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 2003年7月31日(木) The Emperor of Wyoming
 運転しているとデッドベアのステッカーを貼っているクルマをよく見かけるんだけど、ああいう人たちはみんなグレイトフル・デッドのファンですか。(…んなわけないね)
 ちなみにセブンドリーム・ドットコムによるデッドベアの紹介文にはこう書かれてます。(ページ下段)
 「「Grateful Dead」は60年代に、アメリカを代表するブルースバンドとして誕生しました。過激なステージで多くのファンを魅了した伝説のバンドです。」……なんか違う…。95年に他界した中心メンバーの名は「ジュリーガルシア」だし。じゅうりぃいいいい…。

 出勤時にニール・ヤングのファースト・ソロ
 「一年かそこら前に知った女がいた/彼が必要とするなにかを持った女だった/”行かないでくれ” 彼は懇願した/彼女が去った日 彼は死んだ 誰にも知られず/彼を見ればわかるだろう/なにものも彼を自由にしない/道をあけてくれ そう 広く/彼はひとりぼっちの男」(「ローナー」)
 仕事場では鬼畜な情報を入手。浮かばれないね、ほんとに。
 帰りはジャコパス・アンソロジー
 入浴と夕食の後、昨日買った21馬鹿バンドを聴く。
 きっと複雑な気分になるだろうな〜と思っていたが、やっぱりその通りだった。コピー・バンドならばそれはそれでいいんだけど、演奏しているのはロバート・フリップ抜きの初期クリムゾンなわけだし。ううううう。

 2003年7月30日(水) Fairport Unconventional
 東京日帰り出張。仕事を終えて例のごとくお茶の水ディスクユニオンに。
 今回の目的は、ストーンズのユニオン限定復刻紙ジャケを入手することだったのだが、もう「エモーショナル・レスキュー」と「刺青の男」しか置いてなかった。「メインストリートのならず者」と「女たち」が欲しかったんだよ…。
 しょうがないのでプログレフロアをうろうろし、やはりユニオン限定再発のジャイルズ、ジャイルズ&フリップ(アナログ復刻帯&米盤レアジャケのミニチュアレプリカ付き)とキャラヴァン「夜ごとに太る女のために」21stセンチュリー・スキッツォイド・バンド「オフィシャル・ブートレグ VOL..1」(ユニオン帯付き)などを買う。
 それから…昨日書いたフェアポートのボックスセット、日本盤中古が安め値段で置いてあったのでつい買ってしまいました…。いきなりいいのかこんなことで。
 家に帰ってボックスを開けてみたけど、170ページフルカラーのブックレット(ハードカバーなみのずっしりとした重さ)とピート・フレイムによる巨大ファミリー・ツリーが凄い。音の方はぼちぼちと聴いていきましょう。なにせ初心者ですから。

 2003年7月29日(火) Who knows where the time goes ?
 出勤時に「THE BEST OF SANDY DENNY」。ひさしぶりに聴いたが、びっくりするほどのカタルシス。
 そういえばサンディ・デニーもリチャード・トンプソンも好きなくせに、その本体であるところのフェアポート・コンヴェンションをきちんと聴いたことがない。このあいだ、CDショップの店頭でボックスセットをみかけて心が動いたのだが、初心者には敷居の高そうな内容だったのでやめた。やっぱりこれとかこれとかこれあたりをまず聴くべきなのかな…。
 帰りはスティーリー・ダン「エヴリシング・マスト・ゴー」
 「静かな夜や ひとりぼっちの夜なんて気にしない/いかした態度なんてのも恋しくない/殴り合いの喧嘩だってそうさ/食事の時間までカウチに身を沈め ワシントン・ポストを読む/そんなとき すでに失ってしまったものを想い出す/おしゃべり セックス 信頼できる誰か アウディTT ブドウ園の家 湾岸の家/そんなものがとても恋しい」(「things i miss the most」)  

 2003年7月28日(月) Welcome to the machine
 ザ・フー「The Kids Are Alright」DVD詳報。(7/21の項。「holidaycamp」より)
 通常盤とは別に、5時間分ものボーナス・マテリアルを収録した2枚組スペシャル・エディションも発売されるらしい。日本盤はどうなるんだろう。
 そういえば、HMV限定で紙ジャケが再発されるというニュースもあった。これからはこういうショップ限定再発ってのが増えてゆくのかな。
 
