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はてなダイアリー(Everything but Music)

 2004年5月31日(月) Moog revisited
 体調を崩して仕事を休む。寝てばかりいた。

◆数々の名曲を生んだアナログ・シンセサイザー『ムーグ』が復活(HOTWIRED JAPAN)
 ニューヨークで「ムーグフェスト」なるイベントが開催され、リック・ウェイクマンやキース・エマーソンが演奏したそうだ。場所がB・B・キングのナイトクラブというのはちょっとミスマッチな感じもしますが。
 ところで、「アビイ・ロード」や「フーズ・ネクスト」は確かにそうだけど、「ベガーズ・バンケット」にもムーグって使われてたんだっけ?

 2004年5月29日(土) Pulses
◆エレクトロミュージックのルーツが一目で分かるFlash (情報元: 自 然 体 。
 いろいろなサンプルを聴くことができる。NEW WAVE、SYNTHPOPあたりまではともかく、それ以降の流れというのは自分ではわけわかんなくなってたんで重宝します。
 <DOWNTEMPO>の<MINIMALISM>には「チューブラベルズ」が。<HOUSE>の90sコーナーには<JPOP>というジャンルもあるよ。

 2004年5月28日(金) Time Limit
◆Beach BoysのDVD付き限定ベスト・アルバム値下げしました! (HMV Japan)
 これはちょっと欲しい。'64年のT.A.M.Iショウ映像が初お目見えだって。

 グールド「バッハ:ピアノ協奏曲第5番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番」を聴きながら出勤。カデンツァ・カデンツァ。
 帰りは宇多田ヒカル「SINGLE COLLECTION VOL .1」。これぐらい素晴らしいリマスターだと新鮮に聴ける。
「どんな時だって たった一人で 運命忘れて 生きてきたのに/突然の光の中 目が覚める 真夜中に/静かに出口に立って 暗闇に光を撃て」(「光」)

 2004年5月27日(木) The Wizard hits it even on a rainy day
 出勤時にグレン・グールド「モーツァルト&シェーンベルク:ピアノ協奏曲
「名人芸の披瀝を嫌ったグールドは、独奏者が華々しく活躍する協奏曲という形式に懐疑的だった。彼は協奏曲の伝統の入口と出口にある作品としてこのモーツァルトとシェーンベルクを選び、ひたすらに抒情的な世界に没入していく」(帯解説より)
 帰りは菊地成孔「シャンソン・エクストレット・ドゥ・デギュスタシオン・ア・ジャズ」。ひとつのディスクの上でUAとカヒミ・カリィの歌が踊る。なんて贅沢。
「黒い太陽と夜の神がそこで祝う/マイルス・デイビスとエリック・ドルフィーの魂が演奏しに来る/そこからラジオはサンバのリズムを放送する/いつか 美しく光り輝く太陽の浜辺で踊りましょう」(「色彩のサンバ」)

 2004年5月26日(水) 屋根の上の猫
◆ロック演奏年鑑 (情報元: Music Junkbox
「欧米のミュージシャンが日本で行ったコンサートの日程とその詳細情報(会場、ツアーメンバー、演目など)をまとめています。クラシック音楽の分野では、「演奏年鑑」(日本演奏連盟編)という書籍があり、1年間のコンサート情報を時系列で収録しています。筆者はこのロック版を作れないかな、と考え国会図書館に通いつめて調べ物をしながら当サイトの作成にあたっています 」(「ご挨拶」より)。これが完成したら凄いことになるな。期待。

 「PANTA &HAL」ボックスを入手。「マラッカ」「1980X」「TKO NIGHT LIGHT」のリマスターCD(帯付き紙ジャケ)にTVK「Fighting 80」出演時('80/9/18収録)の演奏を収めたDVD、88ページブックレット。
 なにはともあれDVDを見る。PANTA&HALの映像を見るのは初めて。宇崎竜童が司会をしていた番組「Fighting 80」は高校生のときによく見ていたけれど、パンタが出演したのは記憶に残っていない。見逃したのかな。
 収録時間は約20分と短いが、曲目を見ればそんなことは気にならなくなる。「マーラーズ・パーラー'80」〜「ルイーズ」〜「つれなのふりや」〜「屋根の上の猫」という超強力ラインナップ。輪郭が少しにじみはじめた映像の中で、パンタだけはリアルに屹立している。「TKO NIGHT LIGHT」そのままのカッコよさ。

