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はてなダイアリー(Everything but Music)
2006年6月29日(木) Go buddy go |
この間YouTubeに初めて動画アップしてみたんだけど、その簡単さに驚いた。 で、自分がアップした動画のVIEW回数が少しづつ増えて、コメントが書き込まれたりするようになると嬉しくてたまらない。まるでサイト始めた時みたいな感覚。人気出るはずだこりゃ。 ◆7/26ストラングラーズ7タイトルが紙ジャケで登場!!特典あります!(ディスクユニオン) ユニオン特典は「野獣の館」ボックスに復刻ミニチュア帯全タイトル、そして「Xサーツ」のデフジャケ。デフジャケって、あのドブネズミジャケだよね。ひゃー、すげぇ魅力的。 ◆キース・リチャーズ、ジョニー・デップの父親役を(BARKS) 木から落ちない限り実現するそうです。 ◆ボノ編集長が語る、ロックが貧困問題にできること(bounce.com) 「セレブリティーというのは、ばかげた存在だが、しかしそれはひとつの貨幣でもある。僕はその貨幣を賢く使いたい。これからも10番地(トニー・ブレアの家)のドアを叩くのを止めない」。かっこよすぎます。鼻につきます。 ◆ユニバーサル紙ジャケ アンコールプレス(紙ジャケットCD−紙ジャケ プログレの美学−) 再発の詳細はこちらを参照。 スティーリー・ダンも再発されるらしいです。「幻想の摩天楼」だけ紙ジャケ持ってないので欲しい。 ◆インクレディブル・ストリング・バンド、初期5作が紙ジャケ化(CDJournal.com) 驚喜している人、確実にいますよね。 ◆鈴木茂LAGOON AND SUMMER BREEZE!(初回生産限定 2枚組)(ディスクユニオン) 「バンドワゴン」に続き本人監修リマスター。こちらも驚喜する人、多いのでは。 |
2006年6月26日(月) All roads lead to Inca |
◆Zappa Plays Zappaツアー、日本公演は2007年4月か!?(FRANK ZAPPAの○△□) ラスヴェガスでZPZコンサートを観た人が、終演後、ドゥイージル君に「日本にも来てよ」と言ったら「4月に行くと思うよ」という答えが返ってきたとのこと。おー。でもどうせ東京でしかやらなかったりするんだろうな…。 ◆ストーンズ歴史的映像が2W同時発売!(HMV Japan) 「ワン・プラス・ワン」のジャケ、かっこいいすね。 ◆エルトン・ジョン、税金が高すぎると当局に抗議(BARKS) マンションの固定資産税が年間900万円ってのはすごい。資産価値5億3千万円て…どんなマンションや。 ◆ユニオン限定紙ジャケ復刻!! 初期 10CC 限定復刻で登場です!!(ディスクユニオン) もうすぐ後期作品の紙ジャケがリリースされるのに併せてってことですか。正直、初期4作の方が名盤度は高いです。 ◆アフィニティ紙ジャケボックス 限定販売(紙ジャケットCD−紙ジャケプログレの美学) こちらもユニオン限定再発。新宿プログレ館店頭100セット、ミュージック・フィールド通販100セットのみで予約不可だそうです。ただし、当初発売時に特典だったレプリカ帯とデフジャケは付かないとのこと。 ◆火薬使用量史上最大!KISSが初の野外ライブで爆発する!(SANSPO.COM) ライヴの話題より、紙ジャケの完成度についての部分に反応してしまいました。駄目なファン。 そういや78年のソロ4作がロシア製ボックスセットでリリースされるって記事もありました。 ◆六本木のアートルームで盗まれたヤマタカEYEらの作品の大半が犯人の手によって返還(bounce.com) アートルーム公式サイトでのレポートはこれ。叶美香写真集付きで返還されてきたってのにはつい笑った。 |
2006年6月25日(日) Do you believe in rapture? |
