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はてなダイアリー(Everything but Music)

2006年5月28日(日) Still on fire
 ううう……休みは今日も来ません。

 気をとりなおして続けます。今日はネオアコ関係の映像をYouTubeで集めてみました。
 ただし、僕が本当に熱中して聴いていた80年代前半のオリジナル・ネオアコ限定です。

▼アズテック・カメラ「Oblivious」(1983)
 まずはやはりこれ。アズカメのファーストアルバムが自分にとってどれほど衝撃的だったかについては、このテキストですでに書きました。まさに「自分のための音楽」だったのです。しかし、ここでのロディ君、ばっちりメイクしてますな。

▼アズテック・カメラ「Walk Out To Winter」(1983)
 「The Old Grey Whistle Test」でのライヴ。この曲も永遠のネオアコ・アンセムですね。サングラスをかけたまま歌うロディ・フレーム。

▼アズテック・カメラ「All I Need Is Everything」「Still On Fire」(1984)
 ラフ・トレードからメジャー・レーベルに移籍してリリースされたセカンドアルバム「Knife」から。ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーがプロデュースしたことでも話題になりました。ただしアズカメが純粋にネオアコを奏でるのはここまで。
 「Still On Fire」PVはアニメーションを効果的に使っていますね。
 時代は少し下がりますが、YouTubeには元クラッシュのミック・ジョーンズとコラボした「Good Morning Britain」(1990)なんてのもありました。

▼ペイル・ファウンテンズ「You'll Start A War」(1984)「Jean's Not Happening」(1985)
 それぞれファーストとセカンドから。ペイル・ファウンテンズ、レコードは買ってましたがアズカメほど好きじゃなかったです。ちょっとウェットなところが気になったというか。でも今聴くとそこが良かったりするんですけど。
 純粋なネオアコサウンドとは言えないかもしれませんが「Thank You」(1982)という名曲もありました。日本のネオアコグループ「BRIDGE」がイントロを完コピした曲を書いてましたね。

▼エヴリシング・バット・ザ・ガール「Each And Everyone」(1984)
 当時アズカメと同じくらい僕が入れ込んでいたのがこのEBTG。これは名作ファーストアルバム「EDEN」から。この曲はほんと大好きです。でも映像は初めて見ました。ベン・ワットとトレイシー・ソーンが若い。
 彼らはいまだに現役なんですよね。オリジナル・ネオアコ・シーン出身でちゃんと生き残った数少ないグループです。

▼オレンジ・ジュース「Falling And Laughing」「Blue Boy」(1980)「Rip It Up」(1982)
 初期音源編集盤「ザ・グラスゴー・スクール」を聴いてから、自分の中で再評価が盛り上がっているグループ。エドウィン・コリンズのへろへろヴォーカルが良いです。

▼ブルーベルズ「Young At Heart」(1984)
 おおブルーベルズのヴィデオが!やっぱすごいなYouTube。
 アルバム1枚で消えてしまったバンドだけど、大好きでした。この曲は今聴いてもみずみずしい。

▼モノクローム・セット「Jacobs Ladder」(1984)
 そうそう、このバンドを忘れてはいけません。といいながらも、当時はあまりピンと来なかったグループです。でもこの曲は良いっすね。で、年代的にいえば、このグループが元祖ネオアコということになるんでしょうか。

▼カラーフィールド「Thinking Of You」(1985)
 スペシャルズに在籍したテリー・ホールも、この時代はこんなネオアコ寄りの曲をリリースしていました。しかも名曲。
 PVに出てくる雨の海辺がいい感じです。

▼ヘアカット100「Boy Meets Girl」「Love Plus One」「Fantastic Day」 (1982)
 今では彼らもネオアコ・グループの仲間に入れられたりしますけど(フリッパーズ・ギターがカヴァーしたせいかな)、当時はあまりそうは思っていなかったですね。サウンドも単純なネオアコではなかったし、ちょっとアイドルぽい売り方もされてたし。でも曲は今も聴くに値しますね。

▼ザ・スミス「This Charming Man」(1983)
▼スタイル・カウンシル「You're The Best Thing 」「My Ever Changing Moods」(1984)
▼プリファブ・スプラウト「When Love Breaks Down」(1984)
 これらのグループはもちろんネオアコ・グループではありません。でも当時僕は、ネオアコ・ムーヴメントの文脈の中で彼らの曲を聴いていました。スミスはラフ・トレード所属でしたし、スタカンはアルバムでEBTGのベン・ワットやトレイシー・ソーンを起用していました。プリファブのファーストが当時の音楽雑誌でネオアコ扱いされていたのも記憶にあります。
 まあ、たぶんいろんな意味でお互いにリンクしたり影響を与えあってたりしたんでしょう。
 