 ピンク・フロイド「炎」を聴きながら出勤。
 「おまえがどこにいるのか 誰も知らない/近くなのか遠くなのか/狂ったダイアモンドよ 輝くんだ/時が積み重なってゆけば 僕も君の仲間になれるだろう/狂ったダイアモンドよ 輝くんだ/過去の勝利の影に身を浸し 鋼鉄の風に乗って航海をしよう/少年のままのおまえ 勝者であり 敗者であるおまえ/真実と妄想を掘り進むおまえ/さあ輝くんだ」(「狂ったダイアモンド」)
 帰りはフィフィス・ディメンション・ベストディスク2。

 2003年7月27日(日) Soft landing on the moon
 午後、妻と川へ花を流しにゆき、そのあと美術館&図書館めぐり。帰り、スーパーで買い物をしているところに上司からTEL。ショッキングなニュースに驚愕。ううむ…。
 行き帰りに聴いたのは山下達郎「ムーングロウ」ビーチ・ボーイズ「カリフォルニア・フィーリン」

 夜、アル・クーパー「アイ・スタンド・アローン」紙ジャケを聴く。彼の雑食性がプラスに働いた秀作。ヴォーカルの弱さも気にならない。

 2003年7月26日(土)その2 Gotta serve somebody
 「MASKED AND ANONYMOUS」を聴いた。
 映画のサントラ。メインキャストの一人としてディランが出演しているということもあってか、様々なアーティストによるディラン・カヴァー+御本人による新曲&最録音が4曲という構成になっている。
 カヴァーの方はこの映画のために録音されたものばかりではないけど(ジェリー・ガルシアなんてとっくに死んじゃってるし)、英語圏以外のアーティストが数組参加しているのはちょっと面白い。日本からは真心ブラザーズ「マイ・パック・ペイジズ」が収録されている。しかも1曲目。いきなり「白か〜黒しか〜この世にはないと思ってたよ〜」という日本語が流れてくるのはなんだかくすぐったい。
 その他にはArticolo 31というイタリアのラップ・グループによる「ライク・ア・ローリング・ストーン」がなかなかカッコよかった。あ、こんなのもアリか、って感じで。
 オマケのハイブリッドSACDの方は7曲収録。目玉はしばらく後にリリースされるという64年のフィルハーモニック・ホール・コンサートからの「オール・アイ・リアリー・ウォント」だろうな。
 SACD層には収録曲全ての5.1chミックスが収められているそうだが、SACDプレーヤを持ってないのでそちらの方は聴けない…残念。でも通常CD層の音源もきちんとリマスターされているので十分楽しめはしました。
 ついでに(といってはなんだが)、この間買った中古盤「グレーテスト・ヒット第III集」も聴いた。第I集第II集と違ってディラン自身が選曲したというのがポイント。当初はシングルB面でしかリリースしなかった「ザ・グルームズ・スティル・ウェイティング・アット・ジ・オルター」や、いったんはボツにした「シリーズ・オブ・ドリームス」を収録しているところがなかなかに味わい深い。

 夕方から妻と花火大会を見に行く。毎年の恒例行事。開始2時間前に会場に到着して場所を確保できたのはよかったが、妙に涼しすぎたことや体調がいまいちだったこともあってあまり楽しめず。いつもなら最後まで見ているのだけど、終了30分前くらいに出てきてしまった。そこで凄い人の波に巻き込まれ一時的に妻とはぐれたり。ああ疲れた。

 2003年7月26日(土) CCCDメモ
 CCCDに関するテキストのメモ。最近目に止まったもの。
 ★CCCDチャレンジ!(from 「KNWT」 7/24)
 ★KNWTさんのチャレンジに関するコメント(from 「音楽配信メモ」 7/26)
 ★「俺もKNWTさんみたいにCCCDチャレンジしてみたいなあ」(from 「松谷加平の生活と意見」 7/25)
 ★「CCCD仕様での発売ゆえにライナー執筆を断わった盤、これで何枚目だろう。」
   (from 「Kenta's...Nothing But Pop!」 7/22)
 ★「しかし、好きな曲を聴くのに、我慢や苦労をしなきゃならんとは。やっぱおかしいよなあ。」
   (from 「カフェブリュ音楽日記」 7/23)
 ★「そりゃああんなCDもどきの変な円盤できるもんなら買いたく無いですよ、普通。」
   (from 「My Palm is Full of Raindrops」 7/24)

