最新の日記に戻る

はてなダイアリー(Everything but Music)

  
2006年8月14日(月) Crises
 いっしょうけんめい更新してもアクセス数が増えないのがお盆休み。

 というわけで手抜きです。マイク・オールドフィールド「Guilty」1980ライヴ映像のご紹介。
 「スミルノフ教授がYouTubeから音楽動画を拾ってくる公式ブログ」経由で知りました。(←このへんが手抜き)    

 ピックをくわえてヤケ気味にギターを弾きまくるオールドフィールド御大。ときどき「オー・ギルティ!」とマイクに怒鳴っております。んで最後にはやっぱり「チューブラー・ベルズ」になっちゃうのがなんとも。
 Pierre Moerlen先生のドラムス(面妖なり)も一見の価値ありですね。
 ちなみに1980ツアーのバンドメンバーはここに記載があります。便利だなーインターネット。

 おまけ。名曲「Moonlight Shadow」のアコースティック・ライヴ↓泣けるな。歌詞の内容を知るともっと泣ける。

2006年8月13日(日) That's entertainment

      
◆Paul Weller4枚組ボックス・セット!(HMV Japan)
 ジャム時代からの総括的ボックスになるらしい。うーん、なぜ今なのか。意図がよくわからん。10/9発売予定。
 (8/14追記)CDジャーナルに曲目が
         どうやらディスク1がジャム時代、ディスク2がスタイル・カウンシル、で3枚目と4枚目がソロ時代らしい。

◆Serge Gainsbourg紙ジャケ12W(HMV Japan)
 2ちゃんの紙ジャケスレのこの流れに笑った。お客さんに嫌われるぞん

◆キース・リチャーズの娘「父とは違います」(BARKS)
 親がめちゃくちゃな人だと子供は意外としっかりしたりするものなのか。

◆週刊エンタメ情報・今週の1行ニュース(BARKS)
 ELLE誌の「ミュージシャンの子供たちが親の服を着る」という企画で、フランシスちゃんがカートのパジャマを着て現れた、っていうエピソードが良いです。
 で、閉鎖したCBGBがラスヴェガスで再オープンする、って話には脱力。

◆ピーター・ガブリエルのニュー・アルバムは15年もののヴィンテージ!?(MTV Japan)
 録音に3年はともかく、音源整理に10年って。

2006年8月11日(金) Fool's mate
 北村昌士氏が6月に亡くなっていたそうです。っても今の若い人は知らないだろね。
 インサイターの記事doo-bop daysの記事。僕も昔「キング・クリムゾン 至高の音宇宙を求めて」を精読した一人でした。まだ実家にあるはず。今度帰ったら探して読み返してみようか。


      
◆THE WHOが24年ぶりにオリジナル・アルバムをリリース(bounce.com)
 「イッツ・ハード」がリリースされたのが僕が高校3年の時で、今年は厄年だから……たしかに24年ぶりだ。

◆ムーンライダーズがドキュメンタリー映画公開&オリジナル・サウンド・トラック『moonriders the movie
 「マニアの受難」Original Sound Track』リリース
(bounce.com)

 これはアーカイヴ・シリーズの第2弾になるわけですか?(違うな)

◆キース、怪我を理由に傍若無人(BARKS)
 まるでコドモです。
 ストーンズといえば、こんな記事がNMEに。クリントンの誕生日パーティで演奏するんだって。チャリティ目的のパーティでもあるらしいけど。しかもマーティン・スコセッシがそれをフィルムに撮るらしい。げっぷがでるくらい豪華。

◆16歳少年が世界最速ドラマーに!(BARKS)
 すごい。まあ速けりゃいいってもんでもないでしょうが。

◆T.Rexオリジナル特典!(HMV Japan)
 このぶんだと永遠に秘蔵音源やら映像やらのリリースが続きそう。しかし「スタジオの受付嬢が保管していた」て。

◆ソニック・ユース「Rather Ripped」Lyric Book
 オフィシャルサイトに掲載された特製歌詞ブックレット。なかなかおもしろいです。表紙はリンジー・ローハンだし。
 11Pの写真はカート&コートニー?

