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はてなダイアリー(Everything but Music)

2006年8月31日(木) Live and let die
 デ・パルマ版「ブラック・ダリア」、ついに10月公開なんすね。「L.A.コンフィデンシャル」くらいの傑作になってるといいけど。原作が傑作なだけに、見るのが怖い気もする。
 ちなみに、この小説&映画のモチーフになってるブラック・ダリア殺人事件ってのはこんな事件です。グロ画像注意。

      
◆Paul McCartney最新ライヴDVD!(HMV Japan)
 ツアーやるたびにライヴアルバムや映像がリリースされるなんて、昔は思ってもみなかったな…。

◆SylvieVartan紙ジャケRMT6W発売決定(HMV Japan)
 紙ジャケ化の波はこんなところまで来ております。でもターゲットがよくわかんない。

◆ミック・ジャガー、酸素マスク使用疑惑を否定(BARKS)
 オレはアクセル・ローズとは違うぞ、ってか。

◆B・ストライサンドの公演チケット1000枚以上が無効に(ロイタージャパン)
 1枚のクレジットカードで1000枚チケット買ってたら笑うな。

◆ビートルズのメタルカヴァー集リリース(UNDERCOVER)
 アリス・クーパー、スティーヴ・ヴァイ、ダフ・マッケイガン、レミー、エリック・シンガー、スティーヴ・ルカサーetc
 げっぷが出そうなくらい豪華な顔ぶれ。ちなみに「メタルカヴァー集」ってのは僕がメンツを見て勝手に想像しただけなんで、実際聴いてみたら違うかも知れません。10/24発売予定。

◆ビートルズ、EMI及びキャピトルを訴える(BBC NEWS)
 ビートルズネタをもうひとつ。
 自分たちの取り分が少なすぎるとしてレコード会社を訴えるとのこと。その額2500万ドル。(30億円くらいか)
 あわせて、自分たちの音源自体も取り戻そうとしているらしい。前者はともかく、後の方については要注目ですね。

2006年8月29日(火) Vicious
 最近の後悔。ルー・リード紙ジャケをディスクユニオンで全買いしなかったこと。まあいろいろ考えに考えた末とりやめたんだけど、これ見るとやっぱ無理しても買っておけばよかったかなあ、と……。しかしこんなに人気あるとは思わなかった。再入荷分もあっという間に売り切れるなんて。

 
◆ロン・ウッド、ストーンズのメンバーは「退屈!」(BARKS)
 どっちかというと、一仕事終えたあとパーティ三昧ってほうが普通じゃないと思うぞ。もうすぐ還暦なんだから。

◆ボブ・マーリーの記念コイン登場(MTV Japan)
 本人が生きてたらどう思うんだろうね。

◆アート・オブ・ノイズのBOXセット(diskunion新宿中古センターblog)
 デザインがかっこいいなあ。56曲中41曲が未発表というのもすごい。

◆元ベルセバのイザベル・キャンベル、2ndソロ作を発表(CDJournal.com)
 けっこう活発に活動してるよな。なんのかんのいって。

◆エヴリシング・バット・ザ・ガール、ソロ作も含め全14タイトルが紙ジャケ化(CDJournal.com)
 おお、マリン・ガールズもついに紙ジャケに。

◆スミスの全作品が一挙に紙ジャケット化!(ディスクユニオン)
 特典なしですかユニオンさん。期待してたのに。   

2006年8月27日(日) ラテンでレッツ・ラブ または1990サマー・ビューティー計画

   
○フリッパーズ・ギター「THREE CHEERS FOR OUR SIDE〜海へ行くつもりじゃなかった〜」「カメラ・トーク」
 紙ジャケット仕様によるリマスター再発。
 CD時代になってからリリースされた作品の紙ジャケ復刻については、つねづね疑問に思っているんだけど(紙ジャケはアナログ盤のミニチュアレプリカだと思っているので。)、リマスターされているとなれば入手せねばなりませぬ。
 高山徹(くるりや中村一義、スピッツなどの作品を録音しているエンジニア)によるリマスタリング。聴いてみると確かに音はよくなっている。音のふくらみや広がりが増している感じ。もっとシャープな音に生まれ変わっているのかと勝手に想像していたけれど、そうではなく、オリジナル盤の音像を念頭に置いて、そのイメージを壊さないようにリマスターした印象でした。