 今のところCCCDを買ったことはない。CCCDだという理由だけで、椎名林檎もデヴィッド・ボウイもマイク・オールドフィールドもシーナ&ロケッツもトミフェブもトミヘヴも買わなかった。(僕がCCCDを買わない理由はこちらに。)
 半ば意地である。(頑固オヤジがへそまげてるだけのような気もするが。)
 しかし、これがいつまで続くか。トミフェブ&トミヘヴでは決心がぐらついた。あのシールと注意書きにうんざりしたおかげでとりあえずは思いとどまったのだけど。
 だが近い将来ビートルズの24bitリマスターCDがリリースされて(あるいは発売が噂されている「LET IT BE」アナザー・ヴァージョンでもいい)、それがCCCDだったらどうするか。すでにポール・マッカートニーはCCCDをリリースしている。だからビートルズだってそうなる可能性は高い。そんなことになったらもう完全に自信がない。自己嫌悪に陥りながらも買ってしまうだろう、きっと。
 音楽を単なる商品だとは思っていないからこそ、リスナーには選択権がないのだ。せいぜいamazonでUS盤をさがすくらいのことしか。選択権はレコード会社と(ごく一部の)アーティストだけが握っている。
 世間ではCCCDのことなんてたいして話題になってない。僕が日常生活で接している人たちはそんなこと気にもしていない。CCCDに関するネット上の世論と一般的認識との間には広くて深い川が流れている。
 「諦めないためには何をするべきなのか。それは、ネットでやいのやいの言うことではないということははっきりしている。自己批判も含めて、そのあたりをもっと突き詰めていかないといけない。」という「音楽配信メモ」ツダさんの言葉は重い。そのとおりだと思う。でもいったい何ができるんだろう? 無力感ばかりにとらわれている。

 2003年7月25日(金) Blowin' away
 朝からTVニュースで死体写真なんか流すなよ。メシ食べてたのに。(※リンク先はグロいのでご注意を。)
 いやーなイメージを振り払うためフィフス・ディメンション「THE DEFINITIVE COLLECTION」を聴きながら出勤。ああ少し気が楽になった。
 会議とうちあわせまみれの一日。バカなやつはいつまでたってもバカだ。
 帰りはL-R「LAUGH+ROUGH」。彼らの音楽には途中から興味を失っていってしまったが、このアルバムだけは今も好きだ。
 「新しい時代が来ると 地下鉄で歌う詩人/誰もいないプロムナード/シャツの衿で口を隠し/君は変わり続けては 僕をいつも試してた」(「BABY BACK」)

 2003年7月24日(木) Don Juan's Reckless Daughter
 出勤はジョニ・ミッチェル「ドンファンのじゃじゃ馬娘」を聴きながら。大作(アナログでは2枚組だった)なのに、なぜかあまり語られないアルバム。クロスオーヴァー路線の極致なんだが。ジャケではジョニ自身が黒人の扮装をしてます。しかも男装。
 「あなたは喜びを与えてくれる/あなたは痛みをもたらす/黒い髪をバスタブの排水口に残していった女は誰なの?」(「OFF NIGHT BACKSTREET」)
 帰りはダスティ・スプリングフィールド・フォー・カフェ・アプレミディ後半。
 amazonで注文していた「MASKED AND ANONYMUS」が到着。ハイブリッドSACDサンプル盤が付いた限定2枚組。さっそく聴こうと思ったが、疲れに負けて眠ってしまった。

 2003年7月23日(水) Let's do The Time Warp again
 「ベスト外道」を聴きながら出勤。げーどげーどげどげーどげどっ。
 「ね あなたがた 腐ったはらわたしまいこみ/しばしの間 狂った悪魔と手をにぎり/ふるえて 叫びながら うごめきな/絶望へ おっこってゆけ/逃げるんじゃねえ 逃げるんじゃねえ」(「逃げるな」)
 帰りは「THE ROCKY HORROR PICTURE SHOW」サントラ。フェイヴァリット・フィルムのひとつ。
 この映画のメッセージは”Don't dream it, be it”(夢見るのではなく、夢そのものになりなさい)だと書いていた人がいたけど確かにそうかもね。

 2003年7月22日(火) Walk of life
 ELO ZOOM TOURのDVDがって、確かツアーはキャンセルになったんじゃなかったっけ。あ、プロモーション用のクローズド・コンサートの映像か。それはともかくこの選曲、確かにちょっと見たい。amazonなら15%オフです。
(情報元:「カフェブリュ音楽日記」)(※amazon15%オフは終了してしまったみたいです。注文し損ねた…)

 出勤時にダイアー・ストレイツのベスト盤。98年リリースのほう。
 「説明しなきゃいけないなんてうんざりだ/君は僕から遠く離れているのに/ねえ 君はずっと太陽の中 僕はずっと雨の中/君は僕から遠く離れている」(「So Far Away」)
 連休明けで頭も身体も思うように動かない。早く仕事を終えて家に帰りたいばっかり。
 帰りはダスティ・スプリングフィールド。フィフス・ディメンションのカヴァー「Magic Garden」が良い。聴いてると嫌なことを忘れられるね。ほんのちょっぴりの間だけど。