2006年8月9日(水) リニアモーターガール
 もうすぐリリースされるヨ・ラ・テンゴ新作から新たな曲("Pass the Hatchet, I Think I'm Goodkind")。オフィシャルサイトでダウンロード可能。"Beanbag Chair"はコンパクトでポップな曲だったけど、今度は長くてノイジー。かっくいい。


 
○Perfume「Perfume〜Complete Best〜」(CD+DVD)(2006)
 驚きのあまりイスから転げ落ちた。で、ばったり倒れたまま床をごろごろ。歓喜のあまり足をばたばた。すげえよ女子高生テクノポップアイドル。
 このPVを見てなにかを感じた人ならば(僕の場合「エーレクトワー!地面がー」のとこで脳天爆発した。)、買って損はしない。もうほめちぎっては投げ、ほめちぎっては投げしたいです。中田ヤスタカはもちろん、まだ顔と名前が一致しない三人の女の子たちも。ついついアキバ臭をかぎとってしまうのはちょっとアレだけど、聴いているうちにそんなことは気にならなくなります。
「街ゆく猫だって空を飛んじゃう街で/キミの存在さえリアリティーがないんだよ/見えるものの全てが 触れるものも全てが/リアリティーがないけど 僕はたしかにいるよ」(「エレクトロ・ワールド」)

2006年8月8日(火) Born to be blue

 
○UA×菊地成孔「cure jazz」(2006)
 漆黒のジャズ。
 世の中には朝聴くジャズも昼日中に聴くジャズもあるけれど、このアルバムは圧倒的に「夜のジャズ」だ。つややかでなめらかで情熱的なUAの声と、クールでありながら熱い菊地成孔のブロウ、そして宝石のような輝きを帯びた坪口昌恭のピアノが、端正かつスリリングなリズムセクションを従えて暗闇の中で絡みあっている。目を閉じてどっぷりとこの音に浸っていると、音楽以外のことはどうでもよく思えてくる。憂鬱なことなど忘れて、純粋な響きの中へ一心に潜り込んでいくことになるのだ。
 どうせならすべてスタンダード・ナンバーで固めてくれれば、とか、UAだけに唄わせてくれていれば、などという不満がないわけではないけれど、それを口に出すのが野暮に思えてしまう。そんな様相の音楽です。
 タイトルは「ジャズ治療」とでも訳そうかな。 

2006年8月5日(土) My bright tomorrow

  
 7月の終わりにリリースされたアルファ時代の高橋幸宏ソロ再発4タイトルです。
 どれも紙ジャケ仕様(巻帯再現がナイス)、小池光夫によるリマスタリング、田中雄二による新インタビュー付き。
 これでアルファ時代のソロアルバムは(ベスト盤を除いて)すべて紙ジャケ化&リマスタリングされたことになります。
 ではリリース順に。

 「薔薇色の明日」は1983年リリース。やるせないロマンティシズムに溢れ、聴くたびに切なくなる名盤です。
 イントロのフレーズが印象的な「Ripple」(ピエール・バルーとの共演)からはじまり、「My Bright Tomorrow」〜「蜉蝣」へ流れる見事な展開。「前兆」や「Are You Recieving Me?」といった名曲群。そしてラストを締めるバート・バカラックのカヴァー「The April Fools」におけるリリシズム。美しい。十文字美信によるジャケット写真も素晴らしいです。

 「tIME and pLACE」は1984年リリースのライヴアルバム。当時は確か限定版としてリリースされたはず。
 バンドは鈴木慶一/立花ハジメ/ビル・ネルソン/デヴィッド・パーマーというメンツでなかなか豪華なのですが、演奏自体はスタジオ・ヴァージョンを忠実になぞるという感じなので、ライヴとしてのおもしろみには少々欠けるところも。ライヴアルバムとしては後の「A Night In The Next Life」(1991)の方が良いと思います。まあ、そのぶんベスト・アルバム的に聴けたりはするのですが。サンディーとのデュエットによる「Drip Dry Eyes」はかなり好きです。
 CD盤面を見て、そういやオリジナル盤はクリアヴィニールによるカラーレコードだったな、なんてことを思い出しました。

 「WILD & MOODY」(1984)は7曲入りのミニアルバムとして発売されたもの。
 「薔薇色の明日」のメロディアス路線から一転、ビートを強調した曲が並び、ソウルフルな女声コーラスが目立ったりして、ある意味ファンキーですらある作品集です。彼の経歴の中でも異色のアルバムなのではないでしょうか。ニール・ヤングのカヴァー(「HELPLESS」です)やっちゃうとこなんかはユキヒロ氏らしいのですが。本人はインタビューで「音数を減らしたかった」と言ってまして、なるほど、と思いました。

 「四月の魚」(1985)は同名映画のサウンドトラック。監督は大林宣彦、主演がユキヒロ氏という映画ですが、残念ながら僕は未見です。でも、そんなことを気にしなくても、ユキヒロ作品として十分楽しめるアルバムだと思います。ただしサウンドトラックという性格上、インスト・ナンバーがほとんどで、ヴォーカル曲は2曲しかありません。その2曲のうちの1曲である「四月の魚」は名曲ですね。この曲を聴くためだけでもこのアルバムを入手する価値はあります。
 ちなみにこの曲でピエール・バルーと共演しているのは、実はこの曲が「薔薇色の明日」の頃に録音されたものだかららしいです。

