The Rolling Stones in the 60's

Papersleeve Collection


(オマケ編)


2006年3月にリリースされたストーンズ紙ジャケを全て購入すると、レコード会社が用意したオマケ(特典)がもらえることになっていました。
応募方法は、CDの外袋に貼ってあるシールを切り取って送るという方式。ただし簡易書留で送ること、という条件付き。トラブル防止でしょうか。
応募締め切りは5月末。で、ほぼ1ヶ月後のきのう(6/30)、特典が送られてきました。


特典はこの3種。一番上が、今回の紙ジャケ全22タイトルを収録できる紙製の収納ボックス。
下右は「ベガーズ・バンケット」のオリジナルデザインのジャケットを紙ジャケ化したもの。
(CDは付属していません。ジャケットのみです。)
そして下左は、特製サンプラーCD。「HOT SIX」というタイトルが付けられています。



収納ボックスの造りはこうなっています。シンプルなデザインですね。
外箱表面にメンバーの顔のシルエットをあしらうなど、努力したあとは見られますが、ディスクユニオンの特典箱などに比べるとちょっとチープな感じではあります。なにせ軽いので…。



紙ジャケCDを収納してみました。ほんとに22タイトル全部入るんかいな、と思いましたが、ちゃんと入りました。余裕なくギッチリではありますが。
その状態で持ってみるとびっくりするほど重いです。まあ22タイトルで、その中には2枚組、3枚組もありますからね。



参考に、ディスクユニオン特典箱3種と並べてみました。やっぱユニオン箱の方がかっこいいな…。
ひとつの箱に入るのが7〜8タイトル程度というのも実用的だと思います。



こちらは特典その2、「ベガーズ・バンケット」オリジナルデザインの紙ジャケ。
アナログ時代からこのアルバムを聴いてきた人間としては、こっちのジャケの方に愛着があります。
ややクリームがかったホワイトに金色の枠。シンプルだけどセンスがいいと思いますもん。
ちなみに左下に書いてある「R.S.V.P」というのは、"repondez s'il vous plait" (「お返事お待ちしております」というフランス語)を意味するそうです。
要するにこれは、「ベガーズ・バンケット(=乞食の晩餐会)」への招待状であるというわけですね。



現行のジャケット(トイレの落書きジャケ)と並べてみました。
ストーンズは当初からこのジャケにしたかったのですが、あまりに品がなく不快なデザインだということでデッカ(当時の所属レコード会社)ともめた末、右のジャケでリリースされたというのは有名な話。でもやっぱり僕はRSVPジャケの方が好きだなあ。



で、ジャケを開けると「乞食の晩餐会」の様子が。
このデカダンな写真が目に入る時のインパクトも、やっぱりRSVPジャケの方が上だと思います。
「上流階級風招待状」→「退廃的パーティの様子」の方が、エスプリが効いてますよね。
「トイレの落書き」→「退廃的パーティの様子」じゃ当たり前すぎです。



というわけで、ディスクユニオン特典のミニチュアレプリカ帯(メ直帯)をRSVPジャケに付けてみました。
ああすっきりした。



そして特典3つ目、特製サンプラーCDです。6曲入りで「Hot Six」というタイトル。
表のメンバーも6人。あれ、ストーンズって5人組やん、と思ってよく見たら、ブライアン・ジョーンズだけでなくミック・テイラーの写真もありました。だから「Hot Six」でいいのか。
ところでこれも紙ジャケ仕様になっているわけですが、実在するプロモ盤とかのデザインの再現になってたりするんでしょうか。
コレクターの方、ご存じでしたら教えてください。



ジャケットの裏側とCD盤面。60年代風のデザインになってますね。CD盤面もアナログ盤を模したもの。
曲目が読みにくいかもしれないので、書き写しておきます。

 Hot Six  
 The Rolling Stones


 01. Jumping Jack Flash (live)  
    from Get Yer Ya-Ya's Out
 02. Brown Sugar 
    from Hot Rocks
 03. She's A Rainbow 
    from Their Satanic Majesties Request
 04. I'ts All Over Now
    from 12 X 5
 05. Honky Tonk Women

    from Through The Past, Darkly
 06. Salt Of The Earth
    from Beggars Banquet  

ご覧のように既存音源ばかりではありますが、なかなか良い選曲だと思いませんか。
最後を「地の塩」で締めるとこなんか渋いです。サンプラーらしく、6曲全て違うアルバムから持ってきてますし。



(2006/07/01)

「デッカ/ロンドン紙ジャケCDコレクション(その1)」「(その2)」「(その3)」

最新の日記に戻る

「資料館」メニューに戻る

トップページに戻る  

inserted by FC2 system