 2003年7月21日(月) Sunny
 今日で連休も終わりか…。やっと天気良くなってきたのに。
 
○「ダスティ・スプリングフィールド・フォー・カフェ・アプレミディ」 
 低音ハスキー・ヴォイスで熱唱する、というタイプの女性シンガーはあまり好みではない。そういうわけで彼女のことをいままで敬遠してきたのだが、これを聴いて考えを変えた。クール&ソフィスティケイティッドじゃないすか。聴いていてとてもリラックスできる。まあ橋本徹氏の選曲がいいのかも知れないけど。

○「パンク・ジャズ:ジャコ・パストリアス・アンソロジー」
 ライノ編集による2枚組。純然たるソロだけではなく、パット・メセニーやジョニ・ミッチェル、ミシェル・コロンビエなどのバックで演奏したトラックも多く収められているのが嬉しい。
 これだけの才能とスタイルを持ちながら精神障害により演奏不能になり、ホームレス同然の暮らしをし、最後にはナイトクラブのボディーガードに殴殺されてしまう(享年36歳)という人生はなんとも痛ましいとしかいいようがない。
「ジャコが体調を崩し、最も助けを必要としていたときに、あまりに多くの自分自身のエゴに凝り固まったファンが彼を取り囲んでいた。彼らにとって”ジャコと遊ぶ”という”興奮”は抗しがたく、自慢話にもなる。これらの間抜けどもが、彼の体調を考慮せず、競ってジャコにドラッグやアルコールを渡していたのだ」(リッキー・シュルツによるライナーノーツから引用)

 2003年7月20日(日) Smoke, Soil or Sacifices
 以前の日記で舞城王太郎について否定的感想を書いた。「熊の場所」には耐えられなかったから。
 しかしあの作品の記憶を反芻するたび最初に感じた嫌悪感は薄らいでいき、言葉の過剰さとスピード感だけが一種の快感として蘇るようになってきた。で、結局、また図書館で彼の本を借りる羽目に。
 まず読んだのは「世界は密室でできている。」。名探偵ルンババ12。
 これは泣けた…。バカミステリ風の体裁なのに泣けるのだ。こんな小説も書けるのか。うーん。認識変更。
 続いてデビュー作「煙か土か食い物」
 圧倒的。しかもこれまた泣ける。濃密な家族の物語。これを最初に読んでたら一気にファンになってただろうね。
 でお次は「暗闇の中で子供」。奈津川家サーガその2。
 こ、これはミステリとしての評価が分かれそうな話だな…。僕としては納得できず。「そして待ち受ける圧倒的救済」(カバー裏の紹介文より)は得られなかったし。しかしそれはそれとして彼の「圧倒的文圧」は快感ではある。
 というわけで、出会い方があまりよくなかったのかも、と思いなおしている。最初に読むなら「世界」か「煙」が適当でしょう。
 ところで、少し前にあったこの事件、どこか舞城氏の小説を彷彿とさせませんか。場所福井だし。

 今日聴いたのは昨日買ったマリン・ガールズ「けだるい生活」。トレーシー・ソーンがエヴリシング・バット・ザ・ガール以前に結成していたグループのアルバム。リアルタイムでLP買ったな、これ。そのあと処分してしまったので聴くのは15,6年ぶり。淡々とした手作りネオアコ。 

 2003年7月19日(土) Yellow Monkey
 昨日買った「ベスト外道」、まずDVDの方から見てみた。
 '74年にテレビ東京で放映されたドキュメンタリー(約23分)がまるまる収録されている。
 外道の野外ライヴの様子やファンへのインタビュー、イベントへの出演拒否に抗議する様子などが極力余計な説明を省いたシンプルな形で収録されている。まだ「サーキット族」などという名で呼ばれていた暴走族たちの妙な素朴さやあまりにイケてない風貌、ライヴでの泥臭い盛り上がり方など30年前の雰囲気が生々しく捉えられていてなかなかおもしろかった。
 制作はあの田原総一朗。自らインタビューアとして出演もしている。こんな仕事もしてたのか。口調やツッコミ方が今と全然変わっていないのにはちょっと笑いました。
 続けてCDの方も聴いたのだが……。いやこんなカッコイイバンドだったとは。リフをたたみかけるように繰り出す加納秀人のギターもいいが、中野良一のドラムスが生み出すグルーヴが素晴らしい。今聴いても十分に刺激的なサウンドだ。うーん、伝説になって当たり前ですねこれは。
 外道は最近になって復活したそうでFUJI ROCKなんかにも出演するらしいけど、ドキュメンタリーに出演していた当時のファンの人たちは見に行くんでしょうか。ぜひ行ってほしいなあ。