 しかしほんとにこの頃のユキヒロ氏は精力的に活動してましたね。まとめてこの時代のアルバムを聴きかえしてそう思いました。もちろんこの後、ポニーキャニオン(TENTレーベル)時代、そして東芝EMI時代も着実に作品をリリースし続けていくわけですが、やっぱりアルファ時代のソロアルバムには「特別な輝き」とでも呼ぶべきなにかがあります。
「My bright tomorrow, where are you today?/Why can't you come now and carry me away?/My bright tomorrow, I need to be free/What do I have to do for you to rescue me?」(「My Bright Tomorrow」)

2006年8月3日(木) Have you fed the fish?
 ついにコロンビア時代のマイルス紙ジャケが再発されるらしいですよ。第1弾が9/27、第2弾は10/18。

 
◆BADLY DRAWN BOYがニュー・アルバム『Born In The U.K.』をリリース(bounce.com)
 前作はCCCDだったので嫌気がさして買わずじまいだったんだよな。今度はどうしようかな。
 それにしてもこのタイトル……。

◆ビートルズ『イエローサブマリン』の全貌! (HMV Japan)
 「インサイド・イエロー・サブマリン」と題された検証本が出るのこと。著者名はDr.ロバートだって。

◆イーグルス、新作を予定(BARKS)
 またベスト盤に1曲だけ新曲が、ってパターンじゃねえだろうな。

◆『日本電子音楽』 の誕生を、当事者へのインタヴュー、ディスコグラフィーを交え詳細に検証した奇跡の書。
 (ディスクユニオン)

 図書館に入ったら読もう。

◆スクリッティ・ポリッティの7年ぶりの新作、日本盤化!ボーナスDVD付もあり(CDJournal.com)
 動くグリーンがご家庭で見られるわけですか。あ、YouTubeには往年の映像があるんだ。知らんかった。

◆キース・ムーンの元妻、交通事故で死亡(Reuters)
 キース・ムーンの元妻で、その後イアン・マクレガンと結婚したキム・マクレガンさんが8月2日、テキサス州オースティンで亡くなったそうです。死因は交通事故。享年57歳。R.I.P.

2006年8月2日(水) Remember a day
 
◆ピンク・フロイド、バレットを追悼し再結成?(BARKS)
 やっぱり彼らはシドへの敬意と追慕によってのみつながっていたのか。

◆マッカートニー、クラシックのアルバムを発売(BARKS)
 新作なのにクラシック。

◆小西康陽らがプロデュース!和田アキ子が歌う日本の“スタンダード”集!(CDJournal.com)
 選曲が興味深い。聴いてみたいかも。

◆ストーンズは節税上手…納税率、わずか1・6%(スポーツ報知)
 俺より税率低いよ。

◆元ちとせ、岡本太郎の壁画と共演!(リッスンジャパン)
 あの「死んだ女の子」の再演だそうです。

◆アップルとコカ・コーラ、欧州で7000万曲の無料キャンペーン (ロイター)
 コカコーラすげえ。日本でもいずれやったりするのかな。

◆ピート・ベスト・バンドの演奏に騒音苦情(JAM!Showbiz)
 大金持ちになりそこねた男、元ビートルズのピート・ベストがジョージア州アセンズで野外演奏をしたところ、騒音条例にひっかかりそうになったというお話。バンドやってたんだ。しかもそんなとこまで出稼ぎに行って。

過去の日記はこちら↓
2006年 7月後半7月前半6月後半6月前半5月後半5月前半4月後半4月前半3月下旬
3月中旬3月上旬2月後半2月前半1月後半1月前半
2005年 12月11月後半11月前半10月後半10月前半9月後半9月前半
8月後半8月前半7月後半7月前半6月後半6月前半5月4月
3月後半3月前半2月1月
2004年 12月後半12月前半11月10月後半10月前半9月後半9月前半8月後半
8月前半7月後半7月前半6月後半6月前半5月後半5月前半3月後半−4月
3月前半
2月後半2月前半1月後半1月前半
2003年 12月後半12月前半11月後半11月前半10月後半10月前半9月後半9月前半
8月後半
8月前半7月後半7月前半6月後半6月前半5月後半5月前半
4月後半
4月前半3月後半3月前半2月後半2月前半1月後半1月前半
2002年 12月後半12月前半11月後半11月前半10月9月8月7月6月5月
4月
3月2月1月
2001年 11月〜12月

TOPページに戻る
inserted by FC2 system