 作品内容にも少し触れておきます。
 「THREE CHEERS〜」(1989)は見事なくらいネオアコなファーストアルバム。80年代初頭のオリジナル・ネオアコ・ムーヴメント(アズテック・カメラ、ペイル・ファウンテンズ、モノクローム・セット、そしてネオアコではないけど、ラフトレード時代のロバート・ワイアット。)の影響をストレートに受けた曲が並ぶ。全編英語だし。アルバムとしての完成度はとても高いが、小山田&小沢のたたずまいはまだかなり初々しい。
 それに対し1990年リリースの「カメラ・トーク」になると、ぐっと余裕が出てきて、いろいろな要素・遊びをとりいれるようになる。もはや「ネオアコ」という単純な枠ではくくれないほど、ヴァラエティに富んでいる。アンファンテリブルな歌詞も魅力的だ。確か日本レコード大賞のアルバム賞だかを受賞したんだよな。
 今回の再発にあたっては、二枚ともボーナストラックが追加されている。既発の「Singles」などで聴ける音源ばかりで特に珍しくはないけど、音が良くなっているのは嬉しい。

 紙ジャケとしての出来はうーん…って感じ。ジャケ写の精度低いし。
 歌詞カードはCDヴァージョンとなんも変わらんし。
 で、CDキャップ(タスキ)がそのまま復刻されているのもよくわからん。これはいったいなんの復刻なんだ?
 
 それにしても、初めてフリッパーズを聴いてからもう15年以上経つのか……ジジイになるはずだよ。
「雪が溶けて/僕たちは春を知る/同じことただ繰り返す/喋る笑う恋をする/僕たちはさよならする/カメラの中でほら/夢のような物語が始まる/分かりあえやしないってことだけを分かりあうのさ」(「全ての言葉はさよなら」)

※(9/10追記)ミュージック・マガジン06年9月号(フリッパーズ・ギター特集号)掲載の信藤三雄インタビューによれば、ファースト・アルバムの版下にはカラーコピーを使っていたとのことなので、紙ジャケの写真精度の低さはオリジナル通りなのかもしれない。

2006年8月26日(土) キック・ザ・シティ

  
○PANTA&HAL「LIVE! 1980.11.2」
 PANTA&HAL最後期のライヴ音源がリリースされた。1970年代から80年代にかけて活動していたウラワ・ロックンロール・センター(以下URC)という企画集団が主催したコンサートの音源である。
 PANTA&HALには、1980年7月の演奏を収録した「TKO NIGHT LIGHT」(以下TNL)という傑作ライヴアルバムがあるわけだが、それから4ヶ月後の演奏だというのがまず興味深い。この後活動を停止してしまう彼らが、最後期にどんな音を出していたのか。バンドはどんな様相になっていたのか。
 で、実際ふたつの音源を聴き比べてみると、URC音源の方がTNLよりずっと荒々しい演奏だった。テンションの質は変わらなくても、前へ前へつんのめるような性急さがある、というか。TNLにはまだ少々残っていたフュージョン的テイストはきれいさっぱり洗い流されている印象だ。
 演奏曲はかなりの部分TNLと重なってはいるものの、「IDカード」「トリックスター」のライヴVerはこちらでしか聴けない。
 さらに「メルティング・ポット」という未発表曲も収録されている。まだまだ未消化な感じはするけれど、なかなかパンキッシュでかっこいい曲。
 そしてあの「マーラーズ・パーラー」が、やたらとドラマチックな展開になっているのにも驚いた。最後にはドラムソロまであったりする。これが最終型だったんだろうか。ちょっと意外だなあ。
 というわけで、楽しみどころの多いライヴ音源である。音質は最良とはいえないけど(もともと発表を想定して録音していたものではないだろう)、これぐらい生々しくて荒っぽい方が「秘蔵音源」らしくていいかもしれないね。
  ちなみに、PANTA&HAL音源についての過去記事はこちらにありますよ。

2006年8月25日(金) 薔薇はプラズマ

 
◆木村カエラを迎えたサディスティック・ミカ・バンドのリリース決定! (BARKS)
 やっぱりそうなりましたか。そりゃそうなるわな。

◆ロン・ウッドのロンドン公演記念パーティに苦情(BARKS)
 客ががんがん酒をあおってる横でひとりシラフでいるのはつらい……。

◆ビートルズ関連リリース続々と!(HMV Japan)
 リンゴ関係のリリースがないよ。ピート・ベストすらあるのに。

◆殿下究極ベスト「Ultimate」に注文殺到(HMV Japan)
 シングルVerや封印されていた12インチVerがたっぷり収録された、ハードコアファンにも対応したベスト盤。これをきっかけに、ワーナー時代の名作群のリマスター再発が進むといいね。

◆メロトロンとは?(CDJournal.com)
 そもそもの生まれが1946年とはけっこう歴史があるんですね。「テープデッキをオルガンに組み込めないだろうか」という発想自体が素晴らしい。

◆つじあやの、6曲入りミニ・アルバムを発表!(CDJournal.com)
 楽しみやね。

◆シド・バレットのバイクや絵画がオークションに(NME.COM)
 先月亡くなったシド・バレット自身がペイントしたバイクや絵画、手作りの家具、ギターなどが近々オークションにかけられるとのこと。遺族はお金に困ってるのかな。なんかせつないな。