 2004年5月25日(火) Not fade away
 東京へ日帰り出張。表面上は穏やかながら、その裏で策謀渦巻く会議に出席。疲れまひた。
 帰りにお茶の水のディスクユニオンに寄る。
 フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「Welcome to The Pleasuredome」DVD付きリマスター盤を発見し購入。 それからストーンズCDシングルボックスの中古盤がもう置いてあったので、迷った末にこれも買った。
 家に帰ってからストーンズボックスを開けてみる。かなりきちんとした出来で、この間買ったフーのシングルボックスよりいいんじゃないかと思うほど。カンパニースリーヴにはちゃんと穴が開いていて雰囲気出てるし。「Five By Five」とか「Got Live If You Want It !」といったEPも収録されているし。買って正解だったかも。

 2004年5月24日(月) When will you be back ?
 あーついに飯田脱退か…。石川も、つーのはよくわからんが。それにしてもここの写真ひでえな。干し首と生首みたい。

 出勤時につじあやの「COVER GIRL」
「ぼくの未来に光などなくても/誰かがぼくのことをどこかで笑っていても/君の明日がみにくくゆがんでも/ぼくらが二度と純粋を手に入れられなくても/夜空に光る黄金の月などなくても」(「黄金の月」)
 帰りはカヒミ・カリィ「Montage」
「白いカセドラル 射ち抜いて/中から ユートピア はじけて/善と悪 聖と俗 縞々に塗って/Oh la la!/NANA  ナナにもたれて/NANA ナナにもぐって/NANA!」(「NANA」)

 2004年5月23日(日) Making our world
◆Kinksの名盤『Village Green』に3枚組デラックス・エディションが登場!(HMV Japan)
 3枚目はデモやBBCセッションを収録とのことだけど、1枚目と2枚目はなんだろう? モノ版とステレオ版かな。

○カヒミ・カリィ「Montage」
 今回のテーマは「夏・水・湿度」らしい。
 異常に気合いの入っていた前作「Trapéziste」に比べると、ずいぶんシンプルな印象を受けた。
 アコースティックな楽曲とミニマルでエレクトロニカな楽曲の同居。声とサウンドの黄金比。ひたすら気持ちよくて、聴いているとつい眠りに落ちてしまう。そして最後の「NANA」で目を醒ますのだ。

 2004年5月21日(金) プカプカ
 所用で休暇をとる。風がとてもさわやかな一日だった。

◆輸入音楽CDに関するAmazon.co.jpからの重要なお知らせ
 ついにAmazonが公式に懸念を表明。そうだよね、もし輸入盤が規制されて一番影響受けるのは、どう考えたって
通販のみで営業してるAmazonみたいなとこだもんね。

○つじあやの「COVER GIRL」
 カヴァーソングばかりを収録した新作2枚組。ジャケットにはちょっとビビってしまったのですが。
 スタジオ録音を集めたTokyo Sideと、思い出の場所でのウクレレ弾き語りライヴを収めたKyoto Sideの二部構成。
 「チェリー」なんて鴨川土手で録音だ。川の音やら通り過ぎる自転車の音やらが入ってるよ。
 聴いて思ったこと。彼女の声は柔らかくとてもピースフルなのに、不思議と強い「色」を持っている。周りの空気をあっという間に塗り替えてしまうような。だからどの曲もまるで彼女のオリジナル曲のように響く。稀有な存在。
 あ、ちなみにCCCDじゃありませんでした。ビバ。

 2004年5月20日(木) Amazing Journey
◆Amazonの検索で出てこない輸入盤を見つける方法( from いかんともしがたい)
 おおなるほど。目からウロコ。

