直訳女王”だってさ。
 これはAkiyama sistersじゃないけど、前述pop dragon blog!のコメント欄に紹介されているグレイス・スリック・インタビューの翻訳もすごい。
 「…で、俺たちとすりゃサンキュー・ベリー・マッチってなもんで、ポッポに入れちまう」
 「俺たち」て。「ポッポ」て。

◆おまけスレ「この歌詞、厨学生が訳したの?」
 「 【訳した歌詞に関する一般的傾向】
   易しい歌詞:俺でもわかるから訳は別に要らない。
   難しい歌詞:訳したものでも意味不明なものが多いから別に要らない。」 てのにワラタ。

 2004年12月20日(月) Sleep The Clock Around 
 風邪をひいてしまったらしく、体調悪い。熱もあるようだ。しかし仕事は休むわけにいかず、そのうえ9時まで残業。
 ほんとは今日、友人との忘年会に参加するはずだったのに、それもあきらめざるを得なかった。楽しみにしてたのによ。
 仕事の行き帰りにベルセバのブート「Live at The Bowlie Weekender」。いまや伝説と化した99年4月25日のフェスティバルでのライヴ。音質良好だが完全収録でないのは残念。「Lazy Line Painter Jane」ではスタジオ版と同じくモニカ・クイーンとのデュエットが聴ける。
 後半には'98年秋、フランスでのライヴを収録。DVD「Fans Only」で一部映像が収録されていたものだが、これもいい。アルバム「The Boy With The Arab Strap」そのままのたたずまい。いまよりも少し繊細で少し線が細く神経質。

 2004年12月18日(土) だって生きてかなくちゃ 
 わけあってエコロジー関係のイベントに参加。赤星たみこ先生の講演なんかがあったのだが(話うまいわ。マンガよりおもしろいかも。)、なんだか知らないけどモーニング娘。のビデオメッセージというのも流れた。ちゃんとこのイベント用にオリジナルに録画したもの。でもそれが、コンサート会場の楽屋かTV局の会議室あたりで大急ぎで録ったとおぼしきビデオで、こんなせせこましい仕事させられているのか…と見ていてちょっと不憫になりましたよ。

○「プッチベスト5 DVD」
 ごめん。見ていてけっこう幸せな気分になった。もう興味を失いつつある、という自己認識だったのに。
 僕がハロプロに求めているのは前述のようにただ一点「見ていて幸せな気分になれること」なんだけど、その欲求はかなりのレベルで満たされてしまった。
 ここのところろくにシングルも買っていなかったので知らなかったのだが、楽曲のレベルも一時よりは安定してきているようだ。「浪漫〜MY DEAR BOY〜」「ロボキッス」「恋のヌケガラ」「友情〜心のブスにはならねぇ!〜」は楽曲としてかなり好き。ありそうでなかったフィフティーズ調の「シャイニング 愛しき貴方」もいいね。

○モーニング娘。「愛の第6感」
 こっちは中ぐらいの満足度。大人っぽいR&Bバラード「春の歌」にしろフェイク沖縄サウンドの「すき焼き」にしろ、いいところまでいっているんだけどちょっと消化不良。この弱さをカバーするには、全曲PV付きにしちゃえばよかったのかも。
 しかし、後藤も安倍も保田もいない今、「声」として重要なのは藤本美貴なんだなあ。個人的に彼女の声は苦手なんだけど、その点は認めざるを得ません。

 2004年12月17日(金) Drain you 
◆新人バンド“デュラン・デュラン・デュラン”、デビュー!
 ふはっはははは。こりゃいいわ。これだったら、”キング・クリムゾン・キング”とか”ローリング・ストーン・ローゼズ”とかいうバンドでデビューしてもいいわけだ。
 それはともかく、ジャケもアレだけど、所属レーベルの名前がCock Rock Discoってのもすごい。

◆大貫妙子 来年2月に久々の新作リリース!
 お口直し&自分用メモ。忘れないように。

 仕事の行き帰りにニルヴァーナ「ネヴァーマインド」。いろいろなことを確かめる。
 僕の持っているCDは、91年のリリース時に買った日本盤なんだけど、ライナーノーツをBURRN!誌の編集者が書いている。「あのメタリカが最近気に入っているバンド」という書き方で。まあ当時の日本では、そういう扱いだったんだろう。
 でも確かに、このあたりからヘヴィ・メタルとパンクの音楽的境界線はあいまいになっていったような記憶はある。
「橋の下 防水布から水がしたたっている/ワナにかけた動物は みんな俺のペットになってしまった/俺は草と 天井から落ちる水滴で生きている/でも魚を食べるのはいいんだ 奴らには感情がないんだから/なにかが俺の邪魔をしている…」(「Something In The Way」)

 2004年12月16日(木) Loop Cat 
 ソニック・ユース情報。オフィシャルサイトで「I Love You Golden Blue」のPVが公開されています。それからMIX- TAPEの第2弾も。

 朝も早よから山奥の現場へ。雪降ってました。疲れました。もう寝ます。

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