 さて、たらたらと書いていたらけっこうな数になりました。ほんとはマリン・ガールズとかウィークエンドとかディスロケーション・ダンスとかフェルトとか、もっと紹介したいグループはあるんですが、YouTubeに映像がないんですよね。残念。

 

2006年5月27日(土) Fixing a hole
 今日も仕事です……ううう。休みはいつやってくるのか。

  
◆ビートルズの楽曲をモチーフにしたエンターテインメント・ショウの中身とは?(BARKS)
 以前にとりあげたシルク・ド・ソレイユによるビートルズ・ショウの一部がマスコミに公開されたとのニュース。
 タイトルは「LOVE」で音楽監督はジョージ・マーティン。ビートルズの未発表テイクが使われているらしい。この楽曲を使った新しいアルバムも構想されているということなので、いちおう期待しておきます。

◆ヤホワ教典その2がデジタル・リマスターでリイシュー!!(ディスクユニオン)
 ボックス・セットには手が出なくても、これなら買えるかも。

◆お茶目な新楽器、大阪でブレイク中(bounce.com)
 ロシアの民芸品マトリョーシカとテルミンが合体した新楽器「マトリョミン」。ひゃははは。いい、いいぞ。
 実際にどんなものかはこちらで見られます。演奏ビデオもあり。キュートです。

◆“マンガ家が手掛けたジャケット”特集!(CDJournal.com)
 水木しげる、日野日出志が手がけたジャケがツボ。たまらん。

◆ザ・フー、自らブートレグを制作(NME.COM)
 まもなく行われるヨーロピアン・ツアーの全公演を自ら録音・録画し、CD、DVD、ダウンロード、ポッドキャストの4形態でリリースするとのこと。収益は寄付されるそうです。前回のツアーでもCDは販売されてましたけど、今度はもっと手を広げたかたちですね。全部コレクトするマニア、いるのかなあ。

◆ポリス、REMのプロモーター、イアン・コープランド死去(BBC NEWS)
 音楽プロモーター、イアン・コープランドが亡くなったそうです。享年57歳。
 彼の兄はIRSレコード(REMやGO-GO'Sを世に送り出した)の設立者として有名なマイルス・コープランド、弟は元ポリスのドラマー、スチュアート・コープランド。音楽業界と深く結びついた兄弟ですね。
 それにしても57歳というのは若すぎる。RIP   

2006年5月24日(水) Personality crisis
 なかなか更新ができませぬ。先週からずっと休み取れないまま働いてる……ううう。

      
◆「ニューヨーク・ドール」映画評(off hollywood movies)
 これは見たいなあ。Sycoさんのレビュー読むだけで泣けてくる。お、日本でも公開されるやん。→公式サイト

◆ベルセバ来日記念 演奏曲投票開始!!(公式サイト)
 ファンの投票により、これまで日本でライヴ演奏されていない曲をベルセバが今回のツアーで演奏するという企画。
 でも候補曲は5曲だけ。かなりシブい選曲。僕だったらなに選ぶだろう。「何もしなかった夏」かなあ。

◆ドラマ『Gilmore Girls』の今シーズン最終回、キム・ゴードンとサーストン・ムーア&娘のココちゃんで
 ファミリー・ソニック・ユースの巻。
(saltwatertaffyの日記)

 TOKI☆DOKI!! DOKI☆DOKI!!経由。かんじんのSYファミリーのシーンがYouTubeから削除されてちゃってるんで、よくわかんないすけど。ヨ・ラ・テンゴとスパークスの出演シーンはまだOKみたい。
  ※(5/27追記)
   SYファミリーのシーン、復活してました。これ。no painさん、情報感謝です。
   しかしまあ、ココちゃんのベースの弾き方、おかあさんそっくりじゃありませんか。   

◆キッス来日記念、3度目の紙ジャケ化(CDJournal.com)
 前の紙ジャケは再現度低かったからなあ。「アライヴII」のタトゥー・シールとブックレットをちゃんと再現してくれるなら買い換えてもいい。

◆チープ・トリック紙ジャケ全6タイトル 6/21発売(HIGH-HOPES)
 詳細ページできました。
 「ドリーム・ポリス」の「日本盤LPに初回付属のソノシートを縮小して封入(再生は出来ません)」「ファンクラブの入会案内チラシを縮小して封入」てのはすごいね。

2006年5月19日(金) Time waits for no one
  
 懲りずにYouTubeネタ。
 70年代のストーンズが見たくなったので集めてみました。いちおう年代順のつもり。
 今のストーンズからはすっかり失われてしまった、ギラギラしたグラマラスさをご堪能ください。
  ※(5/25追記) また少しコメント追加しました。

▼Brown Sugar(1971/04/15)  TV Performance(Top of The Pops)
 ライヴ演奏のように見えるけど、よく聞くと、カラオケにヴォーカルだけライヴで付け加えてるような気が。サックス吹いてる黒人はだれ?
▼I Got The Blues(1971)  Live at the Marquee Club
 これは正真正銘のライヴ。この曲、ライヴでやったことあるんだなあ…。完全版でないのが残念。
▼Dead Flowers (1972/06/14)  Live in Fortwarth, Texas
 ミック・テイラーのギター・ソロが素晴らしい。「Play the guitar, boy!」ってミックのかけ声もかっこいいぞ。
▼Happy(1972)  Live
 ひょっとして上の曲と同じときの演奏かな。この曲でキースとミックがマイクを分け合うってのは、もう全然見られないすね最近は。キースがこの曲歌ってるときはミックの着替えタイムだもんね。
▼Loving Cup (1972)  Studio Live
 これもかっこいいよなー。大好きな曲。ただこれもミックのヴォーカルのみライヴの可能性あり。印象的なピアノもホーンも全然演奏者が映らないし。
▼On the road 1972  Live( "CocksuckerBlues" Movie?)
 「Happy」演奏をメインに、ツアーの様子が映し出される。これ、ほんとに「Cocksucker Blues」からの映像でしょうか。
 テレビを壊すシーンはヤラセぽい。
▼Love in Vain (excerpt) & Bye Bye Johnny(1972/73?)  Live
 これまたミック・テイラーのソロがたっぷり。「バイ・バイ・ジョニー」もレアですね。
▼Angie(1973)  TV Performance?
 名曲。キースとミック・テイラーが並んでアコギ弾いてるのがなんかかわいい。
▼Silver Train(1973) TV Performance?
 ひょっとして「アンジー」と同じ時に撮ったものかな?それにしてもミックの衣装はすごい。足元ビラビラ。
▼Dancing With Mr.D(1973)  TV Performance?
 これまた同じ時の撮影に思える。テイラーはなぜか女ものの帽子。
▼Midnight Rambler(1973)  Live("Ladies&Gentleman" Movie)
▼It's Only Rock 'N' Roll(1974)  Promo Film
▼Ain't Too Proud To Beg(1974)  Promo Film
▼Till The Next Goodbye(1974)  TV Performance
▼Fool To Cry(1976) Promo Film
▼Hey Negrita(1976)  Promo Film
▼Crazy Mama (1976)  Promo Film
▼Jumpin' Jack Flash(1976)  Live in Paris
▼Miss You(1978)  Promo Film
▼Respectable(1978)  Promo Film
▼Shattered(1978)  Studio Live
▼Far Away Eyes(1978)  Promo Film
▼Let It Rock (1978)  Live in Fortwarth, Texas

2006年5月16日(火) The Great Rock'n'Roll Swindle
     
 えー。クリムゾン特集がおもいのほか好評だったので、調子に乗ってまたやりますYouTubeネタ。
 今回はセックス・ピストルズ特集なり。

「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」「アナーキー・イン・ザ・UK」「プリティ・ヴェイカント」
 まずはお約束のPV三本。今見ると、彼らがいかにフォトジェニックなバンドだったかわかるはず。
 ちなみに「アナーキー」でベースを弾いてるのはオリジナル・ベーシストのグレン・マトロック。

「アナーキー・イン・ザ・UK」
 1976年、グレン・マトロック在籍時のTV出演映像。まだバンドもどこか初々しい。

「セヴンティーン」「アナーキー」「プロブレムズ」「ニュー・ヨーク」「ノー・ファン」「アイ・ウォナ・ビー・ミー」
 1977年7月2日、ストックホルムでのライヴだそう。ベーシストはすでにシド・ヴィシャスに代わってます。ちなみに2曲目からは画質と音質がガクンと落ちるのでご注意を。

「EMI」「ライアー」「ボディーズ」「さらばベルリンの陽」「ベルゼン」
 1978年、バンドが空中分解する寸前のライヴ。ウィンターランドかな?演奏、うまくなってるよね。シドはともかくとして。

「ノー・ファン」
 これも1978年のライヴらしい。ギターのスティーヴ・ジョーンズと客が険悪な雰囲気になってます。演奏自体もどことなく倦怠感ただよう感じ。シドだけ元気だなー。

シド・ヴィシャス「マイ・ウェイ」
 そのシドの傑作ヴィデオ。ラストがたまらん。

「リッチ・キッズ」
 おまけ。初代ベーシスト、グレン・マトロックがピストルズ脱退後結成したバンド「リッチ・キッズ」。この曲はけっこうヒットしたんだっけか。

 しかし、この記事書くためにまとめてピストルズ関係の映像見てたら、やたらと高揚してきてしまった。アドレナリン出まくり。三つ子の魂百までっつーんですか。

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