○ソニック・ユース「ラザー・リップト」(2006) ジム・オルークがバンドから離脱して4人に戻ったソニック・ユースの新作。 ジャケットデザインはおどろおどろしいけど、中味の方はずいぶんすっきりした印象。楽器そのもののシンプルな響きを生かした曲がメインで、メロディもはっきりし、スピード感にあふれている。これはやっぱり”アバンギャルド音響派”ジム不在の結果なのだろうか。 あえてクラシック・ロックのクリシェを取り入れることさえ辞さずにいる態度が純粋におもしろかった。そのクリシェ使用が古くさく聞こえず、みずみずしさの元になっているようにさえ思えたから。 「新境地」なのか「先祖帰り」なのか、人によって意見は分かれるだろうけど、僕は「全面支持」のプラカードを上げさせてもらいます。SY入門としても適したアルバムだと思いますよ。 興味を持たれた方は、オフィシャルサイトで全曲試聴できるのでぜひどうぞ。 ところで、アルバムタイトルの意味はどうとればいいんだろう。直訳すれば「もうボロボロ」てな意味になると思うんだけど…。 |
2006年6月23日(金) You left my heart in the garage |
○スパジーズ「アロハ・ゴー・バナナズ」(2005) オーストラリアのガールズポップパンクバンド。CDショップのパンクコーナーにディスプレイされていて、つい目があってしまったので購入。 どんなアルバムかについては、ぴかおさんが的確なレビューを書いておられるので、それを参照してもらうとよいと思います。 蛇足ながら付け加えるとすれば、こんな感じ↓ ・ポップパンクらしい陽性な部分ももちろんあるのだけど、それよりもむしろ陰りを感じさせる部分が魅力的。 ・マフスやGO-GO'Sが大好きな人ならば、間違いなく「買い」です。 ・ボーナストラックとして収録されたライヴ・ヴァージョン2曲が素晴らしいので、入手するなら日本盤。安いし。 ・「Paco Doesn't Love Me」のPVがめちゃくちゃキュートかつかっこいい。ここかここで見てください。 今年末にはセカンドアルバムが出るそう。それまでこのアルバムを味わいつくすことにします。 「あてもなくさまよいつづけてる/頭の中は混乱してる/どうしようもなく腐っていく/今やあたしは生き残ったひとり/昔は良い子だったのに 今はもう血まみれ/可愛いつもりだったけど そんなのは昔の話/楽しいやつだったのに 今はもう退屈な人間/もっとましな人間になりたい ゾンビ女になんかなりたくない」(「Zombie Girl」) |
2006年6月21日(水) Living in the material world |
◆CDジャーナル2006年07月号 特集 ハロー!ブロークバック・ワールド ここまで真正面からゲイアートをとりあげるとは……CDジャーナル侮りがたし。 ◆7/7発売 完全生産限定盤! 幻の名盤お色気BOX(6枚組)!!(ディスクユニオン) 「スペシャルおまけは中途半端で不必要に便利なトートバック&お色気ジャケ130枚弱のポスター付き!!」って宣伝文句に笑った。 ◆『Top Of The Pops』終了(BARKS) 42年間も続いたのに……。CNNにも記事が掲載されてました。これ。少し詳しい。 ◆Jazz 紙ジャケ十八番!300枚!(HMV Japan) 1800円という値段が嬉しい。EとかMとかIとかいうレコード会社も見習って欲しいな〜。 ◆ウエスト・エンド・ガールズ Love ペット・ショップ・ボーイズ(OngakuDB.com) 名前だけじゃなくて曲もPSBのカヴァーばかりってのが徹底してていいですね。 ◆ジョージ・ハリスン「リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」デラックス・エディション化(Yahoo! News) 1973年リリースのアルバムがリマスター+2ボーナストラック+レア映像を収録したDVD付きで再発されるそうです。 発売は英米で9/26を予定しているとのこと。 ◆ローリング・ストーンズ、フランクフルトのコンサートをキャンセル(BBC News) これを読む限り、このキャンセルは単にツアー日程延期後の調整がうまくいかなかったせいで、他の日程には影響ない、ということだけど……依然不安は残りますね。 |
2006年6月20日(火) Hungry freaks, daddy |
