The Rolling Stones in the 60's

Papersleeve Collection


2006/03/16、ストーンズ来日に併せてリリースされたデッカ/ロンドン時代の紙ジャケCD22タイトル。
ディスクユニオン特典がどうしても欲しかったので、通販で注文して全買いしました。まあストーンズだからしょうがないです。
以前に「スティッキー・フィンガーズ」以降のアルバムが紙ジャケCD化されたときは、リリース時に全部買わなかったおかげで集めるのにたいへんな思いをしましたし。(と思ったら、まとめてボックスセットなんか出しやがりました…ちくしょー。)
それはともかく、ユニオン通販でクレジットカードが使えるようになったことがこれほどありがたいと思ったことはありません。そうでなきゃとても買えませんでしたから。


これがその22タイトル。各アルバムの詳細や収録曲については、オフィシャルサイトを見ていただくとよいでしょう。
2002年にabckoがSACDハイブリッド盤でリリースしたタイトル・音源を紙ジャケ化したというかたちですね。
(ただし今回はSACDハイブリッドではありません。)
その結果として、本来あるべきUK盤でなくUS盤の様式で紙ジャケ化されたものが大半なので、アナログ・コレクターの方々からの評価はさんざんなようです。
僕はこれだけのタイトルを紙ジャケ化しただけでも評価すべきだと思うんですが…。



紙ジャケのスリップはこんな感じ。「ザ・ローリング・ストーンズ」という筆書きの文字が、かつて70年代終わり〜80年代初期にロンドン・レコード(キング)からリリースされていた再発盤シリーズの帯を思い起こさせます。自分が初めて60年代ストーンズを聴いたのはそのシリーズだったので、それなりに思い入れがあるのでした。
スリップ一番上のメンバー写真の部分がギザギザに飛び出しているのもけっこういいです。一種の変形帯ですよね。



で、これがディスクユニオン特典のひとつ、紙ジャケ22枚を収納するボックスです。
上から順に「アウト・オブ・アワー・ヘッズ」、「サタニック・マジェスティーズ」、「レット・イット・ブリード」のデザインを使用しています。収納箱のクオリティには定評のあるユニオンのこと、なかなかしっかりした造りです。
しかし全アイテム購入のメーカー特典でも収納ボックスが付いてくるらしいので、箱がダブっちゃうんですが。どうすりゃいいすか。



こちらはもうひとつのユニオン特典、ミニチュアレプリカ帯を紙ジャケCDにセットしたところです。
「アウト・オブ・アワー・ヘッズBOX」に収納される8タイトルのうち、ここに掲載した6タイトルにミニチュア帯がついていました。
ファーストの帯に「これがリヴァプール・サウンドの決定盤!!」と書いてあるのが時代を感じさせます。ストーンズはロンドン出身のグループのはずですが、ビートルズ人気のおかげでなんでも「リヴァプール・サウンド」になっちゃったんでしょうね。
当時リリースされた日本盤の中には、US盤やUK盤のジャケを使わない独自デザインのものもあったので、ミニチュア帯とジャケットがちぐはぐになっているものもありますが、まあそこはご愛嬌ってことで。



USヴァージョンのファースト・アルバムには、ピンナップカードが封入されていました。USモノラル盤初回にのみ付属していたものの再現らしいです。
CD盤面は、2002SACDハイブリッド盤と同じデザインですね。



こちらは「ビッグ・ヒッツ〜ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス」(USヴァージョン)。
僕が聴いてきた盤のジャケは魚眼レンズジャケでしたからかなり違和感あります。これは裏ジャケだろって感じ。曲目・曲順も違いますし。
ということで、日本盤ミニチュア帯とジャケットは合ってないことになります。



でもジャケット内側のミニブックレットの再現はなかなかいい出来です。

その2へ続く


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