★ザ・フー 初期日本編集盤 紙ジャケットCD


これが今回復刻された初期日本編集盤の紙ジャケCD2種。
「アイム・ア・ボーイ」('67)(左)と「エキサイティング・ザ・フー」('68)(右)です。
日本グラモフォン盤の特徴だったというペラジャケ&コーティングとポリドール・マークが付いた巻き帯を
美しく再現してあります。レベル高いです。(画像のレベル低いな……すんません。)



「アイム・ア・ボーイ」の巻き帯をはずしてみました。
これ、ライヴの写真でなかなかかっこいいいんだけど、肝心のピート・タウンゼントが
写ってないんすよねー。なぜだ。
CD盤面はポリドール・レーベルを再現。写真ではわかりにくいですが、英語タイトルの下に、
ちゃんと日本語で「アイム・ア・ボーイ/ザ・フー」と書いてあります。



「アイム・ア・ボーイ」ジャケット裏面。折り返しのフラップがいい感じです。
曲目とともにバンドのバイオグラフィー、各曲解説が掲載されています。
ミニチュア化されて文字もかなり小さくなってはいますが、なんとか読むことは可能。
書いているのは、日本盤「マイ・ジェネレーション」と同じくTBSディレクターの北山幹雄氏。
1曲ごとに歌詞の内容を紹介してあるのがいいですね。
ちなみに、ジョンの名前表記は「エントウイストル」になってます。


歌詞カードも復刻されてます。



こちらは「エキサイティング・ザ・フー」の帯をはずしたところ。
サイケデリックなデザインが60年代ぽくて良いです。
こちらにはちゃんとピート・タウンゼントの姿もあり。



「エキサイティング・ザ・フー」のジャケット裏面。やはり解説が掲載されています。
こちらの筆者は朝妻一郎氏。「メロディー・メイカー」誌の記事を引用したりして、
なかなか読み応えのある解説です。
ただし、メンバーの生年月日は「アイム・ア・ボーイ」記載のものと異なっています。
あっちの方が正しいらしいです。



「エキサイティング・ザ・フー」にも歌詞カードがついていました。
CD盤面も「アイム・ア・ボーイ」と同様の復刻。



で、これがディスクユニオンでの購入特典としてもらえた紙ジャケ。
「THE WHO SELL OUT」('67)の日本盤デフジャケですね。レプリカ帯もついております。
日本タイトルは「恋のマジック・アイ」。
シングル曲(「I Can See For Miles」)と同じ邦題にしたということですね。
なお、CDは付いていません。ジャケと帯だけですので念のため。



ユニオン特典「恋のマジック・アイ」の裏面。収録曲自体は英盤「SELL OUT」と同じだったことがわかります。
解説も掲載されていますが非常に短く、そのかわり歌詞が印刷されています。
ただし、全部は収まりきらなくて、封入された歌詞カードの方に続いているという…。
ユニオン特典はこの歌詞カードもきちんと再現してあります。えらい。



今回リリースされた紙ジャケと、ユニオン特典デフジャケをまとめて並べてみました。
上段3つがユニオン特典です。
真ん中のガールズジャケ(「マイ・ジェネレイション」)は、2002年にデラックス・エディションがリリースされたときの特典
右側の「エキサイティング・ザ・フー」は、2004年にマイジェネが紙ジャケ化されたときの特典です。
(もちろん両方ともディスクはなくてジャケと帯だけ。)
ユニオン特典「エキサイティング」ジャケの出来自体は、今回リリースされた「エキサイティング」紙ジャケと
比べてみても遜色ないですね、帯も含めて。
ここまできたら、ガールズジャケ盤も正式に紙ジャケCD化してくれないかなあ。
曲順が英盤とも米盤とも違う日本独自盤なんで、その価値はあると思うんだけどなあ。

(2006.11.25) 

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