◆「Zappa Plays Zappa」レビューと映像(「THIS IS POP!!」6/17) BBSで情報をいただきました。いいなあ、観てみたいなあ。日本じゃ無理かなあ。 オープニングをザッパのMC映像で始めるってのは、気が利いてますね。 ◆グラム・パーソンズのREPRISE時代をボックス仕様でコンプリート!!(ディスクユニオン) 手を変え品を変え何度でもリリースされますね、この2枚のアルバムは。僕が持っているのは2イン1。 ◆Sigur RosのDVD付きシングル!(HMV Japan) ライヴ映像が収録されてたら即買いなんだが。 ◆セックス・ピストルズの名作ブート“SPUNK”、30周年記念再発が決定!(CDJournal.com) ボックス(←持ってる。)にめぼしいデモは収録されてたはずだけど。それでも買わなきゃならんですか。 ◆ザ・フー、伝説の会場でパフォーマンス(BARKS) 詳細なセットリストはこちらに。「WHO ARE YOU」が1曲目とは。 ◆カルチャー・クラブ、ボーイ・ジョージ抜きで再結成(soundgenerator.com) えーと。それってマーク・ボラン抜きでT.REX再結成するようなもんじゃないすか。 |
2006年6月19日(月) 青のレクイエム |
ミサイル発射されたらどこに落ちるんでしょうね…。 ○元ちとせ「ハナダイロ」(CD+DVD)(2006) とてもていねいに作られたアルバム。 上田現と間宮工、それぞれのプロデュース作品を両輪に、今回はCOILや常田真太郎(スキマスイッチ)による制作曲が加わって、曲調は多彩だ。ユーミンの曲も今回はまあまあの出来。曲順がよく練られているおかげか、小さな驚きをともないつつも、アルバム全体が心地よく耳に入ってくる。 でもほんとうは、最初から最後まで「声」の力でねじふせてほしいのだ、元ちとせには。「100年にひとりの声」の力を思い知らせてほしいのだ。これはけして”ないものねだり”ではないはずだと僕は思っている。 そういう意味では、今回も完全に満足はできなかった。レベルメーターはまだ80%くらいしか振れていない。 ただ1曲だけレベルメーターが振り切れそうになっている曲があった。初回盤のみのボーナストラックとして収録された「死んだ女の子」。ヒロシマで死んだ7歳の女の子の独白。鳥肌がたった。アルバムの予定調和を台無しにしてしまいそうな危険なボーナストラック。 まあしかし、よく考えれば、このレベルの曲がずらりと並んでいたら息苦しすぎるかもしれないな…。少なくともポップソングの範疇を超えてしまうだろう。だからこのアルバムはこのアルバムでいいのかもしれない…。 |
2006年6月18日(日) Back to bedlam |
昨日の日記を書くきっかけとなったジェームズ・ブラントのパロディソングのことですが。 アル・ヤンコビック自身のPVというのは(まだ)作られていないようです。 が、しかし、この曲にあわせて非公式のPVを作ってしまった人がいて、その映像がYouTubeで公開されています。 爆発的に笑えるとまではいかないにしても、チープなところも含めてそこはかとなくおかしいです。リップシンクが見事。 元ネタと続けてご覧ください。 ▼ジェームズ・ブラント「You're Beautiful」 ▼アル・ヤンコビック「You're Pitiful」(「君は哀れだ」) |
2006年6月17日(土) Eat it |
今日は再びYou Tubeネタを。 このあいだこんな記事を見かけて、アル・ヤンコビックって、21世紀になってもまだがんばってんだなーとちょっと感動したので、今回は彼のPVを集めてみました。元ネタ映像も一緒に並べてみましたので、比べて見て楽しんでください。 ▼マイケル・ジャクソン「Beat It」 ▼アル・ヤンコビック「Eat It」 まずはやっぱりこれ。当時、日本でもかなり話題になりましたね。ヤンコビック氏のイイカゲンな踊りがたまらんです。ラストが「スリラー」になるとこも気が利いてます。 ▼マイケル・ジャクソン「BAD」 ▼アル・ヤンコビック「FAT」 これも当時MTVとかで頻繁にオンエアされてた記憶があります。「Bad(ワル)」を「Fat(デブ)」に変えただけで、シリアスなドラマがこれだけアホらしくなるというヤンコビック・セオリーの見本のようなヴィデオ。 ▼マドンナ「Like A Virgin」 ▼アル・ヤンコビック「Like A Surgeon」 「処女のように」→「外科医のように」。ライオンがちゃんと出てくるのがおかしい。なんとなく筒井康隆先生の短編「問題外科」を連想させるヴィデオですね。 ▼ジェイムズ・ブラウン「Living In America」 ▼アル・ヤンコビック「Living With A Hernia」 「アメリカでの生活」が「ヘルニアとの生活」に。「I FEEL GOOD!!」は「I FEEL BAD!!」に。 ▼ダイアー・ストレイツ「Money For Nothing」 ▼アル・ヤンコビック「Beverly Hillbillies」 コンピュータ・アニメの使い方が当時とても斬新だったPVを見事に完コピ。ちなみにヤンコビック・ヴァージョンの方のギターもダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー本人が弾いているそうです。 なお「Beverly Hillbillies」というのは、アメリカで60年代に放映されていた人気TVドラマのこと。 ▼ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」 ▼アル・ヤンコビック「Smells Like Nirvana」 90年代になってもヤンコビック氏の勢いは衰えません。これは、ニルヴァーナの大ヒット曲をネタに、歌詞の聞き取りにくさをさんざんからかったヴィデオ。「いったいなんの歌なんだこれは/ぜんぜん歌詞がわかんないよ」 ▼レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Under The Bridge」「Give It Away」 ▼アル・ヤンコビック「Bedrock Anthem」 レッチリの名曲二つをミックスしたPV。初めてこれを見たときは爆笑しました。元ネタが相当インパクトあるPVなのに、それを超えてしまっているという…。 レッチリといえば、新曲のPVが話題になっていましたが、ヤンコビック氏はすでに20年近く前に同じようなことをやってしまっていたんですね。→この曲。 ▼プレジデンツ・オブ・ザ・USA「Lump」 ▼アル・ヤンコビック「Gump」 見てもらえばわかりますが、「Gump」ってのはあの「フォレスト・ガンプ」のことです。これをネタにしたいがためにこの曲を選んだとしか思えないんですけど。 ▼ドン・マクリーン「American Pie」 ▼アル・ヤンコビック「The Saga Begins」 これはすごい傑作。ドン・マクリーンの名曲「アメリカン・パイ」を材料にして、「スター・ウォーズ エピソード1」を語る曲に仕立てたものです。サビの歌詞はこう。「My my this here Anakin guy/Maybe Vader someday later/now he's just a small fry/ And he left his home and kissed his mommy goodbye/Sayin' "Soon I'm gonna be a Jedi" 」。 「アメリカン・パイ」は「アメリカン・ロックン・ロールの神話」についての叙事詩ともいえる曲※1ですが、それを「スター・ウォーズ」という、また別の「アメリカの神話」に関する叙事詩に換骨奪胎してしまったわけです。すごいなあ、アル・ヤンコビック。 これらのPVをもっといい画質でじっくり見たいという方には、輸入盤ですけど「"WEIRD AL"YANKOVIC- The Ultimate Video Collection」というDVDをおすすめします。amazonでは「リージョン1」なんて記載がありますが、普通の国内用DVDプレーヤで問題なく見られますのでご安心を。歌詞の英語字幕を画面に出すことができるので、さらに深く楽しめると思いますよ。 ※1 … 「komasafarina’s ☆ Somethin’ Celebration Is Goin’ On」2005/02/03を参照のこと |
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