ユニオン特製ミニチュア帯、ピーター・ガブリエル編でございます。
まずこれが今回発売された紙ジャケCD6種類。
先行発売された海外盤はかなりおおざっぱな紙ジャケ仕様となっていたようですが、日本盤はオリジナルアナログの仕様を忠実に再現してあります。ハイライト版として1枚にまとめられてしまった「プレイズ・ライブ」も、こちらは2枚組完全版で登場です。
帯は東芝EMI製紙ジャケに統一して使われているデザインのもの。
左にいるのはうちの猫です。気にしないで下さい。
ファースト〜サードのEMI帯をはずして、日本盤初回帯を復元したユニオン特典をセットしたところ。
日本盤の帯にしてはなかなかセンスのいい方だと思います。ヒプノシスがデザインしたジャケットの雰囲気を最大限に尊重して作られているというか。
「解説 阿木譲、立川直樹、大貫憲章」などの記載も当時のまま残してあります。
右下にあるのはファーストのCD本体。カリスマ・レーベルを復元してありますね。
それにしてもサード・アルバムのジャケはいつ見ても怖いなあ。
続いて、4枚目、「プレイズ・ライブ」、「So」に特典帯をセットしたところ。このあたりになると僕もリアルタイムで日本盤を買っていました。懐かしい。
ちなみに「So」は今回のCD化にあたって曲順が一部変更になっていますが、帯やジャケットは当時のままの表記です。
「プレイズ・ライブ」だけ右側に帯があるという奇妙なかたちになっていますが、これはなぜかというと…
…こういう作りになっているからです。解説書のはしに帯にあたる部分を作って折り返し、そこだけが外から見えるようにジャケット内に差し込むという変わったスタイルです。
僕が持っていたファースト〜サードのアナログ盤はこの「プレイズ・ライブ」発売と同時期に再発されたものだったので、同様のかたちになっていた憶えがあります。たぶんコスト削減のためのアイデアでしょうが、普及はしませんでした。
というわけでこのアルバムについては当時の解説も読むことができます。ミュージック・ライフ誌の伊東みのるという人が書いているのですが、なんというか相当ヘンな文章で楽しめます。冒頭を引用してみましょう。
「すでに、特別の色を見、特別の音を聞き得る人がありとすれば、この普通の人の見得る世界において、普通以上の、あるいは、以外の世界を、つまり天国といい、地獄というような世界を見ている人がないとはいえない。」(原文ママ)
ぐははは。わけわかりません。まこと迷文であります。
ここまできちんと復刻するディスクユニオンは偉いなあ。いやほんと。
(2002.09.14)
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