 夕方、クルマで外出。いくつかの用を済ませたあと、少し時間があったので新岐阜駅そばのバナナレコードで中古盤あさり。「ダスティ・スプリングフィールド・フォー・カフェ・アプレミディ」マリン・ガールズ「けだるい生活」少年ナイフ「GREATEST HISTORY」などを買う。安かったす。

 2003年7月18日(金) Wait till I can dream
 有給休暇をとった。
 午後、妻と一緒にクルマで大須へ。今日は骨董市が立つ日なのだが、到着時間が遅かったためのぞかず。
 例のごとく「2時間後に集合!」ということで、妻は大須でショッピング、僕は矢場町のパルコまで歩く。
 パルコ南館のバナナレコードで不要となったCDを処分し、値段を査定してもらっている間に店内をぶらぶらしてみつけたボブ・ディラン「グレーテスト・ヒット第III集」を購入。
 そのあと東館のタワレコへ。平日なので空いている。ここで買ったのは「パンク・ジャズ:ジャコ・パストリアス・アンソロジー」「ベスト外道」。外道はオマケDVDが目当てです。
 トミフェブトミヘヴも店頭で手にとってみたけど、表に仰々しく張られた「このCDはレーベルゲートCDです」というシールと帯裏に長々と書かれた注意書きを見たとたん萎え萎えになってしまい、買うのをやめた。ああう。
 大須への行き帰りに聴いたのは、イーグルス「ライヴ」山下達郎「トレジャーズ」ドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」

 2003年7月17日(木) Sight for sore eyes
 エアロスミス「ドロー・ザ・ライン」を聴きながら出勤。僕にとってのエアロはこれと「ライヴ・ブートレッグ」がすべて。
 ところで僕の持っているCDは94年にリリースされた「コレクターズ・エディション」ってやつなんだけど、オリジナルリリース当時('77)のライナーノーツや訳詞がそのまま復刻されていて、あの「ただれ目の女」もそのまま掲載されている。
 「お前が必要なのさ、ただれ目の女/あの娘はただれ目の女」つって。しかも曲目解説に「タイトルがなんとなく、先日のスティーヴンの失明説をにおわしているかのような、この皮肉なナンバーは」などと紹介されているのがまたマヌケで笑える。
 それにしても当時ライナーノーツを書いていたのが水上はるこ、河島彰、渋谷陽一、大貫憲章、伊藤政則の5人、年表作成が立川直樹、曲目解説が三宅はるおという(ある意味)豪華なラインナップだったのには驚く。いかにエアロの人気が凄かったかがわかりますね。
 あ、ちなみに「ただれ目の女」ってのがなんのことかわからない方はこちらをどうぞ。

 あー、わけのわかんない事件…ロリータ集めるだけ集めておいて自殺してしまったのはなぜなんだろう。
 まあ、いいバイトがあるからってひょいひょい渋谷まで行っちまうガキもガキだが。

 帰りはスティーリー・ダン「エヴリシング・マスト・ゴー」。微妙なゆらぎが気持ちいい。

 2003年7月16日(水) Long live rock, be it dead or alive
 ニール・ヤング「Rust Never Sleeps」DVD化。( from 「たくまざるコトバ」
 個人的にいちばん好きな時代。見たい…。それにしてもリンク先の彼の写真、いつにも増して凶悪顔…。

 仕事の行き帰りにザ・フー「THE ULTIMATE COLLECTION」ディスク2。
 「人々は逃げるように横を向いて歩いてゆく/俺達はメイクアップをして 懸命に前奏を始める/ジャックは裏通りで香港製のチケットを売ってる/プロモーターは切符売り場にいて バンドがどこに行ってしまったのか思案している/パブに戻るとオヤジは時計を止める/ロックは死んだと人々は言う/ロックよ長生きしてくれ 俺には毎晩必要なんだ/ロックよ長生きしてくれ さあ あんたも一緒に加わって/ロックよ長生きしてくれ 死んでても生きててもいいから」(「LONG LIVE ROCK」)
 
 夜寝る前、ひさびさにTommy February6。いつ聴いても、なんど聴いてもたまんない。ニューシングル「Love is forever」も原点回帰って感じでいいよなあ。どうすんの? 買うの? レーベルゲートだけど?

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