◆祝デビュー30周年!カンサス、リマスター盤とBOX SETを発売!(CDJournal.com )
 ファンだと公言するのがなんとなく恥ずかしいバンド、カンサス。でも好きなんです。「ソング・フォー・アメリカ」は名盤なんだよ。

 仕事の行き帰りにザ・フー「トミー<デラックス・エディション>」
「病は魂を 普通なら行けないところに連れていってくれる/さあ 素晴らしい旅行にでかけ 知るべきことのすべてを学びなさい」(「すてきな旅行」) 

 2004年5月19日(水) Hymn of Remembrance
◆エロジャケ天国 (ネタ元: Feelin' Groovy!
 こんな法案が衆院で審議される昨今ですが、めげずにがんばってほしいもんです。
(ところで、この法案ってほんとうに衆院通過したの? ここ見ると、審議結果は「撤回」って書いてあるんだけど。)

 車で片道2時間ほどかかるところへ出張。運転中、キース・ジャレット「ECMベスト・セレクション」を聴く。
 これ、いわゆる「自選ベスト盤」なんだけど、選曲がすごくひねくれてる。おおかたの人がベスト盤に収録されるべきと考える曲をあえて避け、クラヴィコードやらパイプ・オルガンやらソプラノ・サックスを弾いたり吹いたりするキースがぎっしり。本人もライナーノーツで、こう認めている。
「私は、聴かれ方がその真価に足りていないと感じている作品か、または昨今、(若いファンに)認識されていない録音のいずれかに、リスナーの注意を向けたいと思う。このことを念頭において、今あなたが手にしているものを選んだ。」 うーんすげえ。

 2004年5月18日(火) The night I heard Caruso sing
 エヴリシング・バット・ザ・ガール「アイドルワイルド」を聴きながら仕事へ。
「たぶんわたしたちが間違ってて 世界が正しいんだわ/でもそんなこと 今夜はいわないでおきましょう/自信過剰で お客をひどい目にあわせる そんなところが好きなの/わたしはずっとあなたの彼女だった/そして あなたとわたしは 世界に背いている」(「I Always Was Your Girl」)
 帰りは「ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ VOL.1」。カタいカタいピアノの音色が心地良い。

 Amazonでボックス・セット・バーゲンやってますよ、っと。

 2004年5月17日(月) Icefire
◆Paul Simonのソロ・アルバムがボーナス・トラック&リマスターで蘇る!(HMV Japan)
 RHINOから。今までリマスターが出ていなかったのが不思議なくらい。でもポール・サイモンのソロアルバムって、どれもけっこう地味なんだよね…。

◆延期を繰り返していた『スネークマンショー・アンソロジー』、遂に発売か!? (HMV Japan)
 買っても笑えなかったらどうしよう。

 月曜の朝はあいかわらず最悪の気分。吐きそう。
 出勤時にパット・メセニー「ウォーターカラーズ」。ライル・メイズ嫌いなんだけど(甘すぎるから)、これは例外的に許せる。
 帰りは「ROUGH TRADE SHOPS - POST PUNK」ディスク2。リズム・リズム・リズム。

 2004年5月16日(日) Wrapped up in books
◆ヤング・ミュージック・ショー放映リストえねま亭) (情報元: この世はレースのようにやわらかい
 5/2に記載したリストから漏れていた分も掲載されているし、再放送日付まで載っていてかなり詳細。完全版と考えていいのかな。あ、でも82年のクラッシュ初来日公演が抜けてる…。

◆Belle And Sebastian ニュー・シングルを6月にリリース(VIBE-NET.COM)
 ”インディー版「Bohemian Rhapsody」との呼び声が高い壮大な新曲「Your Cover's Blown」”……思わず笑ってしまった。楽しみにしとこう。

 そういや昨日散髪に行った帰りに寄ったブックオフで、マイルス・デイヴィス「ザ・コンプリート・ジャック・ジョンソン・セッションズ」の中古盤を発見。ちょっと迷ったけど結局買ってしまった。
 今日少し聴いてみたけどめちゃくちゃカッコいい。最もロックに接近したマイルス。ゆっくり味わおうっと。

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