2006年8月22日(火) Turn to stone
 うちのカーステ、CDをなかなか読み込んでくれないという症状がここんとこずっと続いていて、もう寿命なのかな、なんて思っていたんだけど、試しに車載CDプレーヤ用のクリーニングディスクで掃除してみたら……見事に治った。こんな簡単なことで悩みが解決するとは。

     
◆ELO紙ジャケ詳細(HIGH-HOPES管理人のひとりごと)
 「第三世界の曙」のボーナストラックに驚愕。マ、マーク・ボランがギター弾いてるって。

◆iTMSに“降参”する大物アーティスト(ITmedia News)
 なんか取材拒否の多い記事。

◆ベルセバ企画のキッズ・コンピ登場!フランツ、F・リップスら参加(CDJournal.com)
 これはおもしろそうな企画。名盤になるかも。

◆PANTA×鈴木慶一の伝説的プロジェクトのライヴ音源がまさかのリリース!(CDJournal.com)
 パンタ・ケイイチ・オーガニゼーション。「つれなのふりや」と「鬼火」が同じステージで演奏される。たまらんす。

◆「Freak Out!」のドキュメンタリーCDが登場間近!名前を刻みたいなら今だっ!(FRANK ZAPPAの○△□)
 ドキュメンタリーCDってどんなの?スタジオでの会話とかがえんえん入っているだけだったりするとやだなあ。

2006年8月20日(日) Gotta serve somebody

     
◆BOB DYLANの米国ブック・チェーン限定アイテム“BLUES”が近日入荷予定!(ディスクユニオン)
 こういうのの入荷はユニオンの独壇場ですね。値段もユニオンにしてはそれほど高くない。

◆「プレスリーは生きてる?」情報提供者に賞金3億5千万円(ロイタージャパン)    
 物好きな人が……と思ったら、なんだ映画のプロモ企画か。サイトはこれ

◆「ギターヒーロー」にヤング兄弟が登場!(HMV Japan)
 ヤング兄弟のフィギュアはともかく、マーシャルのフィギュアってのにちょっと笑った。

◆エルトン・ジョン、2年ぶりとなるニュー・アルバム発売 (リッスンジャパン)
 タイトルは「キャプテン・アンド・ザ・キッド」。「キャプテン・ファンタスティック」('75)の続編だとか。なぜ今ごろ?

◆CDのパッケージについて教えて!(CDJournal.com)
 そうそう、「デジパック」と「紙ジャケ」を混同してる人がいるんだけど、似て非なるものなんですよ。
 それからトールケース。当時は邪魔くさいと思って、ばしばし捨ててたけど、今ではコレクターズアイテムになっちゃったりしてるんだよなあ…。

◆ストーンズ・ソング人気ナンバー1は「サティスファクション」(BBC NEWS)
 1位が「サティスファクション」で2位が「ブラウン・シュガー」。アルバムは「スティッキー・フィンガーズ」。なんのおもしろみもない結果。
 それにしても、このアンケートをおこなったのがアメリカン・エキスプレスってのがなんとも。アメックスはストーンズのツアー・スポンサーでもあるらしい。My life, My cardですか。

2006年8月17日(木) 彼女について知っている二,三の事柄
 今日はリリース情報ばかりになっちゃったな……あ、最後のは微妙に違うか。

 
◆ムーンライダーズPANAM/ORPLID時代の5作品が2006年最新リマスター&紙ジャケ仕様で発売決定!!
 (ディスクユニオン)

 おおー。ぱちぱちぱちぱち。ひさしぶりに「カメラ=万年筆」とか聴き返してみっか。

◆ルー・リード 後期9タイトルが紙ジャケ化!! (ディスクユニオン)
 名盤「ライヴ・イン・イタリー」も紙ジャケに。で、リマスターは?

◆パトリック・モラーツ ソロ四作品デジタル・リマスター/限定紙ジャケットCD発売決定!(ディスクユニオン)
 イエス「リレイヤー」は大好きなアルバムだったりする。でもモラーツのソロはちゃんと聴いたことないなあ。

◆Byrds、4CD+1DVDボックス・セット!(HMV Japan)
 充実したボックス「Flyte '65-90」は既に持ってるし、DVDだけか、そそるのは。

◆必携 Weather Report 3CD+DVD BOX(HMV Japan)
 こっちもDVDが強力。ショーター、ザヴィヌル、パストリアス、アースキンというメンツでの'78ライヴ。

◆スマパン、新作レコーディング中!(BARKS)
 プロデュースはロイ・トーマス・ベイカーだって。うほっ。

過去の日記